IS 荒ぶる黒龍は咆え、喰らう   作:黒色晩餐

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セカンド幼馴染登場させて軽く絡ませた後、クラスリーグマッチまで飛ばして無人機ムッコロします!
尚、オリ主は無人機ムッコロする前に無人機の攻撃で流血ダメージ与えられてブチギレからの殲滅します。三日月さん並に容赦無くムッコロするよ、多分!



※作者、4話の執筆休憩中にリフレッシュするためにマイクラやってたら湧き潰ししたのに何故か出現した匠に家をベッドと一緒に爆破されて自宅が劇的ビフォーアフターしたので無人機には悪いですが、八つ当たりします。ネザライトとエリトラを全ロスした悲しみはそれほどなんだ!


5話〜龍は吼える、悪魔は目覚め蹂躙す〜

 

 

「ふうん、ここがそうなんだ……」

 

 

夜。IS学園の正面ゲート前に、小柄な体に不釣り合いなボストンバッグを持った少女が立っていた。

まだ暖かな4月の夜風になびく髪は、左右それぞれ高い位置で結んである。肩にかかるかかからないくらいの髪は、金色の留め金が似合う艶やかな黒色をしていた。

 

 

少女の名は『凰鈴音』、織斑一夏のセカンド幼馴染でもあり中国の代表候補生なのである。少女は受付を済ませるため、本校舎一階総合事務受付がある場所を探す為に歩き出した。

 

 

_________

 

 

 

「というわけでっ!織斑くんクラス代表決定おめでとう!」

 

 

「おめでと〜!」

 

 

ぱん、ぱんぱーん。クラスの女子達がクラッカーを乱射し一夏の頭に紙テープが乗っていた。

寮の食堂の一角を使い一組のメンバー全員で各自飲み物を手にやいのやいのと騒いでいた。

 

 

どうやらこのパーティーの主役は面白くないようだ。そう顔に書いてあるしな。

まぁ後ろにデカデカと書かれた『織斑一夏クラス代表就任パーティー』なんて書かれた紙がかけてあればそりゃあ、多少なりとも不満はあるだろう。

酒が飲めるなら少し離れた所から見てその顔を肴にしながら1杯やってるな。愉悦に浸りながらの酒は格別だからな。

 

 

「織斑さんは人気者ですわね、龍也さん」

 

 

「ああ…そうだな、セシリア。」

 

 

一夏の周りには明らかに一組以外のクラスも混じっているのでくつろいで座れる場所がない。と、言う事なので飲み物とお菓子、ついでに自分用に買っておいたおつまみを持って一夏達とは離れた場所に座り、酒代わりにジュースを飲んでいたんだが……いつの間にかにセシリアが隣に座っているんだが?まぁいいや…愉悦に浸るか。

 

 

「あ、セッシーとくろせー私も混ぜて混ぜてー」

 

 

セシリアがいつの間にかに隣りに居ることに慣れてしまったりのかチビチビとジュースを飲みながらお菓子を摘んでいると…人混みから出てきたのほほんさんこと『布仏本音』が俺とセシリアに気付けばジュースを手に持って近付き、セシリアとは逆の方に座りお菓子や俺が買ってきたおつまみを食べたりし始めて。

 

 

「のほほんさんや、俺が持ってきたおつまみ、そこらへんのやつは辛いのもあるから食べるならこっち側を食べな。」

 

 

「ありがとう、くろせー。」

 

 

「龍也さん、わたくしにも同じのをくださいませんか?」

 

 

のほほんさんの手が辛味が強いおつまみを混ぜた皿に伸びそうになったのを見れば声をかけ、甘い系のお菓子やおつまみ等が入った皿を渡すとのほほんさんはそれを受け取り、お礼を言ってからパクパクと食べ始める。これでリスとかハムスターの着ぐるみとか着てたら完全にそう見えるな……

それを見たセシリアから同じのが欲しいと言われたらあるのは自分が食べていた皿だけのだが……確実に何か言ってくるしどうするかぁ…と悩みながらも渡してみて。

 

 

「俺が半分近く食べたのでも良ければどうぞ」

 

 

「布仏さんには新しいのでわたくしには半分近く食べたのを渡しますの?」

 

 

