9話目!
えー……ほんの少しシャルとの会話をした後、ペア決めしてから時間飛ばしてのタッグトーナメント開始!
「ん……朝か…」
昨晩の出来事により何時もよりも遅くに起床した龍也。少し気怠そうに起きれば隣で寝ているシャルを起こさないようベッドから出ては着替え、日課のランニングにへと出かける。
「……駄目だ…集中できん…」
しばらく走っていたが昨日の光景や感触を思い出し集中出来ずブンブンと頭を何度も横に振り雑念を払おうとすると逆にハッキリと思い出してしまう
「はぁ………今日は走るのやめて型稽古でもして軽く流すか…」
雑念を払おうとすればするほどに思い出してしまうため集中するのは無理だとわかるとランニングを中止。型稽古へと切り替えれば芝生へ移動すると最初はゆっくりと…だが徐々に速く動き始め手や足の先が一瞬見えなくなるくらい速くなれば空気を切る音が聞こえ始める。
「……フゥ…帰るか……」
全身が汗だくになるまで型稽古を続けていると終了時刻をしらせるかのように腕時計のアラームが鳴る。
アラームを止めれば流れ出る汗を服で拭い寮の部屋に戻り
「あ、お帰り龍也。凄い汗だね…走ってきたの?」
「ただいま…いや、型の稽古をしてた」
「そうなんだね…毎日やってるの?」
「ああ、そうだな。……シャワー、使わせてもらうぞ」
「う、うん」
昨日の事もあってかお互いぎこちなさそうに会話をしつつも龍也は着替えとタオルを持ってシャワーを浴びに行く。
「やはり精神が肉体に引っ張られてる、か…………このままだと…理性が保たねぇ……」
シャワーを浴び汗を流しながらもシャルと顔を合わせるだけで熱を帯びる顔に途中から冷水に変え、強制的に冷却し冷静さを取り戻してからシャワールームから出て制服に着替えると出てきて。
「朝食……一緒に食いに行くか?シャルル」
「僕も一緒に……食べに行ってもいいの?」
「ああ、いいぞ」
「ありがとう龍也!」
「っ……んじゃ行くぞシャルル」
冷水で頭を冷やしたお陰もあって多少マシになれば朝食を一緒に食べるかと誘う龍也。
そんな龍也の誘いに少し申し訳なさそうに問いかけ返すシャルにいいと返せば明るい笑顔を見せるシャルに龍也は少し顔を赤くする。
少し赤くなった顔を見られないようにするため背を向け朝食を食べるため食堂へ向かう途中で会ったラウラを誘って(声をかけたら無視されたので俵担ぎして半ば強引に連行)先に来ていたセシリア、本音を含めた5人で朝食をとるのだった
その後、教室に行くとなんだかいつも以上にクラス内が騒がしく近くにいた相川清香に聞けばなんと今月末の学年別トーナメントはより実戦的な模擬戦闘を行うため、ふたり組での参加を必須とするタッグトーナメントへと変更…となったらしく十中八九だが無人機が襲撃してきたのが原因だろう。
更に優勝者には織斑一夏、黒瀬龍也と交際できるだとか……うーん、一夏だけなら良いが何故に俺も?この学園、男子に対しての人権無さ過ぎじゃね?
