「死因は、青酸カリによる毒殺だから、犯人は男か女の可能性が高いですね。」
と、菅原は言った。
「という事は班長、犯人は女性の可能性が高いですね。」
「ほう、なるほどね。」
その後の警視庁の調べで、マンションの裏から出ていく人を目撃された、近所の話だと男性か女性かどうかは確認できなかった、後ろから走り去って逃げていく人しか見なかったという。
「逃走した人は、何者なんですかね。」
「ああ、恐らく事件の容疑者ではないですかね。」
「それも、考えられるな。」
と、松本は言った。
「この人が、犯人何だろうか。」
「うーむ、それも考えられるな。」
「ええ。」
そして、数分後1人の男が確保された、彼の名前は大塚 誠、マンションへ訪ねて行ったところ、部屋に入っていたらその男は、毒殺されていたと言う。
「ほう、マンションへ行ったら男は死んでいたのか。」
「はい、部屋に入ったところ、すでにその男は死んでいたそうです。」
「なるほど、その男は慌ててマンションから走り去っていったというのかね。」
「はい、被害者はすでに亡くなっていたそうです。」
「ほう。」
「つまり、犯人は女の可能性が高くなったって事になるな。」
「ええ。」
そして、新たに目撃者が現れた。一昨日の夜7時ごろにマンションから玄関から出ていくところを目撃していたのだ、目撃者の話では1人の女性がマンションから出ていくところを目撃されていた。
「やはり、犯人は女の可能性が高いですね。」
「ええ。」
「という事は、女はマンションから出て行ったと。」
「その可能性があるな。」
と、高山は言った。
「つまり、その女が犯人なのかな?。」
「という事は、殺害された男はその女と不倫による犯行ではないかと思うのか、高山。」
「ええ、それも考えられるんじゃないかと。」
「確かに、高山の侑通りならその可能性が高いと考えられるな。」
「ええ。」
「犯人は、前もってウイスキーの中に青酸カリを混入したんじゃないのかな。」
「ああ、それも考えられるな。」
「犯人は、これを利用したんだよ。」
高山は、特捜班のメンバーに犯人が使った毒殺の事を話した。
「つまり、犯人はウイスキーの原液で青酸カリを混入させて、ウイスキーに水で割って、被害者が飲んで毒殺した。」
「なるほど、前もって青酸カリを混入して水割りで飲んで毒殺したって事か。」
「その通りですよ、主任。」
と、高山は言った。
「そうか、もう一本は犯人が用意して水割りを飲んだって事か。」
「そうです。」
「しかし、犯人はこの方法を考えていたとはな。」
と、菅原は南と高山に言った。
「そして、マンションから入ってきた男は死体を発見して、その場で走り去っていった。」
「ほう、なるほど。」
「つまり、殺人犯と思われて逃げ去っていった。」
「ほうほう。」
この男が犯人なのか?