IS 荒ぶる黒龍は咆え、喰らう   作:黒色晩餐

22 / 62

後編です
オリ主、決戦前なのに精神がゴリッゴリに削れます

UA10000突破しました!皆様、見て下さりありがとうございます!
感想も貰ったりして嬉しさのあまり、筆が乗って長くなりましたがお楽しみください!


13話後編〜少女達は決心し、天災兎は言葉に揺れる〜

 

 

シャワーを浴び制服に着替え、休む為に部屋へと戻れば部屋の中には見覚えのある人物が居た

 

「やっほーたっくん!ちょっと束さんとお話、しよっか?」

「……拒否権は?」

「いやだなー、そんなのあるわけ無いじゃん」

「ですよねー……それで、話ってのは?」

 

ただでさえ疲れているのに部屋の中には『天災』が自分の部屋かのようにくつろいでいた。しかもお話しようとか言ってきやがるが多分、このウサギの話は禄な話じゃないだろう

 

「んっとねー…君のIS…名前は『ナイトメア』だったよね?そのISだけど束さん的にはちょっと嫌な感じがしててねー。あんまり無理とか無茶とかしたら駄目だぞ?」

「……よし、どうやら偽物が現れたみたいだし休むのに邪魔だから消し炭にするか」

 

人間、ありえないものを見聞きするとこんなに冷静になるんだな。だってあの篠ノ之束が他人の心配するとか明日、地球が滅ぶレベルか偽物のどちらかの筈だから偽物の方だ。『月喰狼』で骨も残さず消滅させよう

「ちょっ!?待って待ってー!束さん、偽物じゃないし本物だから!撃たないでー!それにその物騒な物下げてよ、本当に消し炭になっちゃうからー!」

「………あーすまん、アンタが他人の心配とかするから偽物だと思った」

「ねぇ、それって酷くなーい?束さんだって君を気にかけるくらいの情はあるんだよ?」

「俺が知ってる物語の中のアンタと目の前のアンタの性格が完全に掛け離れすぎなんだよ…」

 

展開していた『月喰狼』を戻せば鞄の中から小物入れを取り出すと窓側へ行き、窓を開けばジッポーでタバコの先に火を点けると吸い始め

 

「あれあれー?未成年なのにタバコなんて吸っていいのー?」

「ふぅー………吸ってんのは禁煙タバコ…でも吸うのは今日だけ。流石にそろそろ我慢ができんし今ならアンタに誘われたとしても乗っちまいそうだよ」

「えっ?ええっ!?まったまたぁ、冗談はよしてよー…………え?本当に?冗談じゃなくて?」

「マジで。見た目は未成年だけど中身はアンタより2つ年上だからな?」

 

禁煙タバコを吸いながら灰はポケット灰皿に落としつつ少し意地の悪い笑みを浮かべる龍也。そんな龍也からの言葉に冗談だと聞き流していたが雰囲気が冗談っぽく無く本当なのかと聞き返せば龍也はゆっくりと首を縦に振り頷く。

そして吸い終わったタバコの火を消しポケット灰皿の中に捨てれば2本目を吸い始め

 

「えぇっー!?じゃあたっくんって26歳で死んじゃったの…あっ……もしかして嫌な記憶だった?」

「いや、死んだ時の記憶が無いからそこまでだ。まぁ、心残りはあったがそれはこの世界で解消できそうだし」

 

死んだ時の嫌な記憶を思い出させてしまったかとしょんぼりとする束だが特に気にしていないと言いつつ前世の心残りはあるも、それは解消できそうだとも伝えて

 

「へ、へえーそっかぁ……じゃ、じゃあさ、私やちーちゃんとかも恋愛対象に入るの?」

「言わずもがな、入るに決まってるだろ。一夏が選んだって言う千冬の水着姿だって見惚れそうになったのバレないようにしてたくらいだぞ?」

 

転生者だと言うことを知っている相手との二人きりのせいか何時もより警戒心が薄れ、恋愛対象に入るかとの問いかけにも普通に答えてしまって

 

「ふふっ…そうなんだ……じゃあその事、ちーちゃんに言っても良い?」

「よし、原形が残らないように消してほしいみたいだな?」

「わー!待って待って!冗談だから撃たないでー!」

 

あの織斑千冬相手に弱みを握られるような事をバラそうとする束にまた『月喰狼』を展開しようとしたが、冗談だと言えばチッと舌打ちしつつ2本目も吸い終われば火を消してからポケット灰皿に捨ててから、小物入れにタバコとジッポーとポケット灰皿にしまい

 

「次、笑えない冗談を言ったら警告無しで撃つからな」

「はーい。それじゃあ言いたい事も言ったし、聞きたい事も聞いたからそろそろ束さんも失礼するねー!ばいばーい」

 

