はい、6話でございまーす(サ○○さん風)
龍也くんですが頭を打ったとの事で念の為、検査入院します。
尚、織斑先生か山田先生のどちらかがセシリアとのほほんさんに居場所を言ってしまいます。さぁて……どちらが言うんでしょうかねぇ…(遠い目)
検査入院中の龍也が居る病室に突撃する二人…それに対応して戦闘疲れもありいつも以上に精神をゴリゴリ削れてライフポイントが0になるどころかオーバーキルされる龍也。
今回はそんな感じの回で箸休めとして見てください。
「暇だ……暇すぎて逆に死ぬ……」
脳を含め全身くまなく検査するための検査入院が決定。大部屋ではなく個室に連れて行かれ、最初にしたのは全身を洗うことだった。入院着を渡され個室に備え付けてあるシャワールームで血や砂埃を洗い落とすよう言われ言うとおりにした。
それから1時間後……入院着に着替え待てど待てど担当医が来ない。暇すぎて片手のみで逆立ちし腕立て伏せをしていればノック音が聞こえたので逆立ちしての腕立て伏せを中断すると医師が入ってきた。
「黒瀬龍也さん、安静にと言われてますよね?これからMRIとCTの両方を撮りますので来てください。その後は採血等の細かい検査があります。」
「いやー…暇だったものでつい……すんません。」
病室に入ってきた担当医であろう人に筋トレしてる所を見られ、怒られるとシュンとして小さくなり。今日の分の検査内容を知らされては素直に従い検査を受けていく。
それから更に3時間程経過してようやく検査が終わると少し遅めの昼食。ザ、病院食をすぐに平らげ、それをナースステーションにまで持っていき看護師に渡してから自室に戻ると、早速暇になり……携帯端末とかも普段は持ち歩いているが偶々、自室に置いてきてしまったから暇を潰せず日課になってしまった古武術の形稽古。流石に激しい動きは出来ないのでスロー再生するかのように遅い動きで時間をかけながらの形稽古を始める。
「………フゥー…スゥッー……ハァァァ……………続きは夜にでもするか。」
目をつむって集中しながらゆっくりとした動きで形の確認や筋肉の損傷具合を確認しながら軽く汗を流し、形稽古の内半分程が終了すれば稽古を中断。ベッドの上に仰向けに寝ればあの時、無人機を破壊した時の衝動を思い出していた。
「バルバトスルプスの姿に引っ張られたのか……はたまたアレが本来の俺、なのか……それこそ神のみぞ知る…か………仮にああなってもコントロール出来るようにしなければ…銀の福音相手に戦えない、か……」
ブチギレた時に視界を覆ったのは血ではなく怒りや憎しみによって燃え上がる漆黒の炎。敵認定した相手以外は見えず、ただただ殲滅する事のみを考え暴れるだけの獣。例え自分の腕が千切れようともその命が燃え尽きるまで戦うのだと自身の直感が知らせている。
前世ではブチギレてもそんな事になった記憶が無いので原因はISを作る際に使用したバルバトスルプスか、それか今まで眠っていた本来の自分自身なのか……そんな事を考えながら目をつむったまま腕を後ろに組んで枕代わりにし、脚を組み休んでいると……バンッ!と部屋のドアが勢いよく開けられ二人分の足音が近づいてくる。俺はドアが勢いよく開かれた音に驚いて反応が遅れ、その足音の持ち主達が勢いよく抱きついてくる。
「龍也さん!」
「くろくろー!」
「う゛ぇっ!……重い………二人とも離れ、ろ………」
二人の行動に対応出来ず二人分の体重で押し潰され、潰れた蛙のような声をあげあまりのダメージに二人に離れるように言い
「まぁ!?わたくし達が太っているとでも!?」
「くろくろ、それは流石に失礼だよ?」
「っせぇ……太ってなくても二人分の体重乗っかれば重えんだよ…少なくても怪我人にダイブすんな…」
