ワイ最強転生者パイロットwww一般モブパイロットの実力が二桁間違えている   作:デルタイオン

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怪物『ヂュ❤人類美味しくてご〜め〜ん❤産まれてきちゃってご〜め〜ん❤』

人類『ガチでタヒね』


バーサーカーに連れ去られちゃった♡

俺はこの世界最強のパイロット。名前はレイン。レイン・ナーフ。

 

今日も俺の専用機と共に戦場へ出る。恐怖は無い。何故なら俺は最強だから………なんてわけじゃなくてですね。いや、ホントの事を言うと最強なのは俺じゃなくて俺を守ってくれる一般モブパイロット達なんだ。

 

俺はただ彼等に守られながら最低限の仕事をなんとか汗だくにこなして生還するのに精一杯だ。そうやって生き延びているといつの間にか勇者だと呼ばれるようになってきたんだ。

 

マジで俺には実力が無い。最低限雑魚には勝てる程度の腕はあると思うが、俺の周りに居るモブパイロット達に勝てるのかと言われると……絶対に無理だ。

 

あいつら唯一自分を守ってくれる盾を捨てて数百の群れに特攻しては生きて帰ってくるし、銃もサーベルも無い素手の状態で上級怪物倒すしで主人公以上の実力があるんだもん。俺なんて機体のスペックに頼ったヒットアンドアウェイで戦ってるだけだからそこらの小学生にでも出来る。

 

しかも成長スピードが段違いで1を聞いて世界の真理知るような奴等ばっかりなんよ。そんな怪物が蔓延るパイロットチームにてチームリーダーとして君臨してるんやけど……俺の弱さバレたらもう冷たい目を向けられるだけじゃないよな。お国の力を使って殺しに来る。最初に偉そうにしてた頃の恨み絶対に忘れてないだろうし……

 

バレるわけにはいかない……なんとしても最低限相応しい実力を身に付けなければいけない!!

 

でもそんな才能まったく無いからどうすれば良いのか考え中である。

 

さて、そろそろ現実に戻ろう。前述の通り俺は専用機を駆りチームを引き連れて友軍の支援任務を行っている。大規模な反攻作戦を行う為の下準備中であるため、厳重な防衛を施したいとの事だ。ホンマに俺達のチームでええんか?このチームのリーダー俺やぞ?マジで上の連中は見る目が無いな……

 

 

 

 

―――――

 

 

 

 

本当に我々の上の方達は我が愛しの隊長を見る目が無い。

 

こんな防衛任務程度なら我々初期部隊じゃなくて新兵だけでも良いだろうに……本当に何を考えているのやら………

 

こんな所で隊長の能力を無駄遣いするわけにはいかない!!もっと前線にて輝かしいご活躍をさせるべきだ!!

 

しかもこの反攻作戦はあくまでも囮。その囮に主戦力の7割を引き裂いてどうするのだ!?

 

まったく……考えれば考えるほどに苛立ちが湧いてくる!!

 

隊長はこの任務に不満が無いのだろうが?いや、あるに違いない。

 

隊長は本物のバーサーカーだ。戦闘を行う為に存在し、それ以外をなんとも思っていないかのような人物。神話の戦士達を統べる王者を殺した者そのものであるかのようなあの隊長だ。内心不満が溜まって憂さ晴らしできないのだろう。

 

そうと考えれば上申するしかない。私と隊長だけがこの部隊から外れても任務遂行に問題は無いだろう。それならば二人で最前線へ赴くべきだ。前線の士気も上がるに違いない。きっと泊進撃をお見せしてくれるだろう……

 

 

 

 

―――――

 

 

 

 

モノホンのバーサーカーめ!!この私を地獄へ導く悪魔となろうのか!?

 

ヤバい。アカン。非常にアカン。

 

え〜っと……そのだ。俺はそこまで戦闘をしたくないと言いますか〜……え?すぐそこ?人類のため?俺が居れば勝ち戦?冗談じゃねぇ!!

 

人類は争いをしてはいけないって教えはどうなってんだ教えは!!

 

ヤバいな……説得できねぇ………

 

あ〜じゃあ上と相談してね?してから………え?駄目?あ、やべぇ……疑いの目だ。

 

これ……行かないと絶対メールで「さよなら」って来るよ。そのあと後ろでナイフ持ってるこの子に刺される。絶対。

 

え〜……わかった。だけど!!もう大丈夫だと感じたら撤退するからね!!すぐに撤退するから!!いいな!!

 

よし、10秒だけ戦って帰ろう。そうしよう。

 

 

 

 

―――――

 

 

 

 

「隊長が出ただと!?いつだ!!………今さっき?どういうことだ……説明しろ!!え?カリンが連れてった?あの女狐………仕方が無い。編成を組み直し、迅速に準備を終わらせる。工程も組み直して防御を固めるぞ!!今日中に全部だ!!やるしかないだろう……面倒な事を押し付けてきたな……!!」

 

隊長とバーサーカーが出撃してからおよそ5分。

 

異変に気がついた副隊長がその場に居た兵士に問い詰めるとなんと前線の支援に向かうのだと言う。

 

その前線は最近疲弊しており、補給が少ないと聞いている。そんの所に火力を投入すれば敵の意識が向いてしまい、更に苛烈な戦いになる。

 

なのに何故行ったのか。それはカリンの魔の手によるものだと直ぐ様気がついた。だが同時にあの女狐が浅はかな考えだけで赴くとは思えない。なにせ一般的な常識は知らないくせに戦闘になると全てにおいて冷静で的確な判断を瞬間的に思い付くのだ。彼女の指示で助けられた事は一体何度あったか……

 

しかし、今回ばかりはまったくわからない。真相を聞き出そうにも彼女も隊長も居ないのである。完全に真相は闇の中に入った。

 

ならば今するべき事をして帰って来るのを待つしか無い。必ず良い方向へ自体が向くように神にでも祈る以外やれる事と言えば説教用の鞭を手入れする事だけ。そんな苦労人の名は副隊長【アネス・リンネ】。隊長の隣に最初から居たモブパイロットの一人である。




次はアネス・リンネ副隊長の過去を追想する回です。
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