IS 荒ぶる黒龍は咆え、喰らう   作:黒色晩餐

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前回の宣言通りに話しを進めます
読者達よ、コーヒーは持ったか?紅茶でも緑茶でも良いぞ!


幕間2〜残されし痣は少女達から龍への枷。龍が見せつけるは独占欲と甘い愛〜

 

夢見が悪い中での目覚めは最悪だったが両隣で寝ているセシリアとシャルロットが歳相応の少女らしい寝顔に癒やされていると龍也の視線に気付いたシャルロットが目を覚ます。

 

「ん……あ、おはよう龍也…」

「おはようシャル。よく眠れたかい?」

「うん…龍也は?」

「俺は大丈夫…ちゃんと寝れたよ」

「そっか……それなら良かった」

 

隣で寝ているセシリアを起こさないように小声で話しながらも無言でお互いに見つめ合っていればシャルロットからそっと唇を重ねてくる。

 

「ふっ…ん…はっ…」

「んっ……は…ぁ…」

 

龍也からは何もせず受け入れていれば、シャルロットから啄むようなキスが続くと徐々に深いキスへ変化していくと舌を口内へ滑り込ませ、ディープキスに変わると龍也は受け身のままシャルロットが求めるようにキスを続ける。

 龍也はシャルロットの頭を撫でながら彼女の舌の動きに合わせて舌を動かしながらチラッと横を見ればこちらを羨ましそうに見るセシリアと視線が合えばセシリアの頭も撫でながらシャルロットとのキスを続けた。

 

「はぁ…んっ…んんっ……ふ…龍也、大好き」

「ぁ…ん…ぅ……シャル……愛してる………もちろん、セシリアも愛してるぞ」

 

ほんの数分程度だがそれ以上に長く感じるくらいディープキスをしている中、ゆっくりと口を離したシャルロットから大好きと言葉を貰えば龍也からは愛してると返してから横を向くと、セシリアにも言うとシャルロットは気付いていなかったのか驚きの表情を露わにする。

 

「えっ!?セ、セシリア……いつから起きてたの?」

「お二人がディープキスし始めた時にですわ。シャルロットさんは随分と龍也さんを堪能したみたいですし、次はわたくしとして頂けますわよね?」

「いいぞ…俺からした方がいいか?」

「今日はわたくしからいたしますわ。龍也さんはそのままでいてくださいまし……ん…ちゅ…」

 

二人でお楽しみ中だった事にセシリアはジトッとした視線を向けながらも次は自分の番だと言えばシャルロットを軽く押し退け、龍也の上に乗ると最初に鎖骨、耳、鼻の順で触れる程度のキスをしてから唇へと優しくキスをし始めるも龍也からキスし返され始める。

 

「龍、也…さんっ……わたくしの…ばっ…んんっ!?」

 

セシリアの首に腕を回した龍也は無言のまま唇に啄むようなキスをしたりしていたが深いキスに変われば舌を絡ませ合う。

 シャルロットの時よりも激しく、貪るようにキスしながら口の端から唾液が漏れ出そうになればズッと吸い上げるとゴクリとわざと喉を鳴らして唾液を飲み込みつつしばらくディープキスを続ける。

 

「ん…はぁ、ふ、ぅ……んっ…ごちそうさま、セシリア…」

「んんっ…ぁっ…んぅ…龍也さん、わたくしの番でしたのに…いじわるですわ」

「でも、嬉しかっただろ?それに…こんな風に乗られながらされたら我慢出来なくなっちゃうさ」

 

しばらくキスを続けながらもゆっくり口を離せば唇についた唾液を舐め取りながらニヤリと笑みを浮かべ、ごちそうさまと言う龍也。

 そんな龍也のキスで顔を蕩けさせるセシリアは自分からしたかったのに彼からやり返された事で頬を膨らませ拗ねてしまう。

 

「そんなに拗ねないでよ、セシリア…可愛い顔が台無しだ」

「むぅ…そう言われても許しませんわ」

「じゃあ一つだけ、一つだけ言う事を聞くからそれで許してくれる?」

 