重いと言われた二人は各々別の反応を示しながらも龍也に言われたとおり離れ、医務室に行く前に言われた事を思い出したのか少しシュンとして。
「……先ず、誰から聞いた?」
「それは秘み…「言わないならもう口、聞かないぞ」織斑先生ですわ!」
「わぁー…セシリー、すぐにバラしたー」
「あんの鬼教師……いつか泣かす。今までの分の借りを纏めて返してやる」
入院したのと部屋の番号は担任と副担任しか知らないはずなのに迷わずこの部屋に来た二人の内、一番簡単に口を割りそうなセシリアに龍也は質問する。秘密と言いかけたセシリアに言わなければ口を聞かないと脅せばすぐに喋り、それを見ていた本音は引いていた。
「それで?なんで来た?」
ベッドから起き上がりあぐらをかいて座り、頬杖を突きながら病室に来た二人に問いかける。
「龍也さんが入院したって聞いて心配だったのと、お説教しに来たからですわ」
「私もくろくろに文句を言いに来たんだよ?あの時、すっごく怖かったんだからね!」
「…………怒られる原因が見当たらねぇなぁ…」
「龍也さん?」
「くろくろ?」
「はい……この度は誠に申し訳ごさいませんでした」
俺は流れるような動作で正座をし二人に土下座をした。
なんで土下座したかって?二人とも怖いからだよ!後ろに般若浮かんでんの見えるくらい怒ってるんだぞ!特に普段はニコニコして笑顔が絶えない本音が目開いて睨みつけてんだぞ…マジで怖ぇ………本音を怒らせるような事は金輪際しないでおこう。
「何が申し訳ないのかおっしゃっていただけます?」
「くろくろ、私達が何で怒ってるかわかってて謝ってるんだよね?」
「はい……入院するほどの怪我を負ったまま無茶苦茶な戦い方をしたり……俺が瓦礫の下敷きになったのを本音達が見たにもかかわらず無事だったと連絡せず心配させて泣かせてしまった事です。」
怒る二人に土下座をしたまま答えつつ、どうにか許してもらえる事を願いながら二人からの返答を待っていて
「本音さん、龍也さんをどうしましょうか?」
「んー…どうしよっか……あっ!じゃあくろくろ、土下座やめていいよ?」
「ん?あ、ああ…それでどうす「えいっ」うぉっ!」
本音に言われるがまま土下座をするのをやめ上半身を起こした瞬間、いきなり本音に抱きつかれそのまま後ろに倒れてしまう。
なんか柔かっ…俺のお腹の辺りになんか柔らかいものが………って本音さん、貴女のが当たってるんですが?離れていただけません?ダメ、わかりましたよ……
「ほ、本音さん!?あなたい、いいっ、いったい何をしてるんですの!」
「んー?くろくろに泣かされた分、甘えてるだけだよー?セッシーも抱き付いたらー?」
「そっ、そんな恥ずかしいこと……それにまだお付き合いもしていないといいますのに…」
「じゃあ私がくろくろを一人占めしちゃうねー」
うーん……本音は満足するまで離れるつもりは無いらしいしセシリアに関してはキャパオーバー気味…と言うか俺も自制心保つので精一杯なので早く離れてください、お願いします本音さん!心は大人でも肉体は思春期真っ只中の男なんです!
とまぁ、本音が早く満足してくれる事を願いながら微動だにせず耐え続ければゴリゴリに精神力が削れていき。
「っ〜…それだけは許しませんわ!」
本音に抱きつかれ微動だにしない龍也を見て頬を膨らませていたが本音の一人占め宣言を聞くと腹を括ったのか龍也の頭を抱き締めるようにして横になり脚は腕に絡みつかせ二人で龍也の身体に密着し、他人に見られたら明らかに要らぬ勘違いされる状態になっていて。
えっちょ、セシリアさんまっ……あ゛ぁ゛ぁ゛ー!!やめて、マジで無理!なんで俺の頭を抱き締めちゃうのかなぁこの子は…あ、いい匂い…香水つけ……って違う違う!そうじゃねぇだろ!どうする黒瀬龍也…この場をどう切り抜けるんだよ!