どうやら訪問した目的を達成したらしい束はスッと立ち上がると何時もの調子で部屋から出ていく

 

「はぁ……結局、何をしたかったんだ?あのシスコン…っとやべっ。消臭しとかねぇと」

 

煙はほとんど外へ向けて出していたが室内に若干匂いが残っていたので一緒に持ってきた無香料の消臭スプレーを室内と外へ適度にスプレーし、軽く香水をつけ、ガムも噛み匂いを誤魔化して

 

「この先、どうするべきか……あのシスコンが妹のデビュー戦として福音事件を起こすが…一夏の白式を二次移行させるためにも1度目は待機要員として居るべきだな。その後で出るとしても銀の福音が二次移行した時が一番の山場だな…」

 

多少なりともこれでバレないだろうと思いつつ小物入れを鞄の中にしまい畳の上に寝転がっていると部屋の扉がノックされ

 

「鍵はかけてないから入るなら好きにしな」

「お、お邪魔しまーす。龍也、織斑先生から体調悪くしたから先に戻ったって聞いたけど大丈夫?」

 

扉をノックした人物は浴衣に着替えたシャルロットだった。織斑先生から体調不良で部屋に戻ったと聞いたらしく心配して来てくれたのだろう。塩水や砂を洗い流したばかりなのか髪がまだ少し濡れていた

 

「あー………大丈夫大丈夫そこまで酷くはないしな。ほらコッチ来いよ」

「う、ううん……ねえ龍也、さっき織斑先生に言っていたことって龍也の本心なのかな?」

「まぁ本心っちゃあ本心だな」

 

寝転がっていた龍也は体を起こし、室内へ入ってきたシャルロットに近くまで来るよう手招きする。

そうして近づいてきたシャルロットは肩同士がピッタリとくっつくように隣に座り、手を握ってきた

 

「…シャル、物凄く近くないか?座椅子なら向かいにもあるぞ?そっちに座ったらどうだ?」

「龍也、僕だって女の子なんだよ?こういう事するの、すっごく恥ずかしくて普段は出来ないけど……あんな事を言われたら本気になっちゃうのくらい、わかってたよね?」

 

胸がね、腕に当たってるんだ…って!胸で腕を挟めるんじゃありません!確かに目の前で言ったけど駄目だって…今はさぁ!

 

「わかったからさ…少し離れてくれると嬉しいかな?」

「駄目…僕も今まで我慢してきたけどもう我慢しないよ。もうすぐでケリをつけるから待っててくれとか言われても我慢しないからね?」

「いやいや、我慢しないからね?じゃないからっ!?いってぇ……なぁ、シャルロットさん?なんで俺を押し倒して馬乗りになってんの?顔が少し怖いよ!?」

 

なるべくシャルロットの方を見ないよう顔を明後日の方向へ向けていたのが仇となる。いきなり力を込めて押し倒しにきたシャルロットの行動に驚きバランスを崩せば成すすべもなく押し倒され、馬乗りされマウントポジションを取られた上に両脚で体を挟まれ腕も固定されると動けなくなってしまう

 

「だって…こうでもしないと龍也、逃げちゃうでしょ?大丈夫、僕に任せて…龍也はじっとしてるだけで良いから」

「待て待て!今日は逃げないから!絶対に逃げないから落ち着け、シャルロット!」

「本当?嘘じゃない?もし逃げたりしたらセシリア達も呼んで追いかけるからね?」

「わかった!わかったから先ずは退いてくれ、な?」

 

今までのらりくらりと躱され続けた結果、逃がすつもりは無いらしく龍也の両肩に手を置くと体重をかけ畳に押さえつける。龍也自身もヤバイと本能が伝えてくるからこそ嘘偽り無く逃げないと伝える。

その言葉を聞いたシャルロットも多少は疑いながらだが龍也の上から退けると少し離れたところで正座して

 

「それで?シャルはなんで暴走した?誰かに唆されたりでもしたか?」

「ううん、違う……ああして繋ぎ止めておかないと明日になったら龍也が消えちゃうんじゃないかって…そんな気がしたから………」

 

押し倒された龍也も体を起こし、正座するシャルロットに問いかけるも首を横に振り否定する。

そしてしょんぼりとするシャルロットは何かが起きるのを感じ取ったからかああ言う事をしたと正直に話して

 

「あぁ…そう言うことか……明日になっても俺が突然消えるわけ無いだろ?なぁシャル、押し倒さないなら抱き着いていいからさ…来な」

「うん……さっきは押し倒してごめんなさい」

「いいよ、気にしてないから。だからシャルも気にするなる」

 

