「ハッコウシティ到着。すげー都会だな」
「ふ、ふーん…中々すごいじゃない」
「キラキラ隠しきれてないぞ」
テーブルシティを出発して数日、ハッコウシティに到着した。
言っちゃ悪いがキタカミの里とは比べ物にならないほど栄えている都会なだけに、ゼイユはソワソワ通り越してキラキラしている。
そういや初めてテーブルシティに行ったときもめちゃくちゃはしゃいでたな…。
「せっかくだし少し町を見てまわるか」
「そ、そうね…あんたがどうしてもって言うなら仕方ないわね」
「適当に食べ歩きしてブティックとか見ていくか」
というわけで、さっそく町を見てみることにした。
所持金たりるだろうか。
〜チュロスにチュ!にて〜
「チュロスおいし〜!」
「シナモンがきいてて良いな」
「オモテまつりでも出してほしいわね」
たしかに。
チーゴあめなんてゲロマズ商品売るくらいならチュロス出してほしい。
〜ヘアメイクサロン リボーンにて〜
「こういうところのヘアメイクサロンってなにか違うのかしら」
「流行りとかに敏感なんじゃねーかな。今どきの髪型とか」
「かもね。ま、あたしは今の髪型が気に入ってるからいいけど」
「その髪型が都会で流行ることはないだろうな…」
いやゼイユには似合ってるけど。スカーレット色のインナーは尖りすぎだろ。
でもチャンピオンでトップと名高いオモダカさんも髪型とんでもないし、俺ももっと個性的な髪型にすべきか。
〜ヘルダーにて〜
「ベルダー?なんかいけすかない名前ね…って値段たか!?」
「スニーカーで8万か、まじで都会価格だな」
「こんなサングラスも1万するなんて…」
俺もいつかチャンピオンになったらゴテゴテに着飾りたい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そんなこんなで食べ歩きしつついろいろ店をまわった。
案の定はしゃぎすぎたため、今は2人でベンチに腰掛けている。
「にしてもこれ1日じゃまわりきれないわね。続きは明日にする?」
「いやー、明日でも制覇するのは無理だろ。ぼちぼちジム挑戦について真面目に考えてもいいかもな。ナンジャモに会いたいし」
「なによナンジャモナンジャモって…このあたしとデートしてるんだから、もっと集中しなさいよね」
「ん?なんか言ったか?」
「うっさい!なんも言ってない!あんまりうるさいとドガース丸飲みさせるわよ!」
「いつも思うけどお前のそれこえーよ」
ドガース丸飲みなんかしたら間違いなくしぬわ。
そんな風にだべっていると、近くで多くの人だかりが集まっているところがあった。
「なんか向こうに人集まってんな」
「どうせ有名人かなんか来てるんでしょ。興味ないわよ」
「まあまあそんなこと言わずに様子見に行ってみようぜ」
「あんたって意外とミーハーよね…」
ミーハーでなにが悪い。こういう性根がトレンドに乗り遅れないコツなんだぞ。
そんな風に思いつつ、気になって人だかりに近づいてみると、そこにはなんと。
「おはこんハロチャオ〜!ナンジャモの〜?ドンナモンジャTVの時っ間っだぞー!」
ナンジャモきたー!!!!!!!!!!!!!
うおおおおおおおおおおお