「な、なぁお二人さん…一応ここって病室だし誰か来るか「くろくろは黙ってて」…はい…………ん?本音、泣いてるのか?」
なんとかして二人に離れてもらおうと話しかけるも本音からの言葉に黙ってしまう。少しの間、お互い無言のまま過ごしていると胸の辺りに濡れた感触を感じ取れば顔を胸に埋め静かに泣いている本音に気づき話しかけ
「グスッ……泣いてないもん……くろくろの勘違いだもん…」
「そっか…俺の勘違いか……」
明らかに泣いているが泣いていないと言い張る本音にそれ以上は言えなくなり…しばらくは本音のすすり泣く音だけが聞こえて。その間も龍也の精神力は削れまくって既に風前の灯…二人からの抱擁に耐えられるまであと少し……そんな時、救世主かはたまた残り少ない精神力を削りに来た鬼か…彼女が部屋に入ってきた。
「黒瀬、入るぞ」
「えっちょ、まっ…「おい、3人でなにをやっている?」えーと……2人の心のケア?ですかねぇ」
「なにを馬鹿な事を言っている。ここは病院だ…3人でイチャつく場所じゃないぞ」
「イチャつっ…そ、そんなことしていませんわ!」
織斑先生からイチャつく場所じゃないと言われたセシリアはバッと龍也から離れて顔を赤くするがそんな中、本音はと言うと……
「スー…スー……ん〜……くろくろ〜…」
「本音さんや?もしかして…いや、もしかしなくても寝てませんかねぇ!?マジで無理っ……思春期男子には酷すぎっ!織斑先生、お願いします助けてください!」
「そうだな……面白そうだしそのままにしておくのもいいかもな。まぁ、あんな無茶をした報いだと思え。」
「クソッ……鬼!悪魔!職権濫用教師!」
「セシリア、私はこのまま何も見なかったことにしてやる。今日は寮に帰らず布仏と一緒に好きなだけそいつと居ていいが遅刻するなよ。それと、不純異性交遊はするなよ?」
「本当にですの!?ありがとうございます、織斑先生!」
どうやら龍也からの悪口が気に入らなかったらしくセシリアと本音がこの病室に留まる事に目をつむり、病室をあとにする。それを聞いたセシリアはポンと湧いて出たチャンスを見逃すはずもなく、今度は眠っている本音ごと龍也の身体に抱きつき身体を密着させて。
「覚えていろよ織斑千冬ぅ!!」
肉体は回復していても受けたダメージは残っているのか2人を引き剥がす事も出来ずそのまま抱き枕状態となり。織斑先生から事前に話を聞いていた主治医や看護師は部屋に入って来ても二人には触れず、検査結果を伝えたり食事を3人分持ってきたりしてその日は2人にほとんどの時間、密着されながら過ごし精神力は0どころかマイナスにまで到達して。
「死ぬ……マジで…死ぬ……」
ほぼ一晩中、2人の抱き枕にされても絶対に手を出すまいと壊れそうな自制心を精神力をマイナスにまで削りながら持ちこたえた龍也は疲れ果てた顔をしていて。
「やりすぎ…ましたわね」
「うん……でも、このくらい私は傷ついたんだよ」
一晩中、龍也を抱き枕にした2人はいつも以上に肌艶がよくスッキリした顔をしながらも疲れ果てた顔の龍也を見て申し訳なさそうにするが本音はそうなるくらい傷ついたと言って。
「学校……行け…さっさと……遅刻…するぞ……」
疲労困憊でプルプルと生まれたての仔鹿のように震える龍也は枯れた声で言いながら時計を指差し、時間は急いで向かわなければ遅刻する時間となっていて
「本音さん、急ぎますわよ!」
「待ってよー!セッシー!」
時間を見た2人は遅刻すれば千冬先生からのお説教が待っている事に恐怖し顔を青くさせ、部屋から飛び出せば2人は遅刻しないため教室に向かって走り出して
「……クソ………入院日数が伸びる……」
2人が部屋から飛び出した後、精神と肉体が限界を迎えれば気絶する。その日は丸1日削られた精神力を回復するのに費やすことになり入院が1日伸び、退院したのは検査入院してから3日後の事だった。
6話目が終了しました!
アンケートに答えていただいた皆様、ありがとうございます!
現在、アンケートでは
○話の後に何か言葉をつけるかは「YES」
ほほんさんが龍也に対するニックネームはどれがいいかは「くろくろ」
オリ主のヒロイン達にヤンデレ要素(微含む)あり?無し?は「あり」
恋愛要素は「裏有でR18シーンあればそれ用の小説を作る」
が投票数が多い結果となっています!
ヤンデレ要素ありならどんな感じで病ませますかねぇ(ニチャァ)
福音事件でブチギレた龍也がズタボロになるまで戦わせるか……その後で亡国企業のメンバーとか登場させて龍也と戦わせるか…考える事がいっぱいだぁ………
あ、そろそろ龍也の専用機をまたパワーアップさせます。武器の封印開放かアイギスの同調率を増やすか、新しい武器追加か…迷いますなぁ!
こんな武器使って欲しいなどあれば感想で教えて下さい!作者の食指が動けば採用するかも!
っと言うわけで次の7話投稿か8話投稿でアンケートを締め切ります!
ラウラの嫁呼び、どれがいいですか?
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そのまま嫁、呼び!
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ここは夫、呼び!
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変化球で旦那、呼び!