「一口目は食べさせるからそれで許してくれんか?手を付けとらんのってマジで辛いのしか無いからさ。」

 

 

「食べさっ…それってあーんってことですわよね………い、いいですわ!ではくださいまし」

 

最近は何かと一緒に居たりするのでセシリアの扱い方がわかってきているのかとりあえず誤魔化す方向でいきつつ口を開いて待っているセシリアの口にチョコレートを持っていき口の中へと入れる。それを美味しそうに食べるセシリアにお皿を渡せば立ち上がり。

 

 

「飲み物無くなったから取ってくるわー」

 

 

「あ、わたしも一緒にいくー」

 

 

いわゆるあーんをやる原因作った張本人だがあめぇ…スピリタス欲しくなるくらい甘ったるいわ…っとなに飲もうかねー

 

 

「のほほんさんは何飲む?」

 

 

「私はあれがいいなー」

 

 

俺は抹茶の粉末をお湯で溶いたのを牛乳と混ぜて砂糖抜きの抹茶オレをついてきたのほほんさんは何故か、高い所に置かさっていたブラックコーヒーが入ったペットボトルを指差した。あぁ…間近であれを見て甘ったるくなったか…悪いことしたな。

 

 

「ほい、これだよな?」

 

 

「うん、ありがとー」

 

 

「じゃ、戻るか」

 

 

ペットボトルを手に取りのほほんさんのコップに注いでは二人でセシリアが座っている席にまで戻り一夏の困る姿と辛いおつまみを肴に抹茶オレと言うカオスな組み合わせで飲みつつ、セシリアとのほほんさんの3人でパーティーが終わる10時過ぎまでその席で寛いでいた。

 

新聞部から取材されなかったのかって?取材していいかって許可取ろうとしてきたけど少しでも俺に関して嘘を書いたら敵認定して地獄の果てまで追い掛けるって言ったらそれ以降は来なかったぞ。

 

 

_________

 

 

 

「織斑くん、おはよー。ねえ、転校生の噂聞いた?」

 

 

朝、何時もなら既に来ているはずの龍也は来ておらず一夏が席に着くなりチャンスと言わんばかりにクラスメイトが話しかけた。

 

 

「転校生?今の時期に?」

 

 

今はまだ4月だ。何故入学ではなく転入なのだろうか。この学園の転入試験はかなり条件が厳しかったはずだと一夏は思い出していた。

 

 

「そうなんでも中国の代表候補生なんだってさ」

 

 

「ふーん、そうなんだな。」

 

 

そんな事を話していれば教室のドアが勢いよく開いた。

開いたドアの先にはセットしていない髪はボサボサ、明らかに寝起きで不機嫌な龍也がいた。

 

 

「あ゛ー…おはようさん……SHRまで寝るから何かあったら教えてくれ」

 

 

教室に入り自分の席に座ると隣の一夏に何かあれば教えて欲しいと伝えると机に突っ伏してものの数秒で寝てしまった。後で龍也にどうしたのか聞いておくか。

 

 

その後は他のクラスメイト達と話をして盛り上がっていればクラス対抗戦の話しとなれば対抗戦に向けて実戦的な訓練をしようと言う話になったり、頑張ってねとはっぱをかけられたりしていれば専用機持ちのクラス代表は一組と四組だけだから余裕だと言った頃……

 

 

「ーーーその情報、古いよ」

 

 

教室の入り口からふと聞こえた声。一夏はどこか聞いたことがある声に首を傾ける。

 

 

「二組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝できないから」

 

 

腕を組み、片膝を立ててドアにもたれかかっていたのは……

 

 

「鈴……?お前、鈴か?」

 

 

「そうよ。中国代表候補生、凰鈴音。今日は宣戦布告に来たってわけ」

 

 

ふっと小さく笑みを漏らす。トレードマークのツインテールが軽く左右に揺れた。

 

 

「何格好つけてるんだ?すげえ似合わないぞ」

 

 

「んなっ……!?なんてこと言うのよ、アンタは!」

 

 

どうやら久々に会う一夏に格好つけたかったのかすぐに本来の喋り方に戻った鈴。ただその鈴の後ろにはあの人が既に来ていた……

 

 

「おい」

 

 

「なによ!?」

 

 

