2017年12月24日
呪詛師「夏油傑」による百鬼夜行という名のテロが発生し新宿、京都におよそ1000体の呪霊が出現。新宿には夏油傑筆頭の呪詛師数名。京都には1体の特級呪霊と5体の一級呪霊が発生した。
京都上空にて呪霊と戦う基本である「帳」の外側から空中に浮遊している2人の少女がいた。
「桃ちゃん!帳の外の呪霊は?」
「いないわ。ってあんた敬語使いなさいよ!」
憤怒している少女は「西宮桃」呪術高専京都高所属の2級術師である
もう1人の空を飛ぶ少女。
「東堂光流」呪術高専京都高所属の1級術師であり、呪術高専京都高所属1級術師東堂葵の妹である。この京都を大きく覆うこの帷を張ることができたのは彼女の大きな功績である。
「2級相当がおよそ200、準1級が50、1級が5、特級が1ってとこかしら」
2人は帳へ入るために自信を加速し始めた
「桃ちゃんは2級以下担当でしょ?無理しちゃダメだよ?準一級はのりちゃんと私が祓うから」
「うるさいわね!そして敬語!!!……にしても特級が来るとはね。」
「もしかして桃ちゃん……兄貴の心配してるの?」ヒキ
「違うわよ!ほんっとあんたら兄妹と会話してるとストレスしか溜まらないわ…」
「兄貴なら大丈夫だよ。あの程度の呪霊に負けないし」
「だから心配してないって言ってるでしょ!」
2人の少女は帷の中へと入っていった。
帳内
「シン・陰流 簡易領域」
刀を持った少女は簡易領域を展開し、呪霊の攻撃を迎撃しようと構えた。
「か〜すみ〜ん」
「うわっ」
ドカーーーーーン
少女、三輪霞は自分の目の前にいた10体ほどの呪霊が爆発し、一瞬で祓われていった。
「かすみん大丈夫?」
「光流ちゃん!うん。全然大丈夫だったけど……」
「え?怪我したの?大丈夫?おい。ムタ吉!かすみんに怪我させるなって言ったろ!サボってんのか!」
光流はぐるんと後ろを振り向き、そこにいた究極メカ丸の方を向いた。
「うるさいぞ光流。お前が三輪の祓うつもりだった呪霊を祓ったからだ。」
「え?そうなの?ごめん!」
「ううん、ちょっと複雑な気持ちだったけど助かったよ…あ!帳は上手くいった?」
「うん。大丈夫、桃ちゃんと見張ってたけど外に出た呪霊はいないよ。じゃ、私も持ち場に戻るね。ムタ吉!かすみんとまいちゃん怪我させんなよ!怪我させたらその両腕を見舞い用の花束に変えてやるからな!」
「承知した。」
光流は再びその身体を浮遊させ飛び立った。
再び帳内
「のりちゃ〜ん!大丈夫?」
再び光流が降り立ったのは京都高所属の準一級術師、加茂家の嫡男「加茂憲紀」のもとだった。
「問題ない。別の準一級以上呪霊の対処にあたってくれ。」
加茂の元にはおよそ20体近くの呪霊がいたが、1匹1匹の力は弱いので問題はないだろう。
「りょ〜かい。じゃ、いっちょやりますか!」
光流は自分の腰から自身の武器であるお札を取り出した。
『
通常の結界術などに使われる呪符とは違い、特殊な効果を持った呪符を作り出すこと、操ることがが可能。
主に光流が使用するのは戦闘向きの『爆破』『斬撃』『打撃強化』サポート向きの『身体強化』『結界付与』『耐性付与』移動向きの『重力無効』『飛行』『飛翔』を札を貼ったところから任意に発動可能。
同時使用は6枚まで。呪符は使い捨て
光流は移動に使用していた『重力無効』『飛行』の札を剥がし新たに『爆破』と『斬撃』の札をそれぞれ左右3枚ずつ手に持った。
光流は呪霊の群れへと突っ込んでいき準一級には『斬撃』、それ以下には『爆破』をつけて行く。
2級以下の呪霊は『爆破』で一瞬にして祓われ、準一級は『斬撃』で的確に真っ二つにされて行く。
辺りの呪霊は片付き、また移動。片付いたらまた移動。これを1時間ほど繰り返し百鬼夜行は収束した。
新宿でも、同様だったが主犯の夏油傑は特級過呪怨霊折本里香を狙い呪術高専東京高へ侵入したが、乙骨憂太がそれに応戦、瀕死に追い込み現代最強術師である五条悟の手によってこの世を去った。
京都にて
百鬼夜行が収束し私はすぐさま兄の元へ向かった。
「光流か……」
兄は一級呪霊5体、特級呪霊1体を見事祓った。
「兄貴お疲れ。怪我は?」
「ない。光流よ、帰るぞ。まだ俺たちの為すべきことはまだ始まってすらいない。」
「そうだね……」
次の日……名古屋にて
「「高田ちゃーーーーーーん」」
「兄貴!高田ちゃんのクリスマスライブ当たって本当に良かったね!しかも最前列!帰ったら一緒に申し込んでくれた真衣ちゃんにちゃんと感謝しよ!」
「ああ、どうお礼したものか……!!今度真衣も一緒に握手会へ行くか。きっと喜ぶだろう。」
「!!兄貴!それがいいよ!また今度誘っておくね!」
その後東堂兄妹は高田ちゃんとのツーショット、握手会、そして帰り際にパネルとも写真を撮った。