転生したら禪院直哉だったので日ノ元軍司を目指したい。   作:遊び人の旅行記

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重面の術式は面白いですよね、死ぬキャラなのが確定しているので安心してクズっぷりを観れます(笑)


主人公(カス)、息してる?やっぱり死んでない?生きてても(原作の流れ的に)詰んでない?

 

 

【伏黒 甚爾視点】

 

呪霊操術のガキはこちらに付かず離れず、龍の様な見た目の呪霊に乗り、空中からこちらに向けて呪霊を撃ち出してきている。

 

当然ながら近接に付き合うつもりはないらしい、呪霊の群れと遠•中距離からの攻撃で一方的に俺を削る腹積もりだろう、持久戦が許されるのなら俺でもそうする。

 

だがなぁ俺が滞空する敵の対処法を持たないとでも思ってんのか?

 

胃から吐き出した武器庫呪霊に拳銃と釈魂刀を取り出させる、奴にとって初見の能力で殺す。

 

先ずは拳銃で牽制をする、弾丸を防ぐために奴が盾にする呪霊で視界を遮り空を蹴って釈魂刀による斬撃が届く距離まで一瞬で詰める、あの武人には当然の様に対応されたがお前はどうか…なんだ!?

 

死角から飛び出た瞬間に龍の呪霊がこちらに向けて突っ込んできた、ここにきて攻めに転ずるかよ…堪らず身を捻りその突進を躱す、まるで釈魂刀による斬撃の射程を分かっていたかのような動きをしやがる。

 

夏油は…既に別の呪霊に移動しているな…慎重な野郎だ。

 

それとも、直哉との戦闘を何処かで観ていたのか?

 

いや、それなら俺が気づかない筈がねぇってさっき結論をだしただろ…監視カメラの類は勿論の事、奴や奴の呪霊の気配も無かった。

 

俺の考え過ぎか?まさか彼奴はもとから斬撃が飛ぶものだとでも思ってんのか?

 

まったく…最近の術師は何奴も此奴も得体が知れない連中ばっかりだな…奴の呪霊が段々と周囲を埋め尽くしていくが、あのガキはいったいどれ程大量の呪霊を取り込んでやがったんだ?

 

薨星宮を埋め尽くさん程の量だ、低級とはいえ俺すらも圧殺されかねないぞ、だが天内理子を本殿の何処かに隠している以上、巻き込みを恐れて物量作戦はとれない、逆に言えば最初からそれをする程の量は奴も取り込んでいないって事だ、それが出来るなら俺が居る参道付近に密集させて一気に押し潰せていた筈だからな。

 

呪霊の出現する勢いも収まり始めた。

 

奴も無限に呪霊を呼び出せる筈が無い、必ず奴の手持ちの呪霊は底をつく、低級の呪霊は奴自身の呪力で強化するか、極ノ番を使用しなければ俺の脅威にはなり得ない。

 

参道付近を俺が抑えている限りは星奬体を薨星宮の外に逃がすこともない。

 

これだけの呪霊に周囲を警戒されたら呪力を持たない事を活かした隠密も難しいだろう、なら俺は隠れずにこのまま少しずつ奴の手札を削ってゆき、堪えきれず向かってきた相手を斬り伏せればいいだけだ。

 

高専から援軍が送られたところで五条悟や禪院直哉に及ぶとは思えない、こちらとしても持久戦は大歓迎だ。

 

「呪霊操術、降伏させた呪霊を取り込み、自在に操ることができる、階級換算で二級以上の差があれば降伏を省き、ほぼ無条件で取り込める。」

 

術式の開示か…今更そんなモンがなんになるよ、こっちが警戒しているのはお前が取り込んでいる呪霊の術式だ、それとも呪霊操術の説明で取り込まれた呪霊のポテンシャルも上昇するのか…?

 

「ンな事今更、『呪霊操術 極ノ番 うずまき』」

 

夏油の背後から巨大な呪力の塊が出現する。

 

当たると確かに厄介だが俺なら幾らでも捌ける規模だ。

 

「取り込んだ呪霊を一つにまとめて超高密度の呪力を相手にぶつける、私は今、一級呪霊を3体、準一級呪霊を13体、二級呪霊を20体、そして残りの低級呪霊をすべてその材料にした。」

 

だから?そんなもん避ければ済む話だろ、それともさっき繰り出した他の呪霊の術式で俺の足止めでもしてみるか?

 

呪霊の背から夏油傑の掌印が結ばれる…降魔印。

 

 

     「だから……こうするのさ」

 

 

    『領域展開 熾盛邪見浄玻璃鏡』

 

 

マジで、どうなってんだよ…最近の術師どもは!!

