転生したら禪院直哉だったので日ノ元軍司を目指したい。 作:遊び人の旅行記
完全体の宿儺めちゃくちゃ強いですね。(冷や汗)
鹿紫雲の戦闘スタイル好きだからもっと見たかったです(泣)
いやー昨日はホンマに忙しかったわ、都内の盤星教施設を全て調査して“星の子の家”をなんとか見つけることができたから、高専で例の殺人事件が起きた後は直ぐに“そこ”に回り込んで悟君が甚爾君をぶっ殺した後の天逆鉾と武器庫呪霊を回収すれば良いだけや。
五条悟の覚醒と夏油傑の呪詛師堕ちフラグは何もせんでも原作通りに進むやろうと今までは思っとったけど、悟君の領域やら傑君の特級呪霊二体持ち事件があった以上は安心できひんからなぁ…。
俺も出来ることはやっとかんとな、あとで後悔するんも嫌やしね。
まぁ、悟君も反転術式がまだ使えんのは変わらへんやろうし、傑君の特級呪霊も俺が交流会で二体とも祓っとるから、甚爾君なら大丈夫やと思うけどな。(星漿体の暗殺を幇助するカス)
万が一にでも天内理子“生存ルート”に行ってしもうたら、その後の傑君の精神状態が読めへんくなってまう、それは流石に怖いからなぁ…絶対に甚爾君には理子ちゃんを銃で撃ち殺してもらうで!(人の心とかないカス)
アニメの演出は完璧やったからなぁ…期待しとるで甚爾君!!(これも原作の流れを壊さない為だから)
盤星教本部“星の子の家”の場所を予め確認してから東京高専の敷地内に待機しとるのはええねんけど、やっぱりもっと離れた位置(安全な場所)から戦いの様子を確認する手段が欲しかったわ。
“薨星宮 本殿”は無理でも、高専の敷地内やったら御三家パワーで一時的に監視カメラとかを取り付けられたんやけどな、そんな暇も余裕もなかったからなぁ…せめて“筵山麓”付近だけでも確認できれば良かったんやけど、甚爾君の警戒心の高さと天与呪縛で強化された五感を考えれば、そこから近くに隠れとる俺の存在に気づかれるかもしれんので迂闊に動けへんしな。
あぁ、なんで俺が態々そんな危険を犯してまで事件現場(事件が起きる事を前提で話すカス)の近くに居る必要があるんかって?
それは五条悟が反転術式を会得できずに死んだら困るからやね、実際に天逆鉾で脳を刺されたり首チョンパされとったらヤバいからなぁ、あの場面は分水嶺やと思うで、そん時は流石の俺も反転術式で助けに入る必要があるっちゅうわけや。(バタフライ・エフェクトを懸念するカス)
後は楽巌寺学長に暇なら星奬体の護衛に協力しろって依頼をされてたんやけど天元様は何を考えて俺なんかにそんな重要案件を回したんやろか?
普通に断りましたけど。(自分の減刑を願い出てくれた恩師の頼みすら断るカス)
別に俺が協力せんでも天元様自身が原作通りに結界術でどうにかするやろうからな。
そもそも、その原作の流れ的に天内理子には死んでもらわな困るねん!(こいつが呪詛師じゃないってマジ?)
なんて、考え事しとったらもうすぐ午後3時やんか!
それじゃあ、ここらで俺が【懐玉・玉折編】でやらなあかんことの整理でもしとこか!
①五条悟の覚醒を確認する。(超重要、五条が死んだらチャートが壊れるけど六眼のリポップとか自分で頑張ればなんとかなるかも?)
②夏油傑の呪詛師堕ちを確認する。(取り返しのつかない要素、場合にもよるけどこの時代では羂索が動かなくなる可能性がでてくる。)
③天逆鉾と武器庫呪霊の確保。(重要だけどリカバリが幾らでも効く)
なんか②だけ地味に難易度高ない?
俺がなんもせんでも世界の修正力みたいなのが働く可能性はあるっちゃあるけど、あんまり期待せんといたほうが良えな。(新田弟感)
おっと、最強コンビ(五条と夏油)と星漿体(理子ちゃん)おまけ付き(黒井さん)が仲良さげに帰ってきたわ。
交流会でこの俺を殺そうとした癖に自分達は暢気に沖縄旅行ですかぁ?いいご身分ですねぇ!!(自分の仕出かした所業を棚に上げて逆恨みするカス)
精々、今は目の前で繰り広げられとる青春に目を焼かれるがええねん、その後に続く絶望のいいアクセントになるからなァあ!!(京都校が生みだしてしまった超高専級の“修羅(ぼっち)”)
うーん、これは良えポジショニングやねぇアニメで観たことがあるわ。(まだだ、まだ嗤うなカス)
ちゅーことはァ、これもうそろそろやろうな…。(ニヤニヤ)
甚爾君の気配はまだ探れてへんけど、どうせ近くに隠れとるやろうから大丈夫やろ!(索敵のできない軍司とは?)
