転生したら神父だった件   作:純心太

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この小説を書き進めてる時…ハーメルンの「掲示板形式」の小説ってありますよね…あの「ジャンル」が面白くて、自分でも書いてみたら……その·····ハマっちゃいまして…なんていうか…その…申し訳ないんですが…放置…しちゃいましてね…

と言う事で....はい。スマンかった。
久し振りの更新、どうぞ。


ゴブリン村での邂逅

ヴェルドラが封印されていた洞窟から無事に出ることが出来た俺達。その後、森を歩いていると、目の前に30人ほど人影が現れた。

 

 

「グガッ.........」

 

 

緑色の体に貧相な装備、そして群れを作っている.....

間違いなくゲームでよく見る魔物、ゴブリンだ。

 

「ドウスル。ディスク撃ツカ?当タルケド。」ディスク スチャッ

 

「おいおい止めろ?!まだ何もしてないだろ!」

 

 

ゴブリン達『ビクッ......!!!!』

 

 

俺達が喋りだした途端、ゴブリン達が驚いたようにたじろいで、何故か俺達に平服していた。

 

「ソレモソウカ......」

「ったく....気を付けろよ?ってアレ?何でコイツら平服してんだ?」

 

 

「グガッ、強キ者ヨ! アナタ様ノお力ハ十分ニワカリマシタ!!! 声ヲ沈メテ下サィ!!!」

 

「「は?」」

 

 

 

その後、彼らゴブリン達の村にお邪魔することに。何故?

俺に質問をするな!(某不死身の刑事)

 

まぁ実際は彼らゴブリン達に敵意は無い事、「力を貸して欲しい」と言う、何が起きているか現状を聞く為だ。

ちなみに道中は『魔力感知』で周囲を探り他の魔物に襲われないかと危惧していたが、どうやら俺とリムルの魔素がだだ漏れだったらしく一匹も近付いてこなかった。

 

流石に不味いと思い魔素は抑えた。これ俺らの世界で例えるなら、人が集まる中で社会の窓を前回にしているようなものだからな。

リムルには黙っておこうか.....(悪い笑み)

 

 

しばらくするとゴブリン達の村にたどり着く。

その村はボロ藁で即席に作ったようなもので軽い衝撃で倒壊しそうな家ばかり。相当質素な生活をしているようだ。

前世でのスラムより酷いなコレ...

 

俺たちは一番頑丈そうな家に案内された。

 

 

「大したもてなしも出来ずに申し訳ない。私はこの村の村長をさせて頂いております」 

 

「あー....改めて、初めまして!俺はスライムのリムル!」

「俺...イヤ、私ハ ワイズ。コウ見エテモ魔物ダ。ドウカヨロシク頼モウ。」

 

ザワッ....

 

 

(ワイズ、お前何で急に『私』なんて一人称にしたんだ?それも随分畏まって。)

(馬鹿。コウ言ウ場面コソ、出来ルダケ相手ニ好印象ヲ与テオクンダ。ソウナレバ恩を売リヤスイシナ。)

 

(お前随分がめついな.....)

 

 

俺達が言葉を放つと、それだけでゴブリン達はざわめく。

思えば今の所、喋る魔物なんてコイツら位だったな。

もしかして言語を喋る魔物は上位の存在なのか?知能もそれなりにあるみたいだが.....

 

俺がそうして考察をしていると、杖を持つ年老いたゴブリンの村長が本題とばかりに話し始めた。

 

 

 

村長の話を買い摘まんで説明するとこうだ。

 

 

曰く......

 

一月程前にこの地を守護する竜の神が突如消失した。

 

それにより、近隣の魔物達の動きが活発になり、近隣の魔物である『牙狼族』がこの村に目をつけた。

 

そして俺達にこの村を守って欲しいと言う事だった。

 

つまりこの森のパワーバランスが崩れてしまったんだな。

恐らく竜の神とやらはヴェルドラの事だろう。アイツそんな偉かったのか....

 

 

「話は分かったが、自分スライムなもんで、俺達はそんな大層な魔物じゃないですよ」

 

「ハハハ、ご謙遜を!ただのスライムにそこまでの妖気(オーラ)は出せませんよ!名持ち(ネームド)ならばさぞお強いはずです。」

「デスヨネー.......」

 

『おいワイズ、ゴブリンのこの態度の理由、何か知ってるのか?』

『自分ヲ『魔力感知』ノ視点ヲ変エテ見テミロ。お前ノ様子ガ分カルハズダ....』

 

ネタばらしの時間か.....

俺は『思念伝達』で会話しながら、ゴブリン達の取る態度の理由を教える。早い話、リムルの漏れ出るデカイ妖気でビビってたんだろう。俺は一足早く気付いたので抑えている。

 

『うわっ!?なんだコレ!だだ漏れじゃねえか!』

『イヤァ、実ニ禍々シイ妖気ダナ。流石ヴェルドラ。』

『うるせぇ!てか気付いてたなら教えてくれれば良かったじゃねぇか!』

『自分ノ妖気ニ気付カズ、不思議ソウニ見テイタお前ノ姿ハお笑いダッタゼ。』

 

m9(^Д^)プギャーwwwwwと煽りつつ嘲笑っておく。これは洞窟で迷子になったお返しだよォ!

 

「フ、フフフ...流石村長。分かるか。」

「勿論でございます!そのお姿でさえ、漂う風格までは隠せておりませぬ!」

 

「そうだな。俺達の妖気を見ても怯えずに話しかけて来るとは、中々見所があるぞ!」

 

(コイツ誤魔化シヤガッタナ)

 

「おお......。我々を試されていたのですね! 助かります。その妖気に怯える者も多かったもので.....。」

 

 

その後、リムルはものの見事にゴブリン達に誤魔化し、妖気を抑えた。もう普通のスライムにしか見えなくなったな。

 

「それで、牙狼族の戦力はどれくらいなんだ?」

「そっそれが...牙狼族は我らが10匹でも厳しく、牙狼族は100匹に対しこちらは戦えるの雌を含めて60匹です」

「コチラノ戦力ハ?」

「はい、この村は100匹くらい住んでいます。戦えるのは雌も合わせて60匹くらいかと....」

 

それなんて無理ゲー?

 

「正直言ッテ厳シイナ。ゴブリン達ハ、戦力トシテハアマリ強クナイダロウ。俺達2人モ、コレガ初戦闘。勝算ハアマリ高クナイ。」

「はい。それは我らが重々承知しています...例えそうだとしても、私が兄達の敵を取らなければっ....!」

 

赤いバンダナを着けたゴブリンがそう涙ながらに声を絞り出す。

彼は村長の息子で、彼の兄が名持ちだったとか。

この牙狼族の情報も、彼の兄などの戦士達が命懸けで入手したものらしい。

つまり彼の兄は......いや、余計な詮索は止めとくか。

 

俺はどちらでもいいが、ここはリムルに任せてみるとするかな。

 

「ドウスル、リムル。俺ハお前ノ判断ニ任セル。お前ガヤリタイト思ウコトヲ成セ。」

 

その言葉にリムルは俯き(そう見えた)少し考える様にした後、村長へ言葉を出した。

 

 

「.....村長、一つ確認したい。俺が、この村を助けるなら、その見返りはなんだ?

お前達は、俺に何を差し出せる?」

 

 

「我々の忠誠を捧げます。我らに守護をお与え下さい。さすれば、我らは貴方様に忠誠を誓いましょう!!!」

 

 

 

 

「いいだろう!その願い、引き受けた!」

 

 

 

どうやら決まったみたいだな。

さて、これからどうするか.......

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