月面探査記 第二巻   作:gh0sttimes

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第十ニ話 地球での訓練

次の日。

艦内の射撃場では射撃訓練が行われていた。

射撃場ではアーリマンがライフルを構えていた。

アーリマンはスコープを覗きターゲットを狙い撃つ。

弾丸は見事に命中したようだ。

2発目の弾丸もターゲットに命中した。

3発目・・・ アーリマンは引き金を引いた。

しかし弾丸はターゲットから外れてしまったようだ。

アーリマンは少し悔しそうな表情を浮かべたがすぐに射撃を再開したのであった・・・ 射撃訓練が終了した後ルカとアーリマンはラウンジへと向かった。

するとそこには艦長がいた。

2人に気づくと艦長は話しかけてきた。

「おお2人とも今射撃訓練が終わったのか?」

アーリマンは答える。

「はい、そうですが・・・」

そして艦長は言った。

「そうか・・・実は君たちに頼みたい任務があるのだが・・・」

ルカとアーリマンは顔を見合わせるのであった・・・

数日後ルカとアーリマンは日本のとある長野県北部にいた。

2人は尾行されていないかを確認してから山の中に入っていった。

しばらくして、隠されたトンネルを通り抜けるとそこは巨大な地下空間になっていた。

かぐや星特殊作戦軍第33基地。

日本の地下に隠されたかぐや星特殊作戦軍の基地である。

この施設は自衛隊の幹部の中でも限られた人にしか認知されておらず、基地を置く代わりに日本の有事の際には協力して対応するという日本政府との密約の下、ここに基地をおいている。

 

そして2人は基地の中へと入っていった。

 

するとそこにはアーリマンと同じくかぐや星特殊作戦軍の女性隊員の姿があった。

その女性は2人に気づくと話しかけてきた。

「あら貴方達が例の・・・」

2人は敬礼をして答える。

ルカは自己紹介をした。

そして女性も自己紹介をするのだった。

彼女はクライス・ディートリッヒ・ウェンデルといい、年齢は26歳。

3年前までかぐや星地上軍第一空挺師団の兵士の一人に過ぎなかったが、その優秀さを買われ、特殊作戦軍の中でも精鋭の地球方面軍に配属されることとなった。

「確か、今日は自衛隊との共同訓練だったわよね?・・・」

アーリマンはそう問う。

クライスは答えた。

「はい。本日は自衛隊との合同訓練です。」

2人は基地の中にある更衣室で着替えると早速射撃場へと向かった・・・

3時間後。

ルカは疲れ果てていた。

(まさかここまでハードな内容だとは思わなかった・・・)

そして今回の訓練内容を改めて思い出していた。

今回の訓練は都市部に侵入した敵部隊を撃滅するという内容であったが、何よりも武器が使いにくいのである。

「ロ号37式ブラスターはかぐや星軍の中でもかなり不評なんだよな・・・ 重いし、何ならたまに暴発するし・・・」

ルカはそう呟いた。

するとクライスが話しかけてきた。

彼女はルカに言う。

「確かにその銃は使いにくい武器ではありますが・・・ でもその分威力は高いんですよ?」

(まあ確かにそれは事実であるな・・・)

とルカは思ったのであった。

そんな会話をしていると訓練終了の時間となったようだ。

2人は基地へと戻ることにしたのであった・・・

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