転生したら禪院直哉だったので日ノ元軍司を目指したい。   作:遊び人の旅行記

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内緒やで、ぶっちゃけダサいと思っとんねん投稿間隔がバラけてんの。


子どもってこけるとき顔からぶつけがちだよね

 

 

 

【甚爾視点】

 

 

つい先日のことだ、五条家に産まれた六眼のガキを面白半分で見に行ったのは。

 

云百年ぶりの六眼と無下限の抱き合わせということもあり、当然のように禪院家にもその噂が伝わってきていた。

 

五条家と禪院家の仲は慶長の御前試合から最悪だ、まともな手段でお目通りすることは叶わないだろう。

 

五条家は当然細心の注意を払っている。

 

敷地全体に張られている結界を強化して、外部の人間を近づけることすらない。

 

そんなもん俺には関係ない。

 

結界を素通りし警備の術師の死角を縫って、拍子抜けなまでにあっさりと五条家の敷地内に侵入した。

 

屋敷の外を女中と歩く白髪のガキを見つけるのにそう時間はかからなかった。

 

六眼についての情報は禪院家の術師共が代々残してきた文献で知っている。

 

呪力を原子レベルまで高精度に写し出す瞳。

 

それを用いれば他の術師と一線を画す緻密な呪力操作を可能とし呪力消費を抑えられる為、呪力切れが起こることもまずない。

 

呪術師共が手がでるほど欲しい才能の結晶。

 

俺には関係ないと思った。

 

呪力のない俺は透明人間と同じだ、いくら六眼といえど所詮は呪力感知の延長線。

 

路端の石同然である俺を認識することなど出来ないだろう。

 

気配を消して背後に立つ。

 

最初はただの暇潰しのつもりだったが、俺を認めない呪術界。

 

その上層部がやたらと持て囃す六眼の術師、まだガキとはいえそいつに気づかれることなく近づき、背後をとれたとあって悪くない気分だった。

 

 

 

 

 

だが、五条 悟はさも当然のように呪力の無い俺の存在を気取りやがった。

 

 

 

 

俺とは真逆の異能、真っ当な呪術師としての恵まれた才覚。

 

俺がその気になればいつでも壊すことができると腹の底で見下してきた呪術界。

 

 

 

その寵児ともいうべき存在を前に俺の自尊心が揺らいだ。

 

 

 

俺を馬鹿にしてきた連中をその瞳が肯定しているように錯覚した。

 

 

それから少し経ち、禪院家当主の息子の一人に相伝の術式が刻まれていただとかで家の中が騒がしくなったが、五条家に対抗して無理に持ち上げようとしているのがあきらかだ。

 

十種の術式を持つ術師が禪院家にいない以上御三家の勢力争いは五条家に傾く。

 

その直哉とかいう坊にも同情する、相伝とはいえ歴史の浅い投射呪法では他家での憶えも悪いだろうに同じ御三家の次期当主としてあんな化け物と比べられるんだからな。

 

 

 

五条悟は別格だ、あれと比べられる術師は現代には存在しないだろう。

 

 

だが、そんな御家同士の政も俺には関係のない話。

 

 

呪力のない俺は透明人間と同じ、このクソったれな実家でも居ないものとして扱われる。

 

昔はそれなりにちょっかいをだされたりもしていたが一度【炳】の筆頭連中(躯倶留隊含む)を悉く打ちのめしてからは陰でやっかみを受ける程度の可愛いもんだ。

 

こんな家その気になればいつでも出ていけるがこの家の価値観に染まりきった俺が今更他の非術師どもと同じ様に生きられるとは思えない。

 

呪詛師の真似事で稼ぎながらいずれ最強の呪術師に成るであろう五条悟に殺されるまで暴れつくすのも悪くないが、、、。

 

 

 

 

「禪院甚爾殿であられるか。」

 

 

 

この家では聞き慣れない若い声に振り返る

 

 

 

「禪院直哉だ。」

 

 

ガキの風体に似つかわない武人前としたもの言いと佇まい

 

 

「次期当主候補として、この家で最も強い男に手合わせ願いたく参った。」

 

 

漲っていた呪力が研ぎ澄まされた刃のように鋭くなっていく

 

 

「問答は以上。」

 

 

違和感。

 

 

「手合わせ願おう。」

 

 

なんだこのクソガキ?

 

 

 

 

 

 

投射呪法は種のある加速術式、1秒をなん分割かに分けて動きをつくりそれをなぞって加速する。

 

動きを重ねたぶんだけ加速は増していくが過度に物理法則を無視した動きは作れず、予め作った動きをなぞれなければ1秒間フリーズする。

 

そして術者の手で直接触れたものにもこの術式効果を強制することができる。

 

現当主であり俺の父親にあたる禪院直毘人はこの術式をもちいて最速の術師として自身の名を上げた。

 

 

 

 

 

実際に使ってみて思ったけどこの術式持っとる奴あきらかに他の人間と脳の構造が違うやろ?

 

 

前世の俺ってマルチタスクとか全然出来へんかったのに戦闘中にリアルタイムで無茶苦茶複雑な動き頭ンなかで描けてるしな。

 

 

直毘人に習ってからは1秒24fpsとかカウンター考慮しながらでも余裕で動き作れたわ(笑)

 

 

これひょっとして直線的な動きならもう甚爾君より速なっとんとちゃう?

 

 

逃げてばっかで防戦一方やん甚爾君((笑))つか今どこ行った?!(ガチ焦り)ァ゙あっ!!ちゃんとおったわビビった((震え声))

 

 

、、とか調子乗っとたらマジでワンパンマンされるからなぁ俺は原作の様な不様な真似は晒さん(フラグ)

 

 

既に加速しまくって亜音速超えとる筈やけどずっと目があっとんのよなぁ~

 

 

無理に突っ込むと原作で真希ちゃんにやられたみたくカウンターで一発KO負けやんこんなの(汗)

 

 

正直体力も呪力も切れかかっとんのにこっちには有効打の一つもないんやで。

 

 

分かる?この状況、詰みやでキミ(自虐)

 

 

まぁしゃあないわなぁ、もとより負けることは理解っとった模擬戦やし(開き直り)

 

 

俺が一発くらって勝負ありや。甚爾君も子ども相手に本気で殴ったりシィひんやろ。(希望的観測)

 

 

そういや決めてへんかったけど顔面パンチはルールで禁止っすよネェ?(命乞い)

 

 

俺のハンサム顔が潰れたら世界の損失やし年の為顔面に呪力集中させとこ(日和見采配)

 

 

とりあえずワンチャン黒閃狙って甚爾君の不意ついてみようかぁ。

 

 

空気を固定して時間差で爆ぜさせ屋敷の柱や襖を飛ばし死角をつくりだし、そこを最高速度でぶち抜いたる。

 

 

 

 

 

 

ほんじゃ逝くでぇィ、、、っヅ(舌噛んでもうた)!!

 

 

 

 

 

 

ジェットストリームアタック(失敗)!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何度でも言うで、顔はアカン言ぅたやろ!(言ってない)




黒い女神はどんなに性格悪くても強い奴には微笑んでくれると思ってんねん。
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