しょんぼりとしたままだが龍也の太ももの上に跨り体を預けてきたシャルロットを優しく抱き締め、頭を撫でているとシャルロットの肩に額を軽く擦り付けて甘えるようにしていれば首筋にカプリと歯形がつかないよう上唇で軽く甘噛みし

 

「んっ……くすぐったいよ龍也…ひぅっ!?ちょっ龍也っ!?駄目っ、だっよっ」

 

軽く甘噛みした際のシャルロットの反応を見ればそのまま継続しながら徐々に徐々に上へと移動し耳にも甘噛みを開始して

 

「んっ…はっ、ふっうぅ…駄目っ…やっ…め、てっ…」

「それは聞けないな…シャルが俺をその気にさせたんだぞ?」

「ふぇっ!?や、ぁ…んっ……セシリア達が来ちゃっ、んんっ!?」

 

チュッ、チュッと大きめのリップ音を出すように触れる程度のキスをうなじや耳の裏等の色々な場所にしつつ口を塞ぐために唇と唇を重ね合わせる。

セシリアの時とは違った優しく啄むようなキスから時間をかけて徐々に深くしていくもディープキスになる直前で口を離し

 

「ぁっ……龍也…もっと…もっとシよ?」

「今日はこれでお終い。シャルは俺がケリをつけるまで我慢できるいい子だよな?」

「ぅん…我慢するから、次する時はもっと沢山欲しいな…」

 

キスだけでも衝撃が強かったのかトロンと蕩けた表情でおねだりしてくるシャルロットを相手におあずけすれば優しい目で見つめながら頬を撫で、我慢出来るかとの問いかけにゆっくり頷く彼女は我慢したら次はもっと欲しいと要求してきて

 

「大丈夫、その時はキスだけじゃ済まないから覚悟しておけ」

「っ……龍也のエッチ…」

 

次のキスはそれだでは終わらない。そう耳元で囁やけば彼女もその先を想像したのか目を潤ませ上目遣いで見つめてきて

 

「そんな男に迫って押し倒してきたのはどこのエッチな子だったかな?」

「うぅ………あっ!そ、そろそろ行くね。セシリア達が来ちゃうかもしれないからっ!」

 

龍也からの言葉に言い返せず口籠っていたが誤魔化すように立ち上がり乱れた浴衣を直せば走り去るようにして部屋から出ていく

 

「………っ、はぁぁぁぁぁ……マジでタガ外れそう…あの勢いのままヤる所だったし……思春期の性欲やっぱヤベェなオィ…」

 

シャルロットが部屋から走り去るようにして出てすぐ、畳に仰向けで倒れれば両手で顔を覆いドデカイ溜め息を吐く。

あのまま手を出しそうになった所をなんとか耐えてはみたものの思い出し赤面し悶て

 

「あ゛ー、クソッ……福音相手に死なないよう戦う以外の道が無くなっちまったか…しゃあねえ……飯の時間まで走ってくるか」

 

悶々とする中、今にも暴走しそうな欲望を抑え込むために制服からトレーニングウェアに素早く着替え、禁煙タバコが入った小物入れを持てばセシリア達が来る前に部屋を出ていき

 

「ふぅ…やっぱり外に出て正解だったな……さっきより頭がスッキリしてやがる」

 

合宿中ではあるが机に「外へ走りに出てくる。夕食の時間前には戻る」と書き置きを残しておいたので問題ないだろう……多分。

 

「一服するか…どっかで吸えそうな場所場所っと……お、あそこで良いか」

 

頭を整理させるためにタバコが吸えそうな場所を探しながら走っていれば丁度いい感じで人が居なさそうな場所かつ周囲からは見えにくい作りの休憩所に作られた喫煙スペースを見つけそこで一服するためにそこへ小走りで向かい、小物入れから禁煙タバコを出せば吸い始め

 

「ふぅぅぅーー……やっぱ禁煙でもタバコはタバコ…美味ぇぇ…」

 

自分以外、誰も居ない場所でリラックスしながら煙を肺に目一杯溜め込みゆっくりと吐き出す。1本目を短時間で吸い終わればシャルロットとのキスで荒ぶった精神を落ち着けるために2本目に手を出し火を点け吸う

 

「あぁ…死にたくねぇ……一回死んでるとはいえ、死ぬかもしれないってのがわかってると怖ぇ……なぁ『ナイトメア』…俺が死にかけてる時でもセシリア達が危なかったら、俺の死に体と魂を使ってでもアイツ等を守ってくれ…それで消滅しちまっても構わねぇから」

 

2本を吸いながらも明日の福音事件で自分が死ぬかもしれないと最悪の自体を想像すれば死への恐怖で全身が震える。首のベルトチョーカーに触れ独り言のように呟き短い時間だが共に戦った相棒へ頼み事をする。

その頼み事に対して返事をするかのように赤い丸石はほんの少し点滅した

 