 拗ねて頬を膨らませるセシリアも可愛い。だがそんな事を言えば更に拗ねてしまうかもしれないのでその事は胸の中に仕舞いつつ一つだけ言う事を聞くと言えばピクリとセシリアが反応した。

 

「……いいですわ。でしたら今度、わたくしが里帰りする際に一緒に来てくださいまし」

「?その程度なら良いぞ。じゃあ今度、セシリアが里帰りする時になったら一緒に行こうか」

「あっ!セシリアだけズルい!その後で良いから僕と一緒にあの時の約束、果たしてくれる?」

 

少し考える素振りを見せる彼女から自分が里帰りする時に一緒に付いてきて欲しいと言われる。

 その程度なら容易い事なので了承するとシャルロットもズルいと言えば龍也の片腕を自分の胸に挟めるように引き寄せ、前に父親と母親と話をするために敷地前まで一緒に行くと言う約束を果たして欲しいと言う。

 もうさ、朝から刺激が強いんよ…シャルの柔らかい胸の感触が腕から直に伝わってるし、セシリアの胸だって押し付けられてるしよ……合宿先じゃなかったら朝からヤッてんぞ

 

「あぁ……そうだな。敷地前まで着いて行くって約束だったがシャルの両親に挨拶をしておかないといけないしタイミングは良いかもな」

「なんの事ですの、龍也さん?」

 

シャルロットからの言葉で思い出せばあの時は結婚前提で付き合っていなかった。だが、今は結婚前提で付き合っているのでシャルロットと両親が話し合いをした後で挨拶をするのも良いかと思っていれば機嫌を直したばかりのセシリアが今度は怒り始める。

 嫉妬しているのか、首の右側でチョーカーの上辺りに噛み付くとうっすらと歯型を残され、これ以上噛まれるのは勘弁して欲しいのでセシリアにも何の約束なのか説明した。

 

「痛っ……シャルの家の問題さ…ちゃんと話せば解決する事なんだけど前に、シャルが話しに行く勇気が出なかったら敷地前まで着いていくって話し。今は結婚前提で付き合ってるからシャルを俺にくださいって挨拶も一緒にしに行こうって事さ。」

「そうですの……でしたら、わたくしの両親にも挨拶して頂いて、パーティーにも参加して他の方々にもご紹介致しませんと」

「そうだな。セシリアは貴族だし、貴族じゃない俺と結婚するなら色々と根回しとかしないとな」

 

説明を受けたセシリアはまだ何かを隠しているのだろうと勘付くがこれ以上の詮索は悪手だと察し、一旦受け入れつつ自分の方でも結婚前提で付き合っている事の挨拶を済ませようとする。

 龍也もそれは分かっていたらしく貴族としてのしがらみやらセシリアを狙っている貴族も居るのは知っていた。

 だからこそ、今回はセシリアの言う事を聞きつつも諦めない野郎共には痛い目を見てもらう事にした

 

「っ!…そろそろ、ね?起きようか。二人とも一度、自分の部屋に戻った方が良いだろうし。俺も着替えたいからさ?」

「っ!?え、ええ!そうですわね!わたくし、本音さんがどうなったのかも気になりますし!」

「うん。っ!?ぼ、僕も一度部屋に戻っておこうかな?じゃあ!朝ごはんの時にまた会おうね!」

 

美女二人が密着し続けたのと朝の生理現象のせいで流石に堪えられなくなったのか下の息子が元気になってしまえばそれを感じたセシリアが最初に飛び跳ね、顔を真っ赤にさせながら慌てるように部屋を出ていく。

 そんなセシリアを見たシャルロットもどうしたんだろうと龍也の方へ視線を向ければ元気になった息子を見てしまい同じく顔を真っ赤にさせ、誤魔化すように急いで部屋から出ていってしまう。

 

「はぁぁぁぁぁぁ……最悪…見られた…………なんで!今!此処で!勃っちまうんだ…勃たねぇようにしてたのにさ……

死にかけたから勃ちやすくなってんのか?いや、前世だったらこうはならんかったから思春期の性欲…だよなぁ……若いって良いけど色々と大変じゃ…」

 

