博士の言葉に甘えて探すことにしたけど、どうしよ…
やっぱ元第1部隊のメンバーには会いたいよな〜。
そうだ、コウタまだ第1部隊の隊長してるんだったっけ。
なら誰かとっ捕まえて聞くとするか。
でも流石にここには人いないな…。
よし、部屋見に行くがてらベテラン区域にでも行くか。
ベテラン区間には直ぐについた。
フロアに降りて思ったこと、やはり何も変わっていない。
まぁ、変える要素はこのフロアには無いけどな。
自販機もそのままだし…部屋数も前と変わってないな。
おっ!自販機に誰かいるな。
聞いて見るとするか。
「あの〜、すいません。」
「ん?なんだ?」
「藤木コウタさんってまだ第1部隊の隊長の義務続けられてますか?」
こんだけ低く入ったら問題ないだろ。
「え?コウタさん?あぁ、現役バリバリだぜあの方。」
おぉ、現役バリバリか。ならこの支部にいるのは間違いないか。
後で支部内見回ればいつか会えるだろ。
そうだ、俺の前使ってた部屋誰が使ってんだろ?
リンドウさんの部屋に戻ったのかな?
「あ、そうですか。後あの奥の部屋今誰が使ってるか分かります?」
「誰も使っちゃいねぇーよ。3年前から空き部屋さ。それにしても見ない顔だな。お前新入りか?」
誰も使ってないんだ。
てか、新入りと間違えられてるし。
「え…い、いや違います。」
「じゃあ、派遣されたもんか。俺は笹原ハヤト、第4部隊の隊員だ。よろしくな。」
「あ、よろしくお願いします。」
「あの部屋はな、確か…ジョナサンだっけな?そんな人が使ってた部屋だ。まぁ、どっかに行っちゃったんだけどな。」
そのジョナサンが目の前で質問してんだけどな…。
これは名前秘密にしてちょっと聞いて見るか。
「そのなジョナサンって人はな、凄い神機使いらしいんだ。1人でディアウス・ピター何体も狩るらしいぜ。さらに上官の雨宮リンドウさんも救ったって聞いたな。会ったことないから是非会ってみたいもんだ。」
凄いって言われて悪い気はしないな。
それにしてもいつバラそうかな。
今バラしたら大声だしそうだ。
去るときに俺だってこと仄めかしてから行くか。
「そうなんですか。あ、俺はコウタ探して来ます。同期の人には帰って来たら真っ先に会いたいと思ってるんで。では。」
「おぅ、…って同期?」
これって仄めかしてんのか?
まあ、いいか。
最後の言葉は聞かなかったふりをしてリフトに乗った。
ベテラン区域を後にし、エントランスに向かうため。
オペレーターはヒバリさんが続けているのは知ってるから確実に知ってる人に会えるし。
リフトは順調に下りてる途中、一回止まり1人乗せた。
直感だろうか、瞬時に思った。
こいつと話したらめんどくさいって。
どっかの王子様見たいな服装だし、厨二臭い感じがするし…。
それに立ち方も変だな…
腕輪してるから神機使いなんだけど…なんかなぁ、
「おや?君は見かけない顔だね。新人君かい?」
うわ、向こうから話しかけて来た。
どうしよ、無視ろうかな。
「何も心配することはない。遠慮なくこの僕に聞いてくれ。僕の名はエミール・フォン=シュトラスブルクさ。我が騎士道精神に置いて困っている人を放っておくことは出来ない。さぁ、遠慮なく聞きたまえ。」
………、、、、
予想よりめんどくさそうだなこの人。
適当に相槌打っとくか。
「いえ、別に困ってませんが…」
「そうか、おっ!降りる場所に来たようだな。ではここでお別れだ。また会えたらいいな。はっはっは」
そう言ってエミールは高らかに笑いながらリフトを降りてった。
悪い人ではなさそうなんだけど、どうも俺の苦手なタイプだな。
そうこうしている内にリフトはエントランスに到着していた。
また変わらず前のままのエントランスを想像して降りた。
しかし、ここだけは少し変わっていた。
見たことのないドア等様々な部分が変わっている。
なんでここだけ変わってんだろ?
流石にエントランスは変えといた方がいいと思ったのかな?
まぁ、まずはヒバリさんに挨拶だな。
一通り見回してオペレーターの位置が変わってなく少し安心した。
前と変わらないヒバリさんがオペレーターしてるんだろうなと想像し階段からオペレーターの方を少し覗き込んだ。
そして俺はすぐ覗き込むのを止めた。
何故止めたかって?だってヒバリさんじゃない人が立ってたからだよ。
赤毛じゃなくて金髪の人がいたんだよ。
可笑しい。何かが可笑しい。
ヒバリさんがオペレーターを続けているのはテレビで確認してるから間違いない。
あっ!オペレーター、1人増えたのか。
そうだ、そうだよ。増えんたんだよ。
聞くのが早いから聞くとするか。
「あの〜すみません。竹田ヒバリさんがどちらに居るか分かります?」
「ヒバリさんは現在ラウンジで休憩なさられてます。何か伝えたいことがあれば伝令いたしますが。」
やっぱり増えたんだな。
神機使いも増えて1人で切り盛りすんのはしんどかったのか。
それにしてもオペレーターのデスク変わったな。
なんやら液晶パネルが多量にあるな。
っ…ラウンジってどこだ?