「ふふっ…頼んだぞ『ナイトメア』……さてと、もう少し軽く走ってから帰るか」

 

反応を見せた相棒を見れば2本目を吸い終え吸い殻を捨てれば立ち上がりればガムを噛みながらまた走り出す。

そうしてしばらく走りながら何ヶ所か喫煙所の横を通り過ぎ体についた禁煙タバコの匂いを多少なりともを誤魔化し、旅館に戻れば着替えるために部屋に戻る途中…

 

「黒瀬、どこに行っていた?」

「ゲッ!?織斑先生じゃないっすか…ちょっと煩悩払いに走りに行ってただけですけど?」

 

浴衣姿になっていた織斑先生と遭遇してしまえばあからさまに嫌な顔をすると睨みつけてくるのだが帰り際に喫煙所を横を通り過ぎた際に纏わりつけたタバコ臭に気付いた織斑先生は視線を更に鋭くし

 

「その割にはタバコ臭いな?まさか…未成年であるにも関わらず喫煙か?」

「違いますって…戻る時に走ってたコースに何ヶ所か喫煙所あったからそのせいだと思いますよ?かなり臭かったですし。そんなにタバコ臭いならシャワー浴びてきても?」

「……シャワーを浴びるならさっさと浴びて匂いを落としてこい。食事の時間に遅れたら分かっているな?」

「へーい…じゃあさっさと浴びて匂い落としてきまーす」

 

案の定、指摘してきた織斑先生に用意しておいた答えを出しつつもまだ疑いの視線を向ける相手から食事の時間までに匂いを落としてくるよう言われたら小走りで部屋に戻り替えの下着と浴衣を持って浴場へ向かって

 

「危ねぇ危ねぇ…あんな所で鉢合うとは……まぁ軽く流してきますかね」

 

男子側に入れば時間も迫ってきているので服を脱ぎ体を洗うだけに留め、新しい下着と浴衣に着替えればすぐ部屋に戻る。なんとか間に合えば指定されている場所へ向かうとセシリア達が場所を取っておいてくれたようで…

 

「あ、くろくろコッチコッチ〜」

「遅かったですわね、龍也さん」

「嫁よ待ちくたびれたぞ」

「ほ、ほら早く座ろ?」

「おーすまんな」

 

シャルロット以外は普段通りな中、龍也が本音の所にまで行けば場所を譲るように立ち上がる本音。そしてその場所にあぐらをかいて座ると左の太ももの上に本音が座れば周囲がざわつく

尚、座っている位置はこのような状態だ。向かいに居る箒や鈴も本音と同じ事をしようか迷っているのかチラチラと一夏を見ていた

 

 

 ラ シ 龍 本 セ

 

 

   箒 一 鈴

 

 

「龍也、俺はいったい何を見せられてるんだ?拷問か?」

「ただの食事風景だろ?何時も食堂で見慣れてるじゃないか」

「いやいや!あれと今の状態は全く別物だろ!」

「男の嫉妬は醜いぞ?なんなら両隣の幼馴染ズに俺と同じ事をすればいいじゃないか。して欲しそうに見てるしさ」

 

自身の食事をしながら本音にも食べさせていればその光景を見せられる一夏からのツッコミが入るが食堂での食事風景と同じだと言う龍也。その間も本音に食べさせたりしながら自分も食事をして

だが、それでも納得しない一夏に龍也は迷っている2人の幼馴染へと助け船と言うなの爆弾を投下し

 

「なっ!?な、なに言ってんのよアンタ!私がい、一夏にそんな事をして欲しいだなんて思ってるわけ無いじゃない!」

「そうだぞ黒瀬!貴様のように食事中にそんなはしたない真似など一夏がするわけ無いだろ!」

「でもよ、あーんくらいはしてもらいたいだろ?あ、それともあーんしたい方だったか?」

 

本音の分を半分程食べさせれば太ももの上から下ろし、素直に言えない2人にをからかいつつ自分の食事を始める

 

「龍也、それ以上2人をからかうなよ。流石に俺でも怒るぞ?」

「ならよぉ一夏、俺と本音みたいにじゃ無くても2人と密着しながらあーんしたくないのか?」

「なっ、何言ってんだいきなり!そんなの人前だと恥ずかし過ぎてやれるわけないだろ!」

「ふーん…人前じゃなかったら密着しながらあーんしたいんかぁ…ムッツリじゃのぉ」

 

一夏が口を滑らせてしまえば龍也はいい事聞いたぜとニヤニヤと笑みを浮かべ、幼馴染ズは茹で蛸のように真っ赤になり俯いて何かブツブツ言い始めていた

 

「いやっ、違っ…誤解だ箒、鈴!俺は決してやましい事なんか考えてない!違うからな!」

「おーおー、見事に自分で墓穴掘ってやがるなー。あんな風に言っちまったら後がこえーぞ」

 