「フフン…どうやら貴様にも天罰が下るようだな。精々楽しみにさせてもらおう」
「天罰下る前に勝利を掴むしか無いな……よしっボーデヴィッヒ、ペア組むぞ」
「なっ!?何故私が貴様とペアを組まなければいけないのだ!」
「そうですわよ龍也さん!なんでわたくしでは無くボーデヴィッヒさんと組むのですか!」
タッグトーナメントでの優勝者が得る権利を聞いて少し考え込むと隣でザマァみろ顔をしているラウラに少々イラッとすればトーナメントに出るためにペアを組もうと言う。
それを聞いたラウラはその誘いを拒否しようとしセシリアは何故自分を選ばないのかと抗議する中、本音は笑顔のまま黙っているが口元はほんの少し引き攣っていて。
「第1に俺の自由を守るため。第2に一夏とボーデヴィッヒとの間に何があったかは聞かないが2人の喧嘩を特等席で見たいから。第3に……勝率を考えたらボーデヴィッヒと組んだほうが優勝出来そうだから」
「わ、わたくしでは力不足と言うのですか?」
抗議してきたセシリアを納得させるために指を3本立ててから理由を説明するも理由はわかったが納得しないセシリアも抗議はしないがウルウルさせた瞳で上目遣いをしながら龍也を見つめる
「っ………他の専用機同士の相性で考えたら勝率が高いのはボーデヴィッヒだからであってセシリアが力不足って言う訳じゃないから、な?」
「本当ですの?」
「ああ、本当だって」
「それならよろしいですわ。わたくし、鈴さんとペアを組んで優勝しますわね」
セシリアの上目遣いの破壊力は相当なもので見つめられると顔を少し逸し力不足では無いと言いながら軽く頭を撫でれば上機嫌になったセシリアは引き下がり、お互い別な人が好きな者同士である鈴とペアを組み優勝すると宣言し上機嫌なまま自分の席に行き
「貴様の言っていることは理解した………だが、ペアを組むなら私の足を引っ張るようなら容赦無く切り捨てるからな」
「へいへい……そうならないように頑張りますよ」
どうやらラウラもペアを組む上で自分にとっても利点がある事を理解したのか龍也とペアを組むことにし自分の席へと歩いて行った。
あとは本音だが……
「なぁ本音…「くろくろ、怪我せずに必ず優勝するって約束して?」えっ?それはまぁ…優勝するのは約束するけど…」
「約束、してくれるよね?」
「………はい」
無人機が襲撃してきた時のをまだ引き摺っている本音からの言葉にぽかんとするが怪我せずに優勝は無理だと言おうとするもはい以外の返事はいらないと圧をかける本音に負け、はいと言えば何時もの笑顔に戻った本音も自分の席へ上機嫌な雰囲気のまま座り
「んんっ!黒瀬、ラブコメするのは良いが時と場所を考えてやれ」
「いつの間に……盗み聞きとはいい趣味してます……っぶね」
「教師に軽口を言うからだ馬鹿者。貴様以外は着席しているんだ、さっさと座らんか」
「へーい」
本音が席に座ってすぐに後ろから龍也に声をかける織斑先生にいつもの事ながら軽口を吐けば真上から一直線に振り下ろされる出席簿をギリギリでよける
周りはギリギリよけられたと思われているが戦闘訓練や何かしら武術の心得を受けた者達が見れば意図的にギリギリでよけているのだと理解し、それを見たラウラは本能的にあの男とペアを組んでよかったと思い始めていた
それからいつも通り座学やISの実技を受ける日々を過ごしながらも一夏絡みで小さなトラブルが何度か発生したりするも特に大事にはならずラウラとはお互いの戦い方を見るために模擬戦闘をしたりしていれば時間が経過し学年別タッグトーナメントの前日の夜……少女は朝起きればどんな夢を見たかさえ忘れてしまうような儚い夢を見ていた
それは『出来損ない』の烙印が押され深い闇へと転げ落ちていき空っぽになってしまった自分を再び最強の座に返り咲かせてくれた憧れの『織斑千冬』との日々……
その憧れの人が存在を認めたくない弟の所へ戻って優しい笑みを浮かべ、どこか気恥しそうな表情をする姿…
そんな二人を遠くから見ていた自分が黒い影に飲み込まれる夢を見た……夢から覚める直前に黒い影はこう囁く「力を欲するならば求めよさらば与えられん」
少女は夢から目を覚ます………赤い右目から一筋の涙を流しながら
そして学年別タッグトーナメント当日の男子更衣室にて