バシンッ!聞き返した鈴に痛烈な出席簿アタックが入った。ーー鬼教官の登場である。

寝ていた龍也に関しては出席簿アタックが入った音で目を覚ましたのか明らかに気怠そうに、普段より数倍鋭い目付きをしてゆっくり上半身を起こして織斑先生が居るのに口を大きく開けて間の抜けた欠伸をしていて。

 

 

「もうSHRの時間だ。教室に戻れ」

 

 

「ち、千冬さん………」

 

 

「織斑先生と呼べ。さっさと教室に戻れ、そして入り口を塞ぐな。邪魔だ」

 

 

「す、すみません……」

 

 

すごすごとドアからどく鈴。その態度から織斑先生に対して苦手意識がありビビっているのであろう。

 

 

「またあとで来るからね!逃げないでよ、一夏!」

 

 

去り際に捨て台詞を言う鈴だがそれを見逃してくれる織斑先生ではなかった。

 

 

「さっさと戻れ」

 

 

「は、はいっ!」

 

 

二組の教室へ向かって猛ダッシュする鈴。それを見た一夏がまた余計な一言を言った。

 

 

「っていうかアイツ、IS操縦者だったのか。初めて知った」

 

 

なんとなく口にした一言、それを聞き逃すほどこのクラスの女子達は甘くない。しかも俺の隣の席に座っている箒に関しては今にも問い詰め……あ、なんで君達は学習せんのかねぇ…織斑先生居るのに一夏に質問集中砲火したら………ほら、俺やセシリア以外全員叩かれてるじゃん。

 

 

そして、今日も一日ISの訓練と学習が行われる。

 

 

ああ、俺がこんなに寝不足になった理由か?カフェイン取りすぎで1時間くらいしか眠れなかっただけだぞ。良い子の皆は寝る直前にカフェイン取りすぎるなよ。マジで目が冴えて眠れなくなるわ。

 

_________________

 

 

そんなこんなで昼休み。休み時間の大半は寝ていた俺のボサボサの髪や崩れた制服を見たセシリアがどうやら、だらしない姿を見たくないらしく多少身なりを整えて貰い食堂へ……身なりを整えてもらったお礼に昼食を奢ることになったが昨日、自腹でおつまみやら買ったから俺の財布が死ぬかも…………なんて事を考えていたらどうやらまたセカンド幼馴染が一夏に絡んでいるようだった。

 

 

近寄れば面倒ごとに巻き込まれそうなのでさっさと昼食を決めて二人分の食券を買いそれをおばちゃんに渡し、料理を受け取れば空いている席に座って昼食を食べるのであった。

俺はお茶漬け、梅干し、焼き鮭、大福2個、羊羹1皿を頼みセシリアは洋食ランチを頼んだ……財布事情に気を使ってくれたんかな。また別の事でお礼しねぇとな。

 

昼食をセシリアと食べていれば席を探していたのほほんさん達も合流し一緒に食べる事となった。若干、セシリアが不機嫌そうにしたのは見なかったことにしてこの大福を進呈しよう。少し機嫌が良くなったみたいなのでヨシとするか。

…のほほんさんや、俺の大福を物欲しそうに見るんじゃあない!そうやって毎回人様から甘味を貰えると思ったら大間違……あー、またあげてしまった…あんな純粋な目で見られながらは食えんし、食べようとすると悲しそうな顔するんだぞ?そこまでの外道に俺はなれない。最後の大福はのほほんさんにあげて俺は羊羹食べながら緑茶を飲み比較的平和な昼食は終了した。

 

 

それから時は過ぎて夜、部屋で寛いでいれば誰かが怒鳴る声が聞こえたので廊下に顔をだけを出すと一夏と箒の部屋から勢いよく出て行くセカンド幼馴染の後ろ姿が見えた。

あのニブちん、あのセリフを言ったな?日本で言う「毎日味噌汁を作って欲しい」を言い換えたやつだぞ、鈍感にも程がある。お前もだろって?セシリアからの好意には気づいているが?

俺は原作主人公じゃないし、普通なら2・3回は死にかけるかもしれない場面が近々あるの知っているからのらりくらり、かわしているだけだ。ヘタレじゃないぞ?