両隣の幼馴染がブツブツ言い始めている事に気付いた一夏は何時ものようにキレられると思ったのか必死に弁明しようとするが、動揺しているせいで全く違う意味で捉えられる言い方をしてしまい

 

「そうか…一夏は私にあーんをしたくないと…私なんか好きでは、ないと…」

「そうなんだ…アンタ、私の酢豚を毎日食べたいとかって言った癖にそういう事、言うんだ…」

 

おっとヤバ…このままだと暴れるパターンじゃ……仕方無い。俺の夕飯を守るためだちょっと大人しくしてもらうか

 

「シャル、ちょっと来て」

「えっ?なにっ!?」

 

飲み物を飲んで口をスッキリさせてからシャルロットに手招きし、近寄らせると腕をグイッ引き寄せると同時に抱き締めればいきなりのディープキス。

それを見たセシリア、本音、ラウラとキスされたシャルロットは固まり、爆発寸前だった箒、鈴はその光景を見てまた顔を赤くする。一夏はと言うと顔を背け見ないようにしていたが、そんな所で紳士ぶるなよムッツリスケベ野郎。

それに加えて見ていた女子達が黄色い歓声を上げる。中には黒×シャルだとかラウ×黒×シャルだとか聞こえたが無視だ無視…2人の怒りが収まったのを見てからゆっくり口を離せば

 

「いい加減にしろ貴様ら!少しは静かに飯を食えんのか!」

 

スパァァァァァン!!とふすまが勢いよく開かれれば怒り心頭な織斑先生が登場すると同時に全員が静かになり視線を織斑先生の方へと向けるがシャルロットは突然のディープキスに理解が追い付いていないのと思考が蕩け呆然とし、龍也に関しては飲み物を飲んでいて

 

「黒瀬、さっきの騒ぎは何が原因か答えろ」

「はい、俺が浴衣姿のシャルに我慢出来なくてディープキスしました。後悔は一切無いです。」

「お前、辞世の句はそれでいいんだな?黒瀬、左右を見てみろ」

「辞世の句にするつもりは無いですねー……見なくても分かってますよ…セシリアとラウラがISの武装を展開して本音は巻き込まれないよう離れましたね?」

「正解だ。オルコット、ボーデヴィッヒ、武装を解除しろ命令だ」

 

この騒ぎの原因を一番わかっていそうな男に聞けば当の本人は本心と嘘を混ぜて答える。既に武装を展開していた2人は砲口を向け何時でも撃てる状態だったが織斑先生からの命令には逆らえず、武装を解除するも目の前でディープキスした龍也に怒りと嫉妬の炎を燃やしていて

 

「黒瀬、お前はやり過ぎだ…少し自重したらどうだ」

「自重し過ぎて我慢出来なくなったのが主な原因なんすけどね……あ、なんで真隣に居た本音じゃなくてシャルにしたかは聞かないでくださいよ?本音にしたらキスだけで済まなくなるのが目に見えてたからなんで」

「はぁぁ……お前はなんでそう言うのをサラッとついでのように言うんだ…見てみろ、布仏が丸まってるぞ」

「わぁーお……まさかの流れ弾でオーバーキル…やっちまったなぁ……と、言う事なのでセシリア、本音、ラウラもシャルみたいにされたいなら後で部屋に来たら?隣に一夏と織斑先生も居るけどなっ」

 

両隣には怒れる肉食動物と真横にはキスで蕩けた少女。少し離れた場所で流れ弾を受けて丸まった少女がいる中で逃げる算段を立てつつ、残すのは勿体ないので全て平らげてからスッと立ち上がる。

蕩けたシャルロットみたいになりたいならば部屋に来るよう言えば一瞬だが固まった怒れる肉食動物達の隙を突き、去ろうとしたが…

 

「逃さないよ、龍也?」

「あれま…シャル、もう復活したの?」

「うん、そうだよ。龍也が人前であんなキスしてきちゃうエッチな人だとは思わなかったけどね?」

「あー……怒って…るね。うん、これは逃げるの無理だな降参、降参」

 

ガシッと両脚に抱きつかれる。ゆっくり顔を下に向ければニッコリ笑顔だが目は笑顔じゃないシャルロットが見ていてしかも脚を折るんじゃないかと言わんばかりに徐々に腕へ力を込めて締めてくる。地味に痛いんだが…

 このまま逃げれば後日どころか夜さえも危険だと察し両手を上へあげれば脚を拘束する力が弱まる。ゆっくりともとの場所にあぐらをかいて座るとその中に収まるようにシャルロットが座ってきた

 

