3日後、日本に到着した2人はまず宿泊施設で休むことにした。
そして翌日から捜索を開始したのである。
まず2人は東京スカイツリーに向かった。
そこで時空乱流に巻き込まれたと思われる人物の目撃証言を集めるためである。
東京スカイツリーの展望台は観光客で賑わっていた。
2人はエレベーターに乗り展望台へと向かった。
そして展望室に辿り着くと、そこには大勢の人がいた。
ルカはアーリマンに合図をし2人で手分けして聞き込みを開始した。
その時、一つの情報を入手した。
それは2人がスカイツリーの展望台で急に姿を消したという情報であった。
ルカはアーリマンに連絡した。
するとアーリマンも似たような情報を入手していた。
2人は展望台を後にしスカイツリーの周辺を捜索することにした。
そして2時間後・・・ ルカとアーリマンはとある公園にいた。
そこは人気がなく静かだった。
ルカは周囲を見渡した。
すると公園の隅に何かがあるのを発見した。
それは・・・ 5歳ぐらいの男の子であった。おそらく時空乱流に巻き込まれた子であろう。
アーリマンもそれを見つけたようだ。
2人は男の子の元へ向かったが、逃げられそうになった。
しかしアーリマンがブラスターをショックモードで撃ったことで男の子はその場で気を失うことになった。
「あー・・・ アーリマン。少し手荒すぎやしないか?」
ルカはアーリマンにそう言った。
アーリマンは答える。
「仕方ないでしょ・・・ こうでもしないと逃げられていたわよ・・・」
アーリマンは任務に忠実であるが故にたまに倫理観がどこかにいってしまうのだ。
そして2人は男の子を保護施設へと連れ帰ったのであった。
その後2人は無事に帰還を果たしたのであった・・・
男の子は後遺症もなく、病院から退院した後、警察を経由して無事に家族のもとに帰された。
「では、子供は無事に見つかったということだな?」
帰還後、ルカとアーリマンは艦長室にて作戦結果の報告を行っていた。
艦長は2人にそう聞いた。
「はい。無事に作戦は成功しました。」
そして艦長は言った。
「うーむ・・・ だが、戦闘でもないのにブラスターを使うのはまずいぞ・・・ しかも子供に・・・」
アーリマンは答える。
「申し訳ありません・・・」
艦長は続ける。
「まあ、今回は許してやるが次からは気をつけるようにな。」
そして2人は敬礼をして艦長室を後にしたのであった・・・
ルカは自室で過去のレポートを読んでいた。
「うーん・・・」
ルカはとあるレポートを真剣に読んでいた。
タイトルは<人工的な時空乱流の可能性>
時空乱流を人工的に発生させる兵器の開発計画のようだ。
ルカはレポートをさらに読み進める。
すると興味深い文章が目に入った。
<時空乱流は過去と未来を繋げる> そんな記述があった。
ルカはその文章をさらに読み進める・・・ <人工的に時空乱流を発生させることにより、敵対勢力の幹部の暗殺を簡単に実行できるのではないか>
そのような記述がされていた。
この記事はどうやら、ディアボロ政権時代に書かれたものであるらしく、当時の研究資料が添付されていた。
ルカは読み進める・・・
<人工的に時空乱流を発生させる装置の開発には成功した>
そしてさらに読む・・・
<だが残念ながらまだ実用段階ではないようだ>
そう書かれていた。
そして最後のページにこう書かれていた。
<もしこの装置が完成した暁には、我等の新政権は必ずや地球圏統一を果たすであろう!>
そんな文章が書かれていた。
ルカは読み終わった後少し考え込んだ・・・
(もしこの装置が完成したらどうなるんだろう?)
そしてルカは端末にメモするとそのまま眠りについたのであった・・・