「っし……今日も適度に無茶せず頑張りますかねぇ〜」
「龍也、戦うことになったら今日こそは負けないからな!」
「そうだね。僕も今日は龍也に負けるつもりはないよ」
「おーおー……頑張りな〜。つか一夏は張り切りすぎてまた猪特攻かましたら狙い撃ちしてやるし…シャルルは………弱点っていう弱点が無いから特にないな」
「なっ!?そんなことするわけ無いだろ!龍也こそ気を抜きすぎてやられるなよな!」
「アハハハ…2人ともやる気充分だね………あ、対戦相手が決まったみたいだよ」
3人で談笑しながらトーナメント表が発表されるのを待っていると……モニターがトーナメント表へと切り替わった。そして3人ともトーナメント表に表示された文字を食い入るように見つめた。
「「ーーーーえ?」」
「うわーお…初っ端から一夏達とか。良かったな、一夏の願いが通じたぞ」
出てきた文字を見て、一夏とシャルルは同時にぽかんとした声をあげる。龍也は全く驚くことなくむしろ面白そうだと言わんばかりに一夏をからかいつつ先に更衣室から出る。そのままの足取りで指定されたピットへと向かった
「初戦から一夏と戦えて良かったな、ボーデヴィッヒ?」
「貴様こそ初戦からあの2人と戦えて嬉しいのだろ、黒瀬?」
「それは間違いない。俺はシャルルと戦うからボーデヴィッヒは一夏と存分に戦ってくれ。まぁ、俺が先にシャルルを倒したら加勢するけどな」
「フンッ…その前に私があの男を倒し貴様に加勢してやる」
ピット内で仲が悪いのやら良いのやらそんな会話をしていれば放送がかかりピットゲートからステージ内へと出る。
『ナイトメア』は両肩に『黒色の霧』、左腕に『アヴェンジャー』、右腕に『月喰狼』を装備し明らかな遠距離型で出てくる
「一戦目で当たるとはな。待つ手間が省けたというものだ」
「そりゃあなによりだ。こっちも同じ気持ちだぜ」
「やる前からバチバチしてんのー……そんなんでスタミナ持つのかい?」
「龍也こそ、気を抜き過ぎて簡単にやられちゃわないでね?」
試合開始まであと五秒。四、三、二、一 ーー試合開始。
「「叩きのめす」」
一夏とラウラの言葉は奇しくも同じだった。
試合開始と同時に一夏は『瞬時加速』を行う。この一手目が入りラウラを倒せれば戦況は龍也相手であっても一夏達が有利に大きく傾く。
「おおおっ!」
「ふんっ……」
ラウラが右手を突き出しAICを発動させ突っ込んできた一夏を捉え身動き一つ取れなくさせた。
「開幕直後の先制攻撃か。わかりやすいな」
「……そりゃどうも。以心伝心で何よりだ」
「ならば私が次にどうするかもわかるだろう」
ガキン!と巨大なリボルバーの回転音が轟き、白式のハイパーセンサーが警告を発する。
だが一夏は慌てることなく冷静なまま何かが来るのを待っていた
「させないよ」
離れて龍也と戦っていたシャルルが一瞬の隙をついて抜く際に一発お見舞いしてから龍也へ近づいてきていたのか一夏の頭上を飛び越えて現れる。同時に六一口径アサルトカノン『ガルム』による爆発弾の射撃が浴びせられる。
「ちっ……!《黒瀬、何をやっている!》」
《すまん!抜かれ際に一発喰らった!》
肩のカノンを射撃によってずらされ、一夏へ向けて放たれた砲弾は空を切る。さらにたたみかけてくるシャルルの攻撃に、ラウラは急後退をして間合いを取りながら龍也とプライベートチャンネルで通信をする。
「逃さない!」
シャルルはその隙を見逃さず即座に銃身を正面に突き出した突撃体勢へと移り、左手にアサルトライフルを呼び出すと一秒とかからず銃を形成した。
これこそがシャルルの得意とする『高速切替』である。事前呼び出しを必要としない、戦闘と並行して行えるリアルタイムの武装呼び出し。それはシャルルの器用さと瞬時の判断能力があってこそ光る。
「後ろがお留守だぜお二人さん!」
ラウラに二人の対処を任せている間にステージの端まで移動してから静止し『月喰狼』のチャージ を2回分済ませていたのか溜まったエネルギーが漏れ出ているのか砲身からスパークし、それを放てばラウラごと巻き込むかもしれない威力で撃ち出すと高密度のエネルギーが三人を襲い
「っ……食らうか!」
