雨晴海岸殺人慕情‐高岡・氷見線の女‐   作:新庄雄太郎

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そして、彼女は高岡市内へ向かった。


第5章 高岡・瑞龍寺の女

そして、雨晴と高岡古城公園へ行った彼女は高岡駅から徒歩で瑞龍寺へ向かった。

 

「あっ、雄介さーん。」

 

と、駅前で叫ぶ。

 

「おっ、アサミーっ。」

 

「いつ、高岡へ来たんだ。」

 

「昨日、京都から特急「雷鳥」に乗って来たの。」

 

「ああ、そうか。」

 

「じゃあ、どこへ行くんです。」

 

「そうだな、じゃあ瑞龍寺へ行こうか。」

 

「ええ。」

 

雄介は麻美に言った。

 

「私は、先週から休暇を取って金曜から日曜まで列車で一人旅をしようと思って高岡へ来たの。」

 

「そうか、じゃあ麻美は京都へ出張へ行っていたのか。」

 

「ええ、そうよ。」

 

そして、2人は高岡市内を歩いていると、そこには高岡の観光名所瑞龍寺が見えてきた。

 

瑞龍寺は、富山県高岡市にある曹洞宗の仏教寺院。山号は高岡山。本尊は釈迦如来。開基は前田藩前田家3代目当主前田利常、開山は広山恕陽。高岡城を築城してこの地で亡くなった前田家2代目当主、前田利長を弔うために建立された。仏殿、法堂、山門の3棟が近世禅宗様建築の代表作としている。

 

「まぁ、ここは国の指定文化財なんだね。」

 

「ああ、そうだ。」

 

「しかし、結構人気なのね。」

 

「うん。」

 

と、雄介は何か、嫌な予感がした。

 

「ん、誰だそこにいる女は?。」

 

瑞龍寺へ行くと、サングラスをかけた女が後をつけていた。

 

「ん。」

 

「雄介さーん。」

 

と、麻美は雄介を呼んだ。

 

「お、おう。」

 

「どうしたの、今のは知り合い。」

 

「え、うんうん、昔勤務していた同僚の女だよ。」

 

「会社の同僚ですか。」

 

「ああ、前に勤務していた同僚だよ。」

 

「そうなんですか。」

 

「ああ、今は辞めてどうしているかはわからない。」

 

と、雄介は言った。

 

「まぁ、そうなんですか。」

 

「ええ。」

 

そう言って、2人は瑞龍寺を観光することにした。

 

「とても素晴らしい寺ね。」

 

「ああ、そうだよ、じゃあ今度は山町筋へ行こうか。」

 

「ええ、いいわね。」

 

と、言って雄介と麻美は高岡市の山町筋へ向かっていった。

 

山町筋は、富山県高岡市中心部にある、伝統的建造物が数多く残る町並みの名称。「山町」とは、高岡城下の旧北陸道沿いに発展した商人町で、高岡御車山祭の「御車山」を保有する10か町を指す。御車山とは、豊臣秀吉の使用した御所車が前田利長より町民に与えられ、各町が手を加えたものである。

 

「どうだい、そこで銅板体験してみるかい。」

 

「えっ、いいの。」

 

「ああ、せっかく高岡へ来たんだから観光プラン「高岡雅美」をやっていこうか。」

 

「ええ、面白そうだわ。」

 

と、言って2人は山町ヴァレーへ行って銅板体験して、和菓子を食べて高岡を満喫した。




そして、事件は意外な展開になってくる。
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