 

 

 

 

ゴド……ドッ…ン……ズン…ゴ…ゴゴゴ…ドォ…ドォン!

 

………うッ…うるせぇ…なんの音やねんこれ?

 

おちおち寝てられへんねんやけど…なに、この音?

 

なんか地面が震えてない?薨星宮でなんかあった?

 

なんで結界の迷宮が張り巡らされとる筈の場所越しに衝撃が伝わってきとんねん!?(現状に混乱を隠せないカス)

 

甚爾君はちゃんと理子ちゃんを殺せたんやろうか?(寝起き早々に人の死を願うカス)

 

なんか不安になってきたなぁ………?!

 

なーんで目の前にあった黒井さんの死体(仮)がなくなってるんですかねーふしぎですねーだれか説明してくれませんかね…(恐怖に震えるカス)

 

いや、…血痕に引き摺った跡があるから大体の方向はわかんねんけどな…なんでまだ動けるんですかね彼女は?ひょっとして甚爾君、黒井さんに呪具を使わへんかったんか!?黒井さん呪霊化した!?

 

あッ!!なんやちゃんと居るやんか!心配したで!黒井さん♡(心配していたのは原作への影響だけのカス)

 

落ち着いて確認したら此処ってアレやん“高専の忌庫”がある場所やんか!

 

もしかして黒井さん、死ぬんなら原作と同じ場所が良かったってことなんか?健気にも動かない足を引き摺って薨星宮に向かっとるやん!(ナチュラルサイコ発言をするカス)

 

何故か血が止まっとる気がせんでもないけど、せっかくやから俺が死に場所“参道付近”まで運んだったるわ(怪我の有無すらまともに確認できないカス)

 

 

 

 

【夏油傑 視点】

 

    『領域展開 熾盛邪見浄玻璃鏡』

 

この実戦を通じて領域展開の感覚を掴むことができたのは交流会での敗北による自分への不甲斐なさ、そして心の何処かで感じていた、悟や直哉への甘えが二人が目前の敵に殺されたことによって私から取り払われたことが大きいだろう。

 

だが、それも……… ドスッ!!

 

「ハイお疲れ、これで終わりだな。」

「呪術も使えねぇ俺みたいな猿に負けた気分はどうだ、呪術師?」

 

呪力0の天与呪縛、結界術の足し引きに含まれないこの男を私の領域の結界では捉えることができなかった…それ、どころ、か術式の必中対象に選択すること、すら、も…ッゥ!!

 

「無駄だぜ…釈魂刀、対象の魂ごと切り裂く特級呪具だ、この術式効果を使いこなすには俺みたいに魂すらも観測できる“目”が必要だけどな。「呪霊操術 によって降伏を省き取り込んだ呪霊は取り込んだ後にも再度、降伏をさせる事が可能だ」」

 

術式を使用する………流石に速いね、もう、離脱したのか?

 

「自分が死んだ後に取り込んだ呪霊がどうなるのか分からないからね、冥さんの神風にならって取り込んだ呪霊にも強制的に一つの縛りを結ばせているんだ。」

 

理子ちゃんを“天元様の居る大樹の付近”まで移動させる為に一時的に空間を結界術で移動させた呪霊の術式を……

 

「もっと、も…冥さん…の、烏と…違って、そも、そも、肉体のない呪霊に、命を懸けての縛りなんて、結ばせられないんだ、けどね…。」

 

もとから存在する建造物に貼り付けるタイプのシンプルな結界術、薨星宮に貼り付けるには広すぎる為まるで使えないがある程度の範囲と事前にその呪霊にマーキングさせた結界の場所と場所を一時的に入れ替えるのは訳ないさ…この結界術で気に入っているところはね、結界に閉じ込められた対象と結界外での時間の流れが大きく違うってところだ。

 

「私の…術式から、解放、され、た…呪霊は、即座に私のもと、へ…集って、呪霊…どうし、で圧殺するように、命じて、ッあるん、だ………

 

「お前も、死ぬだろ?」

 

おや、随分とお早い御帰りだね。

 

「〝猿〟には理解できないさ…」

 

なんて………愉快な光景だね……ッ

 

閉じ込める結界の内部に私と猿と呪霊の群れが圧縮されていく。

 

私の術式が回復するのが先か、私がこの呪霊の群れに圧殺されるのが先か、このペースでは後者だろうが…それでもこいつを道連れにできるなら構わないさ…死ぬその時迄、

 

 

思う存分に呪い合おうじゃないか

 

 

………失礼、呪術も扱えない猿だったね(笑)

 

 

 






釘崎はアニメに合わせて復活する説、あると思います!

ていうか、あって欲しい(願望)
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