誠に申し訳ございません。
「ちょっと、博士!何いい感じにまとめた的なこと言ってるんすか?」
「この事に関しては本当にすまなかった。でもまた戻ってこれたからいいじゃないかな…?」
「そう言う問題じゃないんですよ。全く…。」
俺はいま支部長室にいる。
なんでこんな事言ってるか説明するか。
俺はあの後ノンビリ、リッカさんと共に支部長室に向かったんだ。
「ところでリッカさん。書類探してたと思うんですけど、何の書類っすか?」
「あ〜。それなんだけどね。私も分からないんだ。」
「え?」
「博士には黄色い付箋貼ってあるの探してくれ〜ってしか言われてなかったからね。」
「そうですか…。」
相変わらず雑いなあの博士。
あの山のような量がある書類から黄色い付箋か…
リッカさんも忙しいのに働かせよって。
あの人は…
支部長室に着き部屋に入ると博士がウロウロしていた。
怪しい…。
確実に怪しい。
昔から言い訳をする時、博士はあんな風にしてた。
「博士。ジョナ君連れて来たよ。私は神機の調整してくるからね。」
「おっ…。助かったよ。頑張って来てくれ。」
軽く挨拶を済ませるとリッカさんはさっさと部屋を出て行った。
博士と1体1だしストレートに聞くか。
だいたい予想は着いている。
「えーとだな、ジョナ君…。」
「リッカさんと探してた書類のことですよね博士。あの書類って何なんすか?」
「な……。えーとね。あれにはだな…。」
「あれには?」
さぁ、あと少しだ。
追い詰めたぞ博士。
本当の事を言ってみろ!
「ジョナ君が配属されるべき部隊が書いてあったんだよ。それが消えちゃったんだ。」
「え?消えた?」
なんか清々しくど偉いこと言わなかったか?
俺が配属される部隊?
おいおい、博士。しっかりしてくれよ。
書類無くしたって、マジかよ。
俺はどうしたら…。
「そう。消えてしまったんだ。どうしよ…。」
「いや、どうしよじゃありませんよ。」
「うーん………。あっ!そうだ。ジョナ君には取り敢えず第1部隊に入ってもらうよ。」
おっ。第1部隊か。
「取り敢えずで第1部隊に入っていいんですか…?」
「まぁ、仮だがね。人数もこれで4人になるし。1〜2年前から適正な子が見つからなくてね〜。中々人員補充が出来なかったんだよ。」
以上のことがあり、冒頭であんな事を言ったんだ。
正直、第1部隊で良かったと思う。
けど、本来配属されるとこが気になるんだよな。
博士に聞いても忘れてるだろうから無駄か。
コウタが隊長の部隊か。
ちょっと楽しみだな。
「うむ。書類はまた探しとくとするよ。」
絶対探す気ないだろ。
「とにかくだ。まずは部隊隊員に挨拶してくれ。君がいる時と当然だがメンバーが変わってるんでな。」
「分かりました…。失礼しました。」
挨拶って言っても何処にいるか分からんしな。
ラウンジにコウタはいると思うが……⁉︎
そうだ。コウタに集めてもらえばいいんだ。
それで手間が省ける。
今回はリフトで面倒なのに会わなかった(エミール)
そう、何度もリフトで遭遇すんのも困るが。
ラウンジの人集りはだいぶ減っていた。
コウタはっと…。あっ!いたいた。
ん?寝てんのか?
「コウタ〜。」
無反応。
確実に寝てるな。
頭ぐらんぐらん動いてる。
よっぽど疲れてんだろうな。
「おや?君は…?」
げ?
この声まさか…。
「おー。リフトで会った者ではないか。ここでまた会えるとは何かの運命。僕は思うんだここにい………」
エミール…。
無視だ、無視。
やっぱめんどくさいや。
極東のみんなは慣れてんのかな?
「もう、エミールうるさい。少しは静かに出来ないの?」
「ん?我が最高の親友の妹エリナではないか。」
「めんどくさい言い方しないで。」
ここに前からいたエリナが、エミールに突っ込んでくれた。
どうやらエミールを待っていたようだ。
「それよりエミール何してたの?」
「聞いてくれ。我が人生に紅茶と言う美しき飲み…」
「聞いた私が馬鹿だった。ん?何でジョナさんがここにいるんです?」
あ、聞かれた。
まぁ、全員揃ってるみたいだし挨拶するか。
「俺今日からフェンリル極東支部第一部隊に入隊することになりました。よろしく願います。」
「え?マジ⁉︎」
「おぉ、これは!」
「ん?なんだ?」
二人から歓声が上がった。
そして、その声でコウタがゆっくり起きた。
そりゃ起きるよな。
ラウンジの人全員こっち見てるし。
「あ、隊長。ジョナさんが内のメンバーになるんですって。」
「おっ!本当か。また同じ部隊だなよろしく!」
「はい。」
以外とあっさり終わったな。
そんな話すことも無いから妥当か。
それより何で集まってたんだ?
「じゃあ、ブリーフィング始めるぞ。えーと…ジョナも一緒に行くんだっけな?」
「恐らく…。」
ブリーフィングか。
そういや博士何も言わなかったな。
別に行っても問題ないだろ。
「よし!まぁ、今回のターゲットはヴァジュラだ。ビル街だから奇襲に気をつけながら戦うんだぞ。情報ではH地点に出没が確認されてるから俺と…そうだな、エリナ!エリナと俺でF地点からジョナとエミールはD地点から逃がさないよう挟み撃ちだ。緊急事態があった場合直ぐに連絡すること。いいな!」
「「「了解!」」」
「よし、行くぞ。」
コウタはしっかり計画を立てていた。
昔とは違ってしっかりしていた。
恐らく隊長としてしっかりしないといけないと自分で認識したんだろうな。
そうだ神機取ってこなきゃ。
俺は地下に向かった。
神機制御室はほぼ変わっていなかった。
俺の神機は前と変わらない場所に置いてあった。
リッカさんが置いたんだろうな。
「その神機貴方のでしたか。」
誰かが話しかけてきた。
誰だ?聞いたことない声だな。
「あ、私は大杉ユウキです。」
「…あ!廊下で会ったお方で?」
「はい。そうです。」
整備士だったんだ。
腕輪はめてなかったし。
「その神機よく使い込まれてますね。私、整備士になってあまり時間が経ってないんですが分かる気がするんです。」
「リッカさんに教えてもらったんですか?」
「はい。」
リッカさん、やっぱいい人だな。
「では、ミッションがあるんで。」
「あ、すみません。足止めちゃいまして。」
礼儀正しい人だったな。
レンに少し似て気がする。
神機の感触を確かめ俺はヘリポートに向かった。
途中でコウタに追いついたから一緒いヘリポートへ向かうとにした。
そういやコウタさっきミッションから帰ってきたばっかだよな。
大丈夫か?
「コウタ、さっき帰ってきたばっかですよね。連続で体持つんですか?」
「あぁ今日忙しくして明日ノンビリ休む予定だからさ。今日はいいんだ。」
「あっ、そうっすか。」
やることは昔と変わってないな。
「今回は4年前と違って俺が隊長だな。ジョナみたいに行かないかもしれないが宜しくな。」
「宜しくです。多分俺より上手く行きますよ。」
「またまた。」
俺らは会話しながらヘリに乗り【贖罪の街】に向かった。
一様第一部隊に所属させました。
ユウキ出さないと言いながらいきなり出しましたねw
女性です。男性では無いです。
次はミッションの様子書くつもりです。