前世記憶が蘇ったリトル・ツィイーはルビコン3から逃げたい 作:とうや
内装は変更したがフレームはBASHOのままで、愛着がある模様。
武装はランセツとパルスブレードを基準に肩武装は任務によって切り替えるのが基本のスタイル。
今回は左肩に4連水平ミサイル、右肩にメリニットのイリディウムを装備している。
六文銭と別れ、ヘリに揺られてグリッド87付近まで来た。
此処から先はヘリの安全の為、AC単機で挑む必要がある。
【MAIN SYSTEM巡航モード起動】*1
今回はBAWSの第3工廠からの依頼であそこは解放戦線(インデックス・ダナム)が担当したのだけど、道中に湧いて出たMTに乗ったレイダーどもの襲撃で足止めされて防衛が間に合わず。
到着時には既に荒らされていてガチギレしたダナムと指揮下のMT隊が撃滅した様だが、大半は持ち出された後だった。
そして荒らした奴等が向かったのがグリッド087だ。
隣のグリッド086が比較的マトモなドーザー、RaDの本拠地なのは知っているけど……ここってどうだったっけ?
RaDの管轄だったはずだ。
という内容をヘリのオペレーターをやってる幼なじみのアーシルに聞いてみた。
『グリッド087は殆ど廃墟みたいなもんだな。一応隣だからRaDがナワバリ扱いしてたみたいだけど基本放置されてた様だ。どうにもMTが集まってるようで最近、不審な集団の目撃情報があったから、今回の騒乱がなければ今日にでも調査依頼を出す予定があっt ガガッピー』
「アーシル!?」
『通信中だったか?割り込みすまんなRaDのチャティ・スティックだ。ウチのボスシンダー・カーラから突発の依頼がある。今おまえがいるグリッド087には最近ビーハイブを名乗るドーザーが住み着き始めていてな、奴等の駆除を依頼したい。その為の情報提供とグリッドへのハッキング支援を行う用意がある』
平坦な声で告げられる。
庭先だけに調査はしっかりしてあるのか。
「OK、元々ここには不審なMTが集まってるって聞いて調査予定だったんだ」
BAWS云々は一応触れない。
『その情報は肝心な部分が足りないな。まぁ良い、そこにはACが最低4機、MTも30以上確認できている。配置も内部構造もそちらに送った。確認しろ』
ざっと見るとボロボロ過ぎて搬入エレベーターは崩落していて、THE廃墟って感じだ。
「搬入エレベーターは使えないか。侵入口のおすすめは?」
『故障した垂直カタパルト付近の出っ張っている箇所を足場に登るのがおすすめだ。ブーストかアサルトブーストでの上昇推力に自信があればそっちで一息に登っても良い』
構造を見る限り、ギリギリアサルトブーストで届く範囲だ。
だけど、ジェネレーターに無理させると隙が大きいからそこまではしたくない。。
「全部倒したいから地道にやるよ」
『そうか。今回のミッション中はこの回線で繋がるようにしておく。支援が必要なら言え』
『ツィイー、良かったのか?相手はドーザーだぞ?』
通信が復活したアーシルが伺うように言う。
「私が嫌いなのは、暴れ回る酔っ払い共で話ができる相手ならセーフだよ。それに一応暗号通信のはずだったのに通話にガッツリ割り込まれてる。電子戦は先ず負けだね」
言いながら私はチャティが送ってきた構造体の情報と敵のマーキング情報を見て嘘はなさそうだと判断する。
アーシルは相手の背景情報を見て苦い顔を見せた。
『仕方ないか。依頼事態は向こうからの情報*2を信じるなら早期解決が必要な宗教詐欺だ、コレ』
そうこう言ってる間にグリッド構造体の足元までたどり着いた。
「とは言え一応調査名目だ。先ずは相手の出方を窺ってみよう。COM外部スピーカーON」
【外部スピーカーON】
こちらは解放戦線の依頼で調査に来た独立傭兵のリトル・ツィイーだ。
このグリッド087の調査に来た。
あなた達は何者で何が目的だ。
もし、交渉に応じるなら調査は切り上げて解放戦線のミドル・フラットウェルにメッセージを伝えるぐらいはしよう。
【外部スピーカーOFF】
「索敵、範囲最大 実行して」
【MAIN SYSTEM スキャンモード起動。範囲最大スキャン実行】
索敵結果とチャティのマーキング結果は一致した。
『世に平穏のあらんことを……』
「戦闘モードッ!」
【MAIN SYSTEM 戦闘モード起動】
COMが反応するのとほぼ同時に直感に従ってサイドQBを使用するとレーザーが脇を抜けていった。
ノーロックのマニュアル射撃、殺意高くないっ?!
黄色と黒でカラーリングしたカタログでも見覚えの無い四脚ACが素早く上昇した後に対空して浮遊砲台みたいな事をやり始める。
レーザーやプラズマを用いた銃器の特徴はチャージショットで威力が上がる代わりにオーバーヒートすれば暫く撃てないし通常よりも射撃可能回数を消費する事。
逆に言えばチャージしないでオーバーヒートに気を付ければリロードなしに撃てるって訳だ。
更に言うとフレームやジェネレーターのEN武器適性によっては威力が上下する点もある。
四脚で青いブースター炎、武装はレーザー縛りの様子からEN武器偏重か……EN武器に対する防御力が今一なんだよなぁ……BASHOにはきつい相手だ。
程々に距離があるお陰でよけるのは問題ないけど、相手の援護にMTが8機も出てきた。
此処を切り抜けるにはうまくMTを連続撃破してあの四脚ACに向かわなければならないだろう。
相手の増援が来たら、流石に詰む!!
幸い、相手はそこまで耐久力が高くないMTなのだ、先ずは蹴り飛ばす!
次に近くにいる2機はパルスブレードで
ACからのレーザーが飛んできたのでQBで回避しつつ、次のMTをランセツで破壊し、距離のあるMT2機はランセツからアリーナでの偽装に愛用しているメリニット社の小型グレネードガン、イリディウムを撃つと面白い様に当たる。
最後に距離を詰めつつ再びランセツに持ち替えてMTを撃破する。
途中、レーザーを回避しきれず少し削られたが、これで問題なく向き合える。
「準備運動には丁度良かったよ」
『やはり、
この後を考えると、コイツで消耗するわけにはいかないか。
ACV系列の敵キャラが出てきていますが、一応の理由もありますが一番大きいのはファンサ……ではなく、原作前時間にルビコンを混沌とさせておきたかったからです。
取り敢えず、後2話ぐらいで動乱を終わらせたい。