月面探査記 第二巻   作:gh0sttimes

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この資料は2030年に執筆されたものである。


かぐや星の現状

1980年代のディアボロ政権崩壊の混乱により急激に崩壊したかぐや星の秩序は、その後のゴダート将軍による軍事政権によって取り戻された。

しかし、その後の実体のない危険な経済成長は<資本の偏り>を引き起こす事態となった。

これは結果的に極端な受験戦争を生み出すこととなり、大学受験は地球の国家における<高考>以上に騒がしいものとなる。

それに伴う軍の右傾化は最悪と言えるレベルに達している。

 

 

ディアボロ政権崩壊以降のクーデター未遂一覧

 

1993年2月2日 クラースナン事件(かぐや星から30光年離れたクラースナン星でかぐや星地上軍1個連隊が武装蜂起を起こし、独立国家<クラースナン共和国>の樹立を宣言した事件。3日ほどで本国軍に鎮圧された。このクーデターの段階で反乱軍が現地民を虐殺した。同時に数百人の子供が拉致されたという噂もある)

 

1993年2月23日 軍用データベース不正アクセス事件(地上軍において最も過激派とされていた青年将校が、軍用データベースに保管されていたゴダール博士の研究成果へ不正アクセスを試みた事件。未遂で終わったがその中にはエスパルに関する情報も含まれていた。)

 

1993年5月13日 地上軍クーデター未遂事件(かぐや星地上軍において最も過激派とされていた青年将校の1人が、反乱軍を組織してクーデターを企てた。しかしこれは事前に発覚し鎮圧された)

 

1993年6月19日 三光事件(地上軍によるクーデター計画が発覚した事件。)

 

2000年2月2日 オークラント事件(オークラント星で行われた地方選で極右政党<かぐや星復古連盟>による不正選挙疑惑が浮上した事件。実際には全くの民意であったことが証明されている)

 

 

これらの事件は殆どが地方の貧困によるものであり、特にオークラント事件は地方の貧困の是正を掲げるかぐや星復古連盟が地方にとってはまさに救いであったことを示している。

度重なるクーデター未遂事件や暗殺は政権にとって最も重要な選択を迫ることとなった。

それが現在まで続くかぐや星特殊作戦軍である。

民主主義の理念に最も忠実な兵士によって構成されているこの軍隊は暴力的な背信行為への対処を行うために結成され、2020年現在までに数多くの犯罪を取り締まってきた。

そして、現在ではかぐや星特殊作戦軍の作戦範囲は拡大し、太陽系にまで及んでいる。

 

かぐや星特殊作戦軍の作戦の一環と思われる事件

 

2000年12月13日 荒菅沢事件(この地の地下に存在するかぐや星特殊作戦軍の近くを歩いていた25歳の男性が何者かに誘拐された事件。後に被害者はロシアの都市プスコフで発見され、2ヶ月後にロシア政府の計らいで日本に帰国した。なお、重度の記憶障がいを負うこととなった。

 

2000年12月18日 西井事件(長野県にエイリアンがいるという都市伝説を流布した30歳のSF作家が何者かに拉致された事件。後に被害者はピランコネス自然公園東部で発見され、スペイン政府の計らいによって日本に帰国した。こちらも同じく重度の記憶障がいを負うこととなった。都市伝説自体は日本警察の調査により全くの事実無根であるという結論に至った。

 

2022年3月 ドネツク大爆発(ドネツク州で大規模な爆発が起きた事件。死者は数千人に上り、ウクライナ政府は原因は不明であると発表した。)




受験の時に必要なのは学力? ははっ。本当に必要なのはカネとコネとカンニング屋だよ。そして、0歳で特許を取ることさ。これさえ取っておけば死ぬことはない。もし死んだら、チキン屋か靴磨き。それが出来なけりゃ首吊って死ぬしかない。現にそこの団地でも警察が自殺した死体を50人ぐらい運び出してる。

Byかぐや星のとある住人
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