「ねぇ龍也、僕に何か言うことない?」

「何も言わず人前で勝手にディープキスしてごめんなさい」

「それ以外は?」

「逃げようとしてしまい申し訳ございません…」

「次こんな事したら許さないからね」

「はい……」

 

一見すればラブラブなカップルなのだが男の方は上を向き冷や汗を流す。少女の方はニッコリ笑顔だが目は笑顔じゃなく、冷ややかな目をしていた。

少女からの問いかけに淡々と答え謝罪する中、ようやく許しをもらえば男の方は意気消沈としている。まぁ自業自得なので仕方無い事なのだが

 

「んんっ!!……全員、また先程のように騒がしくし過ぎないようにしろ。それと篠ノ之、凰、布仏、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒは食事を終えたら全員揃って部屋に来い」

「「「「「「は、はい!」」」」」」

 

茶番劇が終わればシン…とした空気の中、織斑先生は大きめに咳払いをし、最後に生徒達に騒がしくし過ぎないよう釘を刺しつつ6人には後で部屋に来るよう言えば会場から出て行った

 

「じゃあ龍也、僕に食べさせて?」

「うっす…」

「次はわたくしですからね」

「嫁、その次は私だからな」

 

織斑先生が居なくなってから少しすれば元気の無い男に対してシャルロットは食事を食べさせるように要求する。今回は自分が悪いので文句を言わず何を食べたいか聞きながら食べさせていった。

シャルロットの次は自分の番だと言うセシリア。そしてその次は自分だと言うラウラに詰め寄られ抵抗どころか反論せずに食べさせていく。少女達は食べさせてもらいながらも自分の体を密着させたり押し付けたり、他からは見えない角度で浴衣の中をチラッと見せたりして男の理性を壊しにかかっていた

 

「織斑先生に呼ばれてるんだから早く行かないと怒られるんじゃないか?あと、さっきは逃げないって言ったけどそろそろガチ逃げするぞ?どんな手を使ってでも逃げて隠れするぞ」

 

理性を壊そうとあの手この手を使ってくる3人に疲弊し始めながらも思考の半分は熊狩りを思い出しさらにもう半分の半分でマヴラブのトラウマシーンを思い出し、残りはお経を唱えて息子だけは反応しなくさせていた

 

「むぅ…逃げないって言ったのに…龍也の嘘つき」

「そうですわ。あんな事しておいて逃げられるとでも?」

「そうだ。私達から逃げられると思っているのか?」

「もう勘弁してくれ……あの箒と鈴でさえお前達の行動に引いてるぞ…つか風呂に入らせてくれ………疲れた…」

 

3人でローテーションしながらラウラはあぐらをかいた脚の中に座り、シャルロットは背中に密着、次に座るセシリアは左腕に抱きつくといった状態で逃さない状況に追い込まれていた

 先程まで爆発寸前だった幼馴染ズは引き気味になっており他の女子達も合掌したり十字を切ったりしていた。俺はまだ死んでねぇぞ勝手に殺すなゴラァ!

 

「つかこのままだとマジで精神擦り切れてEDになる……確実になるからそろそろ離れろ」

 

よし、最終兵器だ…使えば自滅するかもしれないが明日の為にも使うしかない。これで離れなかったら覚悟しよう

 

「えっ!?そ、それはいや…かなぁ……龍也との子供ができなくなっちゃうの…」

「そ、そうですわね…そうなってしまいましたら龍也さんとの子が…」

「?シャルロットにセシリア、EDとはなんだ?嫁よ、知っているのだろう?教えてくれ」

 

セシリアとシャルロットの2人には最終兵器が効いたがラウラには駄目だったか……色々な意味で純粋だし…クラリッサから変な知識を貰ってくるくらいには純粋だしなぁ…

 

「ラウラ、耳かして…教えるから」

「うむ、たのんだぞ」

 

ラウラにしか聞こえないように小声でEDが何なのかを教える。そうして顔が離れたらバッと後ろを振り向き涙目で真っ赤になったラウラの顔が見えた

 

「よ、嫁のあれが勃たなくなってこっ、ここっ!子供が作れなくなってしまうのか!?そ、それは駄目だ!嫁とは野球チームが出来るくらい作るよ、予定なんだぞ!」

「ぉおっと……刺激強すぎで暴走しちゃってる…ほら落ち着いて落ち着いて。そうなって欲しくないなら、離れてくれるよな?」

 

まだまだ初心な心の持ち主なラウラには刺激がかなり強かったのか余計な事まで口走るので龍也は慌てるどころか逆に冷静になってしまう。

 暴走気味の彼女を抱き締めれば頭を撫でて落ち着かせつつ離れてくれるかと問いかけて

 

「わかった。だからEDにはなるんじゃないぞ?」

「はいはい、大丈夫だから……なぁラウラ、その言葉はあんまり連呼しない方がいいからな?」

 