一夏の咄嗟の判断で『雪片弐型』を使った単一仕様能力『零落白夜』を発動。正面から受けて『月喰狼』から放たれた高密度のエネルギーを消滅させるもエネルギーをかなり使わされたのか表情に焦りが見えて
「いやー……読み通りの動きをしてくれてサンキュー」
『月喰狼』の攻撃を防ぐ事を予測済みだったのか左腕に装備した『アヴェンジャー』の銃口は一夏を向いて既に高速回転し銃弾が粘着弾へ変えた状態で弾幕をはるように射撃が始まり
「クッ……って何だこれ!?身動きがとれっ…うわっ!」
弾幕を避けるように動く一夏だが『月喰狼』からの砲撃も警戒して動いたせいで一発銃弾が左脇腹に当ると粘着弾は弾け広がり脇腹と左腕をくっつくとそれに驚いて動きが止まった一夏への集中砲火。首から下が粘着弾まみれになってまともに動けなくなればスラスターにも被弾しくっつけば地面に落下してしまう。
「一夏!今助けに行くね!」
「シャルル・デュノア、貴様の相手はこの私だ!」
粘着弾で動けなくなった一夏を助けようとしたシャルルだが行く手をラウラに阻まれ助けられず地面に落ちた一夏に龍也が近づき
「一夏、残念ながら終わりだな。」
「っ…なぁ龍也、これっていつになったら取れるんだよ」
「試合終了したら取れるぜっ」
一夏へと近づき『アヴェンジャー』の銃口を向ければ銃弾を氷結弾に切り替え至近距離で銃弾を放てば広がった粘着弾が一瞬で氷漬けとなり一夏は撃墜判定によりISの絶対防御が発動し機能を停止させた
「寒っ!龍也!このままだと俺、凍え死んじまうよ!」
「大丈夫、すぐに終わるから」
ガチャン!ガチャン!と音がすれば『月喰狼』のエネルギーパックが本体に収まりエネルギーチャージされていけば氷結弾で凍って粘性を失った粘着弾が溶けてしまうくらいの熱を発し、先程よりも砲身から漏れ出すスパークの量が増えて
《ボーデヴィッヒ、5秒後に急降下しろ》
《了解した…》
砲身はシャルルの方を向けず全く別の方向を向けてロックしない状態を維持し3回分のチャージが終わる頃にプライベートチャンネルでラウラへ通信して指示を出してから4秒後…シャルルの移動予測場所から少し先へ砲身を向けると同時に引き金を引けば先程よりも高威力のエネルギーが撃ち出された。
それと同時にラウラは急降下しら、リヴァイヴのハイパーセンサーが高エネルギー反応を検知し大音量でアラームを鳴らしたとでシャルルは一瞬判断が遅れ動きが止まってしまうと目の前を『月喰狼』から放たれたエネルギー弾が通過するが、あまりにも高密度のエネルギーはその余波だけでも充分な威力がありそれによってリヴァイヴのシールドエネルギーが一気に削られてしまった
『シャルル、降参してくれると嬉しいんだけどしてくれない?もう一発は撃てるからさ』
『龍也!?って今の威力をもう一回………うん、わかった。降参する』
撃った後、すぐにシャルルへプライベートチャンネルで通信すれば降参を促しつつもう一度、同じ威力で撃てると言うブラフをチラつかせればシャルル自身も同じ威力で撃たれまともにダメージを受けたら危険だと判断し両手を上に上げて降参すれば試合終了のアリーナ中にブザーが鳴り響く
そして離れた場所で歓喜の声をあげるラウラに龍也が近づく
「勝った…のか?私が…教官の弟に……ははっ!やったぞ!私は!私はやったのだ!」
「おーいボーデヴィッヒさんやーい、一夏に勝ったと喜んでるがチームでは勝ったが一夏を倒したのは俺だぞー」
「何を言っている?私はあの男に勝ったの……だ…?いや…勝ったのは…………貴様…なの…か…?」
「ああ、そうだぜ。一夏を倒したのは俺だ。」
「嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!!!貴様が倒しただと?そんなの認めん!私が!あの男を!教官の弟を倒したのだ!……っっ!!ああああああっ!!!」
勝利し自分が織斑一夏に勝ったのだと勝利に酔いしれていた所に龍也から訂正の言葉。それを聞いたラウラは何かに取り憑かれたかのように取り乱す。
勝ったのは自分だ!そう言い聞かせ龍也の言葉は嘘だと否定したその時…突如、ラウラが身を裂かんばかりの絶叫を発する。と同時にシュヴァルツェア・レーゲンの装甲がぐにゃりと溶け、どろどろのものになってラウラの全身を包み込むと、その表面を流動させながらまるで心臓の鼓動のように脈動を繰り返し、ゆっくりと地面へと降りていく。