 

 

そして時は更に過ぎて『クラス対抗戦』当日。一夏達の痴話喧嘩を遠くから見て面白がったり、放課後に対抗戦までに一夏にISでの戦闘の経験値を積ませたり等々していれば1回目の俺が死にかけるかもしれない場面がやってきた。

俺は何時でも『アイギス』を展開出来るように警戒しつつのほほんさん達とアリーナの席に座り試合が始まるのを待っていた。一夏に俺の分も頑張るよう言ってきてほしいとセシリアにピットへ行くよう頼み、今はこの場に居ない。アイツを巻き添えには出来ないからな。

2人がステージ内に出てきて指定位置へと移動した……そして試合開始のブザーが鳴り響き試合が始まった。

 

 

最初は鈴が優勢そうに見えたがスパルタに近い俺のしごきを受けた一夏は徐々に鈴から放たれる『不可視の攻撃』に順応し始めていた。そして一夏の攻撃が決まりそうになった瞬間、突然大きな衝撃をアリーナ全体に走った。

周囲の生徒は何が起こったのかと恐怖によりパニック寸前……今の感じだとステージ中央の無人機は一夏をロックオンしているだ………別の方角から熱源反応!?しかも俺かよ!

 

 

「チッ…『アイギス』!!」

 

 

隣にはのほほんさん達が居るため攻撃は必ず防がなければいけない状況。『アイギス』を展開し分裂させたビットにエネルギーを集中させ複数の障壁を作り出し角度をつけて張り巡らせる。これなら防げるのは俺の『月喰狼』で確認済み。

別の無人機から放たれた熱線がシールドを破り俺目掛けて一直線に襲いかかる。のほほんさん達もその光景を見て腰を抜かしてしまう、が……熱線は『アイギス』によって一本の太い熱線から細い熱線に拡散され威力が減退され消滅する。

 

 

「本音!コイツを持ってアリーナから出ろ!もし扉がロックされてたらコイツを扉に貼り付けて皆に扉が吹き飛ぶからって離れるように言え!」

 

 

「えっ?くろくろは?一緒に逃げようよ!」

 

 

「そうだよ黒瀬くん、ここにいたら危ないよ!」

 

 

「俺は残る。多分狙いは俺だ!巻き添え食らって死にたくなけりゃさっさと行け!」

 

 

俺はビット状態にした『アイギス』の内、手に持てるサイズの一機をのほほんさんに渡した。一緒に逃げようと言うの彼女達に乱暴な口調で、声を荒げて言えば何か言おうとしたが口を閉じて扉へと走っていく彼女達を見てホッとした瞬間……二度目、そして三度目の熱線が放たれた。

 

 

「クソがっ!2体もいやがるのかよ!」

 

 

二度目の熱線に重ねて三度目の熱線が『アイギス』を襲う。流石にニ撃同時は捌ききれなかったのか拡散された細い熱線の内、一本が観客席の柱にあたり破壊され渡した『アイギス』を使い扉を破壊し他の生徒を避難誘導していたのほほんさん達の方へと破片が落ちる。

 

 

「クソったれ!っ…やべっ!」

 

 

張り巡らせていた『アイギス』の一部を瞬時にのほほんさん達の方へと移動させ落ちた瓦礫から守るも…他の落ちた瓦礫が『アイギス』の隙間から龍也の方へと落ち、下敷きになってしまう。

 

 

「えっ……?くろくろ?……いやっ、くろくろ!くろくろー!!」

 

 

「本音ちゃん!危ないから行っちゃだめ!逃げないと!」

 

 

「だってくろくろが!瓦礫の下敷きに!助けないと!イヤぁぁぁぁ!」

 

 

『アイギス』に守られお礼を言うために龍也の方へと振り向いた瞬間、落ちてきた瓦礫の下敷きになる光景を見たのほほんさんは取り乱し龍也の所へ行こうとする所を羽交い締めにされ引きとめられ、観客席から他の人達と一緒に連れ出される。

 

 

「…………ってぇ……ブッ壊すテメェ等……粉微塵にスクラップ確定だ来い、『ナイトメア』!!」

 

 

落ちてきた瓦礫の下敷きになったかと思っていたが運良く、人一人分の隙間が出来たところに下敷きになり。少し気絶していたが目を覚まし、瓦礫の一部があたり頭から出血しているのに気付けばブチギレる………『ナイトメア』を起動し瓦礫を吹き飛ばせばまるで怒りの炎が揺らめくように目が赤く光る。右手に持つのは『時壊』、右腕には『月喰狼』、左腕には『アヴェンジャー』を展開。散らばっていた『アイギス』をスラスターと各部に装着し上空に待機している3体の無人機を見上げる。

 

 

キ゛……キ゛ャ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!