「あ、いえ結構です。自分で探します。すみませんラウンジって何処ら辺にあるんですか?」
「左側の階段の突き当たりにある扉の奥がラウンジです。」
「有難う御座います。」
へー、あの扉の奥がラウンジなんだ。
よし、行って見るか。
そうだ、その前にあの人の名前聞いとこ。
聞いといた方が今後のためにいいしな。
「すみません、お名前お伺いしてもよろしいですか?」
「フラン・フランソワ・フランチェスカ・ド・ブルゴーニュと申します。以後、お見知りおきを」
えーと…何だって?一旦落ち着こうか。
フラン・フランソワ……駄目だ長すぎて思い出せない。
まぁ、フランさんと呼べばいいか。
それで問題ないはずだろ。
「貴方のお名前は?」
「あ、ジョナサン・ヴァリアスです。」
?「え⁉︎ジョナサン・ヴァリアス⁉︎まさかジョナか?」
フランさんに名前を答えるとどうやら聞こえたらしく驚きを隠せない声が帰って来た。
よっぽど耳がいいことに驚いたがそれ以上に驚くことがあった。
急に返って来たからでもない。
知ってる人の声だったからだ。
間違いない、コウタの声だ。
「やっぱりジョナだ!帰ってたんだなぁ〜久しぶり〜!」
「久しぶりです、コウタ」
「相変わらず変わらない口調だな。」
コウタは物凄い勢いでこっちに寄って来た。
それも満面の笑みで。
コウタはどうやらミッションが終わったばっからしく神機を持ったままだ。
更に後ろに見かけないのが2人いる。
コウタの後輩かな?
「あ?こいつらか?…ほらほら、お前ら。俺の大親友に挨拶しな!とてもいい奴だから良くしてもらえよ。」
やっぱりコウタの後輩だった。
彼らはコウタの言われた通りこっちに来て挨拶をしてきた。
「影村リョウです。コウタさんから色々聞いてます。これからよろしくお願いします。」
「ダレン・ロールズです。よろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
予想以上に礼儀正しかったな。
見た目はチャラそうだけど…。
人は見かけによるもんじゃないな。
「新人育成中なんっすか?」
「そうなんだよな〜。ここ最近になって結構増えてきたんだ。もう、これがしんどいことやら…」
「でも、コウタからはしんどさは見られませんけどね。」
「内面がものすごく疲れてんだ。お前も新人指導やって見なって。骨折れんぞ。」
「遠慮しときますよ。」
どうやらコウタもコウタなりに頑張ってるらしい。
元々頑張り屋さんの彼は諦めることが滅多になかったな。
何事にも全力で取り組む姿勢は上官からも褒められてた。
家族のことや隊長としての仕事もあって辛いと思うのに表情に辛さを見せないのは彼の凄いとこだと思う。
こんな素敵なやつを親友に持てて俺は良かったよ。
「そうそう、ジョナ。お前今日帰ってきたんだっけ?」
「えぇ、まぁはい。」
「だったら驚くこと、教えてやろうか?」
「なんすか?気になるっすね。」
「実はだな、あのソーマ君が研究者になってんだぜ!」
「⁉︎」
え…⁉︎マジか。これには度肝抜かれたわ。
ソーマさんって確か勉強嫌いだったよな。
それが研究者になったのか。
努力すれは変われるもんだな。
「なっ!驚きだろ。研究者だぜあのソーマが。俺も初めて聞いた時は本当驚いたよ。まさかなって。」
「俺が今その状況ですよ。」
「だろ。」
さてとだ、コウタにも会ったことだし後はアリサとソーマさん、リンドウさんにサクヤさんだな。
サクヤさんは子育てでゴッドイーターやめたって聞いた覚えがあるな。
じゃあ、リンドウさんも引退してるか。
確か30行ってるよな。
まだ現役だったら本当凄いよ。
取り敢えず、ラウンジにいるヒバリさんに挨拶とラウンジ見学行くとしますか。
はい、コウタと再開しましたね。
エミールとフランの名前合ってるか心配なんです…。
今回出てきた3人のオリキャラなんですが今後登場予定は無いと思われます。
人数補充で出てくるかもしれませんがね…。
最初の方は楽しく書いてるんで更新が早いと思いますが、後々更新が遅くなるのが目に見えてますw
その時がきた場合は更新が遅くなるのですみません。
では、いつ更新になるか分からない次巻で!