月面探査記 第二巻   作:gh0sttimes

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かぐや星特殊作戦軍の兵士たち


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第十話 大変なこと

2週間が経ち、偵察作戦終了の日になった。

日本での作戦を終えたルカとアーリマンはバイクで帰路についていた。

「確か、この後は奥多摩でかぐや星特殊作戦軍と合流。そこから帰還か・・・」

ルカはそう呟いた。

奥多摩まではバイクで2時間ほどかかる。

二人は雨の中をひたすら走った。

そして2時間後。奥多摩に到着した二人は特殊作戦軍と合流。

その後ルカとアーリマンは特殊作戦軍と共に母船へと帰還したのだった。

 

数日後、ルカは自室で端末を使い、何やらプログラムを作成していた。

「とりあえず、この部分の通信はどうやるか・・・」

そう呟きながら、キーボードを打つルカ。

画面では常に大量のウィンドウが開かれ、ログやグラフを流し、ある時には閉じていた。

そのような動作を繰り返す画面を見ながら、ルカはキーボードを打っていく。

ルカは再びログを見た。

「はあ・・・ ここでエラーか・・・」

ルカはため息をつく。

そして、ログを閉じた後再びキーボードを打ち始めた。

「これでどうだ・・・」

ルカはそう呟きながらプログラムを起動した。

すると画面上に文字が表示され始めた。

<エラー。SSL証明書が不正です。>

ルカは舌打ちした。

そして再度プログラムを修正するのであった・・・

それからさらに数日後、ルカは自室でプログラム作成に勤しんでいた。

「とりあえず、これで動くかな・・・ とりあえず、前にペネトレーションテスト用のサーバーを立てておいたから、そこでテストするか・・・」

ルカはそう呟いた。

そしてプログラムを起動した・・・

すると今度はエラーは出ずに黒い画面が表示され、ログが流れ始めた。

「とりあえず、これでどうにか成功か・・・」

ルカはそう呟いた。

このプログラムは所謂トロイの木馬型マルウェアであり、将来的には地球での偵察作戦に使用する予定である。

ルカはプログラムを保存しログアウトした。

そして一息ついた後、ルカはベッドに入るのであった。

翌朝。ルカとアーリマンはラウンジで何やら書類整理をしていた。

アーリマンはルカに言う。

「そういえば貴方が立てていたサーバーはどうなったの?」

ルカは答える。

「ああ、あれか・・・ とりあえず動作確認できたからもう停止させたよ・・・」

2人はそんなことを話しながら書類整理をしていた。

「これって確か・・・」

ミスを見つけたのか、ルカはペンを取り出すと一部を修正した。

そして2時間後、ルカとアーリマンの姿は艦長室にあった。

「時空乱流・・・ ですか?」

ルカは艦長にそう聞き返した。

時空乱流とは過去から未来へと流れる時の川が何かしらの要因で渦を巻いて人を飲み込む現象であり、日本では神隠しとも呼ばれている。

艦長は答えた。

「そうだ。簡単に言うとそれが日本で起きた。そこで時空乱流に巻き込まれたと思われる人物が2名ほどいる。」

艦長はそう言うとその二人の画像をモニターに表示した。

一人は5歳ぐらいの子供、もう一人は20代前半ぐらいの女性であった。

艦長は続ける。

「そこで、君たちにはその捜索を任せたい。」

ルカは答える。

「わかりました。」

2人は敬礼をして艦長室を後にしたのであった・・・

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