 

 

アリーナ中、生徒達が逃げた先の廊下にまで声が届く程の咆哮。その咆哮はまるで人の口から出る声とは程遠く、長く眠っていた龍が怒りにより目覚めた声に近い。ステージの無人機と対峙していた一夏達も動きが止まる。

 

 

壊す壊す壊す壊すコワス壊すコワス壊すコワス壊すコワス壊すコワスコワスコワスコワスコワスコワスコワス……ブチ壊しやる!スクラップどもが!!!」

 

 

無人機を敵認定。殲滅するために起動時、既に『月喰狼』をチャージしていたのかフルチャージが完了した所で砲口を上空の無人機へ向け放つ。無人機の熱線以上かつ、高速で放たれたエネルギーの塊は3体の無人機の内、1体をコアごと蒸発させ他の2体の片腕が消し飛ぶのを見れば『月喰狼』を収納して。

 

 

「フンッ!先ずは一発!」

 

 

最初から『瞬時加速』で一気に距離をつめ、反応する隙を与えずに残り2体の内、片方は『時壊』で串刺にし頭部を掴み、もう片方は尻尾を巻き付け『瞬時加速』で上がった速度のまま最初の無人機の所まで引きずり落とす。

 

 

最初の無人機がいた場所に更に大きなクレーターを作り出せば最初の無人機は踏み付け、尻尾に巻きつけた無人機は何度も何度も何度も何度も、壊れ動かなくなっても地面に叩きつける。『時壊』で串刺しにした無人機の頭部を握り潰すと左腕に展開した『アヴェンジャー』の銃口を押し付け、粉々になるまで0距離で撃ちまくり足元の無人機が動こうとする度に思い切り踏み付け関節部を砕いていく。

 

 

ク゛ル゛ル゛ル゛ル゛ル゛ル゛ル゛ル゛

 

 

叩きつけ続ける尻尾の動きによっておきた風はクレーター内から立ち込める黒煙を吹き飛ばし、『ナイトメア』を展開した龍也の姿がある。無人機から漏れ出た大量のオイルを浴びた姿は今の惨状も含めて『龍の姿を模した悪魔』と呼ぶに相応しく、一夏達やモニター越しに見たセシリア達は一瞬恐怖した。

 

 

この程度で終わりじゃねぇぞ鉄クズ風情が

 

 

まだ完全に無人機を破壊し尽くしていない事で怒りの炎は収まるどころか逆に燃え上がり、足元の無人機に向かってスラスターをふかし踏み潰す。更に追撃をかますつもりなのか既に動かなくなった無人機が粉々になるまで踏み潰し破壊する。

計4体全てを破壊しつくせば尻尾に巻き付けていた破壊済みの無人機をステージの端に投げ飛ばす。クレーターから出て少し歩くと脳へのダメージが今頃効いてきたのか気絶し、崩れ落ちるように倒れるとISが強制的に解除され頭から血を流した龍也の姿が現れる。

 

 

「龍也!おいっ、しっかりしろ!」

 

 

目の前の惨状に思考が止まっていたがISが解除されたことでハッとして自身もISを解除し走って龍也に近付く一夏。頭の辺りから血を出し地面を濡らしているのに気付くと急いで通信を繋げて。

 

 

「千冬姉!龍也が!倒れたと思ったら頭から血を流してるんだ!」

 

 

「落ち着け馬鹿者。今救護班を向かわせている、なるべく揺らしたりして衝撃を与えるな。」

 

 

頭から出血した姿を見てパニックになりかけている一夏に落ち着き身体を動かすなと伝える織斑先生。手は爪が食い込み血が出そうなくらい握り締めていて。

 

 

「あ゛ー……うるせぇな……少し黙ってろ、頭に響く………ひっさびさに頭に血が登ったぞ…あのクソ無人機…やっぱりアイギスを完璧に使えるようにしないと駄目か………」

 

