龍牙がアメリカに行ってから2週間以上が経過し、梅雨に入ったある日、昨日の夜に烏間先生から一斉メールで転校生が来るという連絡が入り、白尽くめの男と一緒に来たのが堀部イトナくん、殺せんせーの弟だと言っている子だった。
放課後に、机のリンクを作り殺せんせーと決闘しようとしている時に教室の勢いよく開き入ってきたのは髪の毛を金髪に染めて目元を黒い布で覆り、学校指定のワイシャツの下に黒の長袖インナーを着て迷彩柄のカーゴパンツを履いて腰のベルトに変な物を複数取り付け、背中には大型のスナイパーライフルと見たことのない銃を背負った鮫島龍牙くんだったのだ。
龍牙「面白いことしてんだな」
鮫島くんは笑いながらそう言うとリンクの中に自然と入っていたのだ。
なによりも自然の流れで持っていた銃火器を隣にいたクー・フーリンさんとエミヤさんに渡していたのだ。
手元をよく見てみるとメリケンサックルを嵌めていた。
龍牙「俺も混ぜてくれよ?まぁ雑魚相手に本気は出さないだやるから感謝しろよな?」
そう言いながら鮫島くんはイトナくんに突貫して殴って蹴っての猛攻をしていき、イトナくんは鬱陶しかったのか首筋から触手を出して応戦し始めた。
殺せんせー「どこでその触手を手に入れた〜!!」
殺せんせーは顔を真っ黒に染めてそう言い放ったが、綺麗にスルーしていたがすぐに時が止まったかと思うことがあったのだ。
それは一瞬だけイトナくんから目を離した瞬間に教室の窓を割りながら飛ばされていたのだ。
龍牙「やはり、雑魚だったな」
鮫島くんがそう言いながらエミヤさん達から預けていた銃火器を受け取り、太一さんに近づいたと思ったら自分のデジヴァイスを預けたのだ。
龍牙「太一さん、俺の相棒たちを預かっててください。今の俺にはコイツらに向き合えないので」
そう言い、イトナくんに向き直るといつの間にかシロが眠らせており去った後だった。
前原「どうせ、よく分からない力で自分の能力を向上させたんだろ?」
前原くんがそう言うとすぐに殺せんせーが否定した。
殺せんせー「前原くん、それは違います。鮫島くんはチートな能力は何も使っていません。彼は截拳道を主な攻撃手段としていたので一方的な試合運びでしたが最後のイトナくんを吹き飛ばした技は中国拳法の技の一つで発勁ですね?」
殺せんせーが事細かく説明して、鮫島くんに確認した。
龍牙「タコ、さすがだね。まぁ実力的にもお前らクズよりも上の存在だと分からすためには丁度いい余興だっただろ?」
そう言うと八神さんが鮫島くんの前に出て平手打ちをしたのだ。
ヒカリ「リュウガくん、このクラスのことを悪く言うのはやめてくれないかな?」
笑っていたが目は据わっていた。
鮫島くんはヒカリさんの言葉をスルーして烏間さんの前に立つと真っ直ぐと立って敬礼した。
龍牙「アメリカ大統領からの命によりタコを殺すために配属となりましたWHOトップけん大統領直属特別兵器部隊 総隊長 鮫島龍牙元帥であります!」
みんなは唖然していたが殺せんせーが鮫島くんの横に立つととんでも無い発言をしたのだ。
殺せんせー「では、新たにクラスの仲間となった鮫島くんには竹林くんに謝ってから皆さんの質問に答えてもらいましょう!」
その殺せんせーの言葉に教室内は緊張が走ったが鮫島くんは素直に竹林くんの前に行き、土下座して謝ってこの件は一件落着した。
殺せんせー「では私から質問です。能力を全て教えてください」
龍牙「嫌だ。殺す相手に手札を見せるバカはいねぇよ」
そう言いながら窓際に座り、ワイシャツの胸ポケットからタバコを出してライターで火を付けて吸い始めたのだ。
不破「じゃあ、鮫島くんは転生者なの?」
その問いに対して鮫島くんはタバコを落として太一さんに拾われ捨てられていた。
龍牙「まぁ修学旅行の時に神崎たちの前で太一さんたちとの喧嘩で『世界線が違う』って言っちったし、今更、隠すことでも無いしな。不破の言う通り、俺は転生者だよ」
そう言うと不破さんはジャンプしながら喜んでいた。
前原「次は俺だ。京都でヘリコプターを落とした技は呪術廻戦のやつなのか?」
龍牙「少し違くてそれの劣化版だな。本家と違くて蒼は物体または生物を引き寄せるだけのやつだな」
そう言いながらまた、タバコを吸おうとした瞬間にヤマトさんに取り上げられていた。
神崎「鮫島くんはどこに住んでいるんですか?」
やっとまともな質問が来て少し安堵してるように見えた。
龍牙「駅前の高層マンションの最上階のフロアだな」
岡島「そこはもしかして噂のヤリ部屋か?」
鮫島くんの答えに即座に岡島くんがそう聞くと無言で頷いていた。
原「ご飯とかどうしてるの?」
龍牙「基本的に食事はしない。そこにいるエミヤが一カ月に一回だけ料理を作ってそれを少量だけ食べてるな。まぁ毎日、お酒は飲んでるけどね」
そう言うと、原さんと神崎さん、矢田さん、倉橋さん、片岡さん、マシュさんが物凄く怒っていたがスルーした。
龍牙「俺は元ボクシング部だったから食えないんだよ」
そう言ったのだ。
まぁ他にも理由はあるんだがな。
倉橋「じゃあ、今度、龍ちゃんの家に行かせてよ!」
龍牙「倉橋さん、その呼び方は呼ばないでくれ!それとそれは却下だ。理由としてはそこの岡島の言う通りヤリ部屋で色々な体液が散乱してるのと媚薬という名のお香を日常的に炊いているからだ」
その問いで質問は終わりを迎え殺せんせーがまた、口を開いた。
殺せんせー「ではこれからのルールを説明しますね。このクラスでは私以外を殺してはいけません。それとアナタの能力は身体系以外は封印してください。もちろん、仲間が危険な状態に陥っている場合は使用しても構いません。暗殺に使う場合は烏間先生の許可を得てからにしてください。後、選ばれし子供たちの皆さんにもお伝えしましたが相棒を暗殺に使用しないであげてください。ただし、外に出して置いてあげるのは許可しています。それはサーヴァントさんも同様です」
龍牙「そのルールに従うメリットは俺には無いな。それに俺は大統領の命令によってここにいることを忘れるな!使える手は全て使わせて貰う」
そう言って、窓から出て行ってしまった。