いそいそとあぐらをかいて出来た脚のスペースから出たラウラが今にも泣きそうになりながら心配そうに見てくるが大丈夫だと頬を撫でて安心させつつEDは連呼しない方が良いと伝え

 

「じゃあ、早く織斑先生の所に行ってきなさい。俺は風呂に入って精神回復させてくるから」

 

やっと離れた3人に箒達と一緒に行くよう促しつつ、いつの間にかに丸まっていた状態から回復した本音もセシリア達と一緒に会場から出て行き

 

「あ゛〜……キッツ」

「お疲れ様だな、龍也」

「お前もさっさとくっつけや…ムッツリスケベな一夏。略してム○カ」

「ああそうだ…って誰が天空の城の王家の子孫だっ!お前こそどうするんだよ?本当に4人と付き合うのか?」

 

精神がゴリッゴリに削れ、イジりやボケも適当にするがちゃんとツッコんでくれる一夏には感謝しかないが…一言余計だ

 

「……一先ず風呂に行くぞ風呂に。………んで、話は戻るが、誰か一人を選んでみな?ただでさえ若干、依存気味な雰囲気なのにそこから闇堕ちしてヤンデレ監禁ルート真っ逆さまだろうよ。

なら、全員と付き合って闇堕ちヤンデレ化を回避した上での監禁ルートは甘んじて受け入れるつもりだ」

「そこまで考えてるんだなー…でも、監禁ルートは確実なのか?」

「お前よ…専用機持ちの経歴くらい覚えとけ。セシリアはガチの名門貴族で生粋のお嬢様。シャルは量産機ISのシェア世界第3位の企業の娘。ラウラに関しちゃお前の姉が手ずから鍛えた現役軍人で特殊部隊の隊長。

そして仮にだが、3人が協力して俺を監禁し、その事がバレたとしても罪に問える人間いると思うか?」

「……………多分いないな。無罪放免とはいかないから軽い刑罰はあるだろうけどその日の内に開放されてまた、龍也を監禁するな」

 

会話の内容的にはここから話を聞いた人は下衆な会話に聞こえるだろうがまだ残っている女子達が聞き耳を立てていやがるから風呂へ行く事にして会場を後にした。

 一夏も龍也からの言葉に監禁ルートのメリットデメリットをしばらく考えるとデメリットが圧倒的に少ないのを理解し納得してしまった

 

「最悪監禁されても室内ならある程度の自由は保証されるだろうし食事とかも出るだろうから夜以外は基本ヒモかニートだな」

「デメリットは若干の不自由と夜だけなら実質デメリットないんじゃないのか?」

「お前…一晩で4人同時に相手とかだったら枯れるまで搾られるだろうが」

「あー確かに……流石の龍也でも4人はキツイってことか」

「まあ、お前なら2人が相手でも十二分に搾り取られて枯れるだろうけどな」

 

廊下を歩きながらシモの話をしていればいつの間にかに浴場についたので続きは風呂に浸かりながらとなった

 

 

_____________

その頃、教員兼男子部屋に集められた6人の少女達は飲み物と言う名の賄賂を知らずに渡され飲んでしまったが為、目の前で飲酒している教師を注意することも出来ずちびちびと飲み物を飲んでいるとほろ酔い気味な教師からの一言に全員が固まり

 

「さて……お前達には訊いておかないとな。一夏と黒瀬のどんな所に惚れたんだ?」

 

「わ、私は惚れてなど…」

「私も惚れてなんて…」

「それなら、他の女にアイツが取られても良いんだな?」

「「良い訳ないです!!」」

 

先程の件もあってか尚更素直になれなくなってしまった幼馴染の2人に他の女に取られても良いかと聞けば食い気味に良い訳ないと答える2人。そんな2人を見て教師はしてやったりと、満足気なにやけ顔を浮かべて

 

「取られたくないならそうならないよう積極的に頑張ることだ。黒瀬とは違って一夏はすぐに女子を落とすからな。うかうかしていたら後から出てきたぽっと出の女子に取られるぞ?」

「「うっ…は、はい……」」

 

図星を突かれた2人はガックリと項垂れあからさまに落ち込んでしまう

 

「さて、次は黒瀬に惚れているお前達だが…あんな男の何処に惚れたんだ?」

 

「わたくしは龍也さんの中身と戦っている時の凛々しい姿にですわ。手を出していただけたらもっといいのですが…」

「私はあの時にくろくろが自分の身を盾にして私達を守ってくれた時、です。それにガッチリしてる体も…」

「ぼ、僕は普段は優しいけど時々見せてくる男の子の部分かな…それとエッチだけど紳士なところも…」

「私は…私と言う個人を認めてくれた所です。それに、嫁は私達に手を出したいのに我慢してるところもとても愛らしく思っています」

 