それが大地にたどり着くと、まるで倍速再生を見ているかのようにいきなり高速で全身を変化、成形させていく。
「おいおい……VTシステム起動しちゃっとるやん…っちょ!マジかよっ」
そしてそこに立っていたのは、黒い全身装甲のISに似た『何か』。しかもその形状は先月の襲撃者とは似ても似つかず『ナイトメア』とも違う姿だった。
そんな『何か』の表面が動くと突如として触手を伸ばし『ナイトメア』を捕まえようとする。だが龍也は咄嗟の判断で『アヴェンジャー』の氷結弾を選択しその触手目掛けて撃ち、触手を凍らせて距離を取ろうとするも……別の新たな触手が襲いかかり防戦一方となり。
「クソッ!何で俺を狙う…ん…だ…………あー!!そういう事かよ!一夏を倒した俺を取り込むつもりか!めんどくせぇな!」
《セシリア、あのラウラだったやつだけど多分俺を取り込むつもりだ。ちょっと無茶な賭けをするけど俺が気を引くからその間に一夏達を回収しておいてくれ》
《龍也さん!?それはいったいどういうことですの!詳しく説明を…《その時間と余裕が無いから頼んでるんだよ頼む!》はぁ…わかりましたわ。ですが本音さんが怒っても知りませんわよ!》
《ありがとうセシリア。ははは……それは嫌だなぁっ!すまん、これ以上は話す余裕がないから切るぞ!》
『アヴェンジャー』の弾薬の残りが少なくなりながらも消して無駄撃ちはせず牽制混じりで氷結弾を撃ち続ける。
自分ばかりを追いかける触手に苛立ちを見せ始める中、追われる原因を考えていればラウラがああなる直前の会話を思い出せばある作戦を思いつく。
プライベートチャンネルでセシリアに話しかければエネルギーにはまだ余裕があるはずの一夏を回収してエネルギーを回復させるよう頼みつつ、本音が怒ると聞けば苦笑いを浮かべていたが会話する余裕がなくなり始めるとセシリアの話を聞かずに回線を切って
「こりゃ……意地でも戻ってこないとな…」
防戦一方となる中、覚悟を決めるとスラスターや各部に装着していた『アイギス』に何かを入力してからエネルギーをフルにして外せば周囲に散らし待機状態に
『黒色の霧』以外の武装を収納してから右手に『時壊』、左手には『ヴェノム』を展開させれば逃げの一手から攻めに変えれば地面スレスレの超低空でスラスターをふかし速度をあげる
「そんなに俺を喰らいたいならな……たらふく喰らわせてやる!だが…喰らって腹ぁ壊しても責任取らねぇぞスライム野郎が!」
超低空のまま正面から襲ってくる触手を『時壊』で切り刻みながら『何か』の目の前まで迫った瞬間、『ヴェノム』の大振りで切りつける。そして切りつけた瞬間に高電圧の電流を流された『何か』は感電したかのように硬直した
それを待っていたと言わんばかりに『ヴェノム』を捨てた左手でラウラが居るであろう所にあたりをつけて突っ込ませ左手でラウラを掴み『何か』からラウラを引き抜こうとした……が…
「チッ……やっぱり無理…か……一夏、迷惑かけるがもしもの時は頼んだ…ぞ……」
引き抜こうと腕に力を入れるも全く引き抜ける気配がなく…逆に『何か』が左腕から侵食するようにまとわりつくのを見れば『黒色の霧』全弾を自身と『何か』の周りを囲うようにばら撒く……そして、『何か』は『ナイトメア』ごと龍也を飲み込めば一周り大きくなった。
待機状態となっていた『アイギス』が突如として動き出せば龍也を飲み込んだ『何か』をドーム状のシールドで閉じ込めるに展開しシールドを張り巡らせた途端、ばら撒かれた『黒色の霧』が爆発しドーム状のシールド内は黒色の煙で満たされ外からは何も見えなくなる
文字数がめっちゃ多くなったので一先ずここで区切ります!
そろそろ次のアンケートを決めなければ
ラウラの嫁呼び、どれがいいですか?
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そのまま嫁、呼び!
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ここは夫、呼び!
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変化球で旦那、呼び!