五条悟にも俺と同じ苦しみを味わってもらうで!(背中を刺される苦痛には一家言あるカス)
トスッ
?!…馬鹿な!!………なんで俺の身体から刀が生えてんねん!!(様式美すら感じるカス)
なんでなん…………おかしいやろが、なんで(辞世の句)
カキィン!!(あぁ〜!〝反射〟の音ォ〜!!)
お、、落ち着くんやァ俺ぇェ!!辞世の句にはまだ早いやろ!!
直ぐに反転術式で傷を治して甚爾君から距離をとるんや!
こんなもん“領域展開”(押し合いに負けたからまだ成功はさせてない)に加えて反転術式を使える超天才呪術師(?)の俺からしたらニットのセーターに安全ピンを通されるよりも大した事ない傷や!
五条悟とは違うねん!(五条悟に負け続けている現状から目を逸らすカス)
ちょっと予想外の攻撃やったけど所詮は呪術を扱えん猿の浅知恵やね(笑)そんな術式効果どころか呪力も篭もっとらん刀でこの俺が殺ぶばァガぁあ!!(刀に塗られた毒が拡張術式の副次的な効果によって爆速で回ったカス)
◆
【夏油傑 視点】
「もうすぐ高専結界の裏側だ、向こうで直哉が待機している筈だけど、なるべく穏便に話を済ませてくれよ、悟。」
「だーッから!分かってるよ傑!俺はアイツと違ってやたらめったらところ構わずに勝負を挑んだりしねーし。向こうから挑んでくるから相手してやってるだけだよ!」
夜蛾先生から直哉が目を覚ましたと連絡が入ったのが昨日の夜、星奬体の護衛任務にも協力を頼まれたらしいが彼は断ったらしい…。
気持ちは分かるかな、同化と言っても要するに天元様の存在と結界を維持する為の生贄だ。
それを、まだ年端も行かない少女に求めるのはとても酷な事だろう。
だからそれを、うちの担任は抹消と付け加えた、それだけ罪の意識を持てということだろう。
私達としても、理子ちゃんが同化を拒むのであればその意志を尊重するつもりだ。
直哉にもその話の趣旨を伝えておかなければね、会って早々に再戦なんて事態になるのは御免だ。
階段を上った先で直哉が高専結界の補強(?)を行っていた、相変わらず結界術に関しては器用だね。
護衛には協力しないと言っていた筈だけど何だかんだ心配していてくれたのかな…
悟との会話もどこか上の空だし、なにか周囲を警戒する理由でもあるのだろうか…!?
トスッ
直哉が何者かに刀で刺された、此処は高専結界の内側だぞ!!
私自身も呪力感知は怠らなかった…此奴、まさか呪力が無いのか!?
カキィン!!
数瞬、遅れて直哉が刀ごと男を弾き飛ばすと同時に私の呪霊がそいつを呑み込んだ。
「直哉!…無事か?」
直哉が刺された傷は忽ち塞がっていった、反転術式が使えるのは悟に聞いている…だが傷が治ってもまだ顔色が優れない。
「まさか、毒か!」
反転術式での毒の除去は原因物質の特定が必要であり、より高度な運用が求められる。
「…傑、直哉を連れて天内達を天元様の処まで運んでくれ。」
「アイツの相手は俺がする。」
呪霊の腹を裂いて出てきた男は、恐ろしく強力であろう呪具を手にしていた、その身体に巻き憑く呪霊を含めて得体が知れない。
天与呪縛のフィジカルギフテッドにより呪力を完全に棄て去ったのか?
ならば、その身体能力と肉体強度はいったいどれ程の……。
五条悟とは対極に位置する『怪物』
「油断するなよ」
「誰に言ってんだよ」
短く言葉をかわす
頼りになる親友は今、万全とはいい難い状態だ。
数日前の交流会での傷は硝子の反転術式でも治療しきれなかった、それ以前に私を含めて灰原と七海、気絶した直哉の治療を行っていたのだから無理もない。
それに、今回の護衛任務中に悟は一回も無下限の術式を解いていない、いつ限界が訪れてもおかしくないだろう。
そんな状態にも関わらず、悟が一人で戦う方が確実な現状に歯噛みする…。
直哉が刺されたのは理子ちゃんの背後を警戒して守っていたからだ、あそこに直哉が居なければ刺されていたのは星奬体である理子ちゃんか、もしくは最も警戒されていたであろう六眼の悟だった筈だ。
高専結界の中に入って気が緩んでいた一瞬の隙をつかれた…高専結界に掛からないよう展開していた呪霊を戻してしまった私の失態だ、疲れている悟と違い私が誰よりも警戒しなくてはならなかった。
刺されているのが私であれば、疲労が溜まっている悟の代わりに万全の直哉があの怪物と戦うことが出来たかもしれないのに…。
いや、…今更そんなことを考えていても仕方ない、今は天内を薨星宮に避難させなければ。
あの怪物が何者で、どんな策を弄するとも悟が敗れることはない筈だからね…。
次回、憑依直哉にセリフはあるのか?