次はお前達の番だと言わんばかりに空いた缶のそこを向け問いただしながら新しい缶ビールを開け、一口飲む。そして聞かれた4人とも頬を染めながら各々が惚れた理由を恥ずかしそうに吐露していれば

 

「そうか…まあ近い内にだが、アイツから手を出してくると思うぞ?その時は頼むから避妊だけはしろ。

 在学中での妊娠なんてされた場合、我々教員の管理責任が問われる……するんだったら長期の休みか外出した時に学園外でしてくれ」

「「「「は、はい!」」」」

 

なんでこんなに無駄に元気な返事をするんだ…と大きな溜め息を吐きながら頭を悩ませる織斑先生。開けたばかりの缶ビールを一気に飲み干しまた新しいのを開けるのであった

 

「さてと…お前達、あの2人が戻ってくるまで酒の肴代わりに色々と聞かせてもらうから覚悟することだな」

「「「「「「えぇー……」」」」」」

 

それからは全員が織斑先生からの質問に対して答えていく時間となるが主な質問は惚れた男への思いや好きな身体の部位だったり等の少々マニアックな事や性癖まで洗いざらい吐かせられていったのだった

 

_________

教員兼男子部屋にてそんな事が起こっていることなど知らない男子二人はと言うと…

 

「あ゛ぁ゛〜……疲れた体と精神に効く〜」

「龍也、随分とおっさんぽいな」

「アレを見ておいてよく言えるな?勃たないようにするのにどれだけ精神を擦切らせたことか…擦切らせ過ぎて冗談抜きにEDになる所だったんだぞ。そりゃこうもなるだろうが」

 

疲れ切った龍也は露天風呂に肩まで浸かりおっさんみたいな声を出しリラックスしていれば隣に来た一夏におっさんみたいだと言われるがその原因はアレだと言い

 

「はははは……俺も龍也みたいになるのか…な?」

「さっさと手ぇ出さないと我慢するために精神擦切れてEDなるか、襲われて徹底的に搾り取られて主導権握られるぞ。そう俺の直感が言ってる」

「あ、ああ…覚悟しておく。俺もそろそろどっちを選ぶか決めないとな…」

 

苦笑いを浮かべる一夏だが自分もそうなりそうな予感がしてしまうと不安そうに龍也に問いかける。

そんな問いかけに対して最悪の場合を隠すことも無く口にする龍也が直感がそう言っていると聞けば謎の説得力があり納得してしまうと

 

「迷うくらいならどっちも選んで愛してやれよ」

「なっ!?そ、そんな不誠実な事!出来るわけないだろ!」

「だったら、迷わずどっちか選べるはずだろ?迷うって事はどちらも同じくらい好きなんだよ。

仮に、両方と付き合うことにしてそれで怒られたらその怒りが引っ込むくらいの愛情捧げて黙らせちまえ。そうなっちまうくらいにはあの2人はお前にベタ惚れしてんだから。

それとも、お前の彼女達に対する好きはその程度で尻込みしちまうもんなのか?」

「違う!違うけど…それとこれとは別だろ……」

 

迷い煮えきらない一夏へ爆弾発言。それを聞いた一夏はそれは不誠実だから出来ないと言うも龍也から言い返されると何も言えなくなる。

だが、2人への想いを貶されたと感じてしまえば感情的に否定するがすぐに言い返せなくなってしまう

 

「んじゃ、俺はそろそろ上がるわ…………まぁ、誰と付き合うかはお前が決める事だし俺はこれ以上何も言わねぇ。

俺とセシリア達が付き合ってどうなるか見てからでも良いし、その前に2人との関係にケリつけても文句は言わねぇから安心しろ。」

 

若干のぼせ始めた龍也がゆっくりと立ち上がれば露天風呂から出ると去り際にそう言い、脱衣所の方へと消えていき

 

「っ……それでも俺は…どうすれば……」

 

達也が去り際に残していった言葉が楔のように心に突き刺さり、苦虫を噛み潰したような顔をしながら呟く一夏はしばらく1人で考え込むのであった

 

 





ちょっと遅れましたが後編終了!
3分割したけど4分割にすればよかったかも

次回からは福音事件本番となりますのでお楽しみに!

イチャラブ(上半分)とバトル(下半分)、見るならどっち?濃度選択もできるよ!

  • 濃い目のブラックコーヒー欲しいレベル
  • 普通のブラックコーヒー欲しいレベル
  • 微糖コーヒー欲しいレベル
  • 大量出血!ヒロイン達のヤンデレ度加速付き
  • 軽い出血!龍也がブチギレて暴れます
  • 微量出血!ヒロイン狙う馬鹿は地獄行き?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。