 

怒りに身を任せ暴れ咆えた結果、喉は潰れかけ掠れた声を出しながらも幾分か出血したお陰もあり冷静さを取り戻し仰向けになればゆっくり上半身のみを起き上がらせ、先程の戦いでの反省点を出しつつ分析し始めていて。

 

 

「おいっ、頭から血を出してるんだぞ動くなよな」

 

 

「血はもう止まってる……軽くかすった程度のだ…大袈裟なんだよ……一夏、鈴、話しは後にして戻るぞ」

 

 

起き上がる龍也を心配する一夏をよそに立ち上がると軽くフラつくも脚部のみISを部分展開しピットへと戻りISを収納すると……

 

 

「龍也さんっ!」

 

 

「ぶっ!…セシリア、危ねぇだろ」

 

 

龍也へと勢いをつけて抱きつくセシリア。受け止めるが衝撃は殺しきれず口元からは血が溢れ

 

 

「大丈夫ですの!?お身体は?……って龍也さん!怪我をしているじゃありませんか!」

 

 

「心配するな。もう治ってる……それよりも布仏の所に行かねぇと…アイツの前で下敷きになっちまっ「くろくろ!!」べふっ!」

 

 

抱きついてきたセシリアを引き剥がし頭を撫でてからのほほんさんを探しに行こうとした矢先、ピットに入ってきたのほほんさんに勢いよく後ろから抱きつかれるとバランスを崩し前へ倒れ床へとモロにぶち当たる。

 

 

「布仏さん、龍也さんから離れてくださいまし!」

 

 

「いーやー!くろくろから離れないー!」

 

 

「……やかましい!離れろダブルアホども!」

 

 

床に前から倒れ込んだことで余計な怪我をし怒りのゲージが溜まり始めると人の上で騒ぎ出すのでガバッと立ち上がれば二人の脳天目掛けて手刀を喰らわせれば喰らった二人はしゃがみうずくまり。

 

 

「「っ〜〜」」

 

 

「俺は医務室に行ってくるが反省するまで二人とも、来るな!」

 

 

うずくまった二人に医務室に行く事を伝えてから反省するまで来るなと言えばピットを後にし一人、フラつきそうな足を動かし普通に歩きながら医務室へと向かい。

 

 

「痛いですわ……」

 

 

「くろくろのチョップ痛いー」

 

 

「自業自得だ馬鹿者ども。医務室に行くなら少し時間を置いてから行く事だな。じゃないと次は口をきいてもらえなくなるかもな」

 

 

力加減無しで叩いたのか未だに頭を抑える二人に自業自得だと言いつつ時間を置いてから行かないと、今度は口をきいてもらえなくなるかもと口元をニヤつかせながら言ってそれを本気にした二人は今にも泣きそうになって。

 

 

「一日検査入院っすか……わかりました。……連絡は織斑先生と山田先生だけで大丈夫です」

 

 

医務室に行けば怪我の度合いやどういうダメージを受けたのか細かく言えば検査入院確定し、連絡は誰にするか聞かれると担任と副担任のみでお願いしてはそのまま検査入院となり個室に案内されるのだった。

 

 





5話目を見ていただきありがとうございます。
今回ですが読者の皆様、如何でしたか?

オリ主のガチギレによる殲滅無双どうでした?福音事件でも多分、ガチギレします。

アンケート作成しましたので皆様、暇でしたら投票お願いします!
プロローグ0.5には話の後に何か言葉をつけるか
プロローグ1にはのほほんさんが龍也に対するニックネームはどれがいいか
プロフィールにはオリ主のヒロイン達にヤンデレ要素(微含む)あり?無し?
1話〜最新話までは恋愛要素
投票期間的なのは7話目投稿くらいまでにして、決めたいと思います!
のほほんさんが呼ぶニックネームが決定次第、今までのほほんさんが言っていた龍也のニックネームを全て変更します。

それでは次回、龍也 死す(精神的に)
デュエルスタンバイ!

ラウラの嫁呼び、どれがいいですか?

  • そのまま嫁、呼び!
  • ここは夫、呼び!
  • 変化球で旦那、呼び!
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