ルビコン行ったり帰ったり   作:木冬

1 / 1
登場人物

強化人間C4-621:
第4世代型強化人間であり、ACの操縦をメインに「調整」されている。
手術の結果、感情表現に乏しくなり発言に係る言語機能も著しく劣るが、反面肉体機能は非常に高く学習能力も高い。
この世界線では白髪ロングの儚げな女性の風貌をしている。

エア:
621にのみ『交信』で語り掛けることのできる存在。女性の声をしている。
一見は621の脳内彼女にして幻覚のようにも思えるが、ハッキングしたり情報改竄したり、コーラルを使用したACならば外部から操作もできちゃったりする存在。
実体はないハズだが、非常に重く感じる不思議な存在。

ハンドラー・ウォルター:
621を傭兵稼業でこき使いながら何かをしようとしている、謎の多い人物。
……だと皆思っていたが、実際はめっちゃ621を大事にするし心配するし、危険な仕事をさせた時には自腹で補填してくれる優しすぎるおじさん。
ごすずん。

G1ミシガン:
誰よりも口が悪く、誰よりも厳しく、誰よりも強く、誰よりも前に出て、誰よりも苛烈に戦う「歩く地獄」。
部隊の全員を覚えており、戦闘中でも聞き分けることが出来、ジョークを交えて的確な訓練指針を提示し、その場にいない部下のフォローまでする理想の上司。
ただ、口が悪い。

G6レッド:
ミシガンに憧れ、貧しい家で弟妹の面倒を見ながら訓練を重ね、ベイラム専属部隊「レッドガン」入隊に至った若者。
ミシガンの口調を真似してみたり先輩たちを尊敬していたり、とてもキラキラした青年。
憧れとはいえその口調はマネしない方がいいと思う。

V.IVラスティ:
戦友。とある任務で共に戦って以来、621を「戦友」と呼び、親しく接してくる。
媚びへつらうでもなく、旧世代型強化人間と下に見るでもなく、ただ対等に実力を認める姿に多くの独立傭兵が好意を持ち、オーバードレールキャノンでルビコニアンデスワームとプレイヤーのハートを射抜いた。
イケメンが過ぎる。


チャプターXX.「食事会」

選択ミッション01「ベイエリア潜入」

 

「621、これはある友人からの、私的な招待だ。」

「明日の夜、ベイエリアのレストランを予約していたが……急用により向かうことが出来ないと連絡が入った」

「なかなか予約の取れない店だ。キャンセルするのも惜しい」

「そこで、私たちに行ってはどうかと話が来た」

「もし受諾するなら、明日の18時、ベイエリア第3ステーション東口に来い」

「ドレスコードは気にするな。レンタル合わせの時間も含めて、余裕をもって設定してある」

「……もし来る気になれないなら、他に誘う相手がいない訳でもない」

「俺に……いや、お前のやりたいようにやれ、621」

 

 

 

選択ミッション02「レッドガン迎撃」

 

「G13レイヴンに伝達!これはレッドガン、そしてG1ミシガン総長からの直々の招待だ、傾注!」

「G13!調子は良さそうだな!?では内容を説明する、一字一句聞き漏らすな!」

「我々レッドガンは明日、大宴会を開くことを決定した!」

「部隊間を越え、隊員同士の結束を深め……また馬鹿騒ぎで若干名のガス抜きをするのが目的だ!」

「しかし大人数を収容できる場所は限られている。そこで我々は……」

「ここ、グリッド101西部『タワーガーデン』を貸し切り、各階ごとにメンバーを分散配置することで問題を解決する!」

「今空きがあるのは9階、同階で貴様と面識があるのはG4ヴォルタ、G5イグアスだ!いい機会だ、存分に酔い潰してやれ!」

「なぁに心配するな!お前が出来なくても、最終的には俺が各階を回って、全員酔い潰してやる!」

「おまけだ、貴様のコールサインはなんだ!?G13、復唱!」

「復唱したか!では準備を始めろ!」

「愉快な宴会の始まりだ!!」

 

 

 

選択ミッション03「ヴェスパー部隊ミーティング」

 

「やあ戦友、ヴェスパー部隊から君に依頼がある」

「早速だが説明に入ろう」

「明日の昼から、ヴェスパー部隊の部隊長を集めたミーティングが行われる」

「それに際して、V.Iフロイトから君にオブザーバーとしての参加の要請だ」

「ミーティングの内容は申し訳ないが社外秘も含まれていてね、最初に少し待ってもらうことになると思うが……座り心地のいい椅子を用意させるとするさ」

「……先日の合同演習以降、フロイトは君のダンスにご執心だ。『もっと君の動きを見せてくれ』だと……まったく、罪づくりな奴だよ、戦友」

「シミュレーターを少し使ってもらった後には、ちょっとした食事会も予定されている。マナーにうるさい奴もいるが……なに、私もサポートに入ろう」

「補給部隊専属の料理人が腕によりをかけると言っていた。いい返事を期待しているよ、戦友」

 

 

 

『……日程が重複してしまいましたね、レイヴン』

『貴方はどのミッションを受諾するのですか』

『……実体を持たない私には、食事の必要も味を感じる機能もありませんが』

『貴方が楽しいなら、良いことなのだと思います』

 

『レイヴン』

 

『大丈夫です。私はあなたと共にある』

『さあ、返信を送りましょうか』




コーラルの焼け付きが収まらないので投稿です。

当作品は時系列や世界を無視しているので、すべて独立した世界線とお考え下さい。
私立ルビコン学園でラスティと悪戯する621や株式会社ハンドラーで社畜をする621は全て『幻覚』です、いいね?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。