二人が立ち去ったあと、大きく長い溜め息を吐きながら意気消沈するも息子は未だに元気なまま…フラッシュバックして発狂するのは嫌だが昨日のあの時、あの瞬間を思い出し、無理矢理に鎮めると立ち上がり顔を洗いに洗面所へと向かう。

 

「うわ、マジで髪伸びてるじゃん。それと流石に…これは隠せねぇな……仕方ねぇ…諦めるか」

 

顔を洗い終わってからそう言えば、髪が伸びるとか言ってたな…と思い出せば前髪はそこまで伸びていないのに後ろ髪の生え際辺りまで伸びていた髪が肩にかかるくらいまで伸びていた事に気付く。

 しかもチョーカの上辺りに付けられた歯型を見ると隠せそうな方法が思い浮かばず仕方ないと諦めれば隠さず乱れた浴衣を着直してから昨日、朝食を食べた所へと向かった。

 

「んー…視線が集まってんなぁ…」

 

朝食を食べに来れば先に来ていた女子達からの視線が集中する。

 ヒソヒソと聞こえる声からして髪と目の色が変わって髪も伸びたことで俺だと認識出来てないんだろうな…と思っていれば後ろから声をかけられた。

 

「旦那よ、おはよう。昨日は一緒に寝てくれなくて寂しかったぞ」

「くろくろおはよ〜う。昨日、同じ部屋の皆に質問責めにあって大変だったんだからね〜」

「ああ、おはようさん、ラウラ、本音。なら今日はその分埋め合わせするから許してくれないか?」

 

龍也に声をかけたラウラと本音の言葉で二人以外の女子達が一気にざわめきだした。

 そりゃそうだろう。イメチェンと言っても明らかに髪や目の色が変わっているし髪だって一日ではありえない長さで伸びているのだ。

 尚、ざわめく声の中でこれなら一✕龍だ!やメイドのコスプレさせたい!や見た目か弱い系男子ktkr!だとか、中には首の噛み痕、絶対S○Xしてやがる!とか黒瀬龍也総受けハーレムの筆が進む!も聞こえたが無視だ無視。

 

「ならば今日はあーんをしてもらおう。それと、帰りのバスは一緒の席に座るぞ」

「私も私も〜!くろくろに、あーんしてもらったり〜、ラウラウと交代で良いから帰りもくろくろの膝の上に座らせて?」

「その位なら構わないぞ。あっ…そうだ本音、セシリアは?」

「セッシーなら〜、朝帰りしてきたから皆の質問責めにあってるよ〜」

「そうか…なら俺達だけで先に食べとくか」

 

二人からの要望を聞き入れつつあぐらをかいて座れば左膝の上にラウラを、右膝の上に本音を座らせると抱き寄せ、朝の挨拶代わりに軽く頬に触れる程度のキスをした。

 そしてセシリアと同室だった本音にセシリアの所在を聞けば今頃は質問責めにあっているとの事だったので、シャルロットも同じように質問責めにあっていると考えると待つのもアレなので先に朝食を食べる事にしたのだが…急に背筋に悪寒が走りゾクッとする。

 

「その前に、その首の噛み痕は誰につけられたのだ?」

「うんうん。ずっと気になってたけど誰の噛み痕?」

「嫉妬したセシリアに、かな?あ、ちょっと待って?二人してなんで噛み付く準備してるの?皆が見てるしさ、此処ではやめっ……アーーーー!」

 

あぐらをかいた膝の上に座る二人の目のハイライトが無かった。浴衣の袖をグイグイと引っ張りはだけさせ上半身が露わになれば女子達の歓喜の悲鳴が上がるがそんな事よりも、だ!噛む準備が終えた二人が歯をカチカチさせて首筋に近付いてくるのは軽く恐怖を覚えた。

 静止を呼びかけるも無視した二人がほぼ同時に首筋に噛み付かれると叫び声と共に追加で2ヶ所に噛み痕が残った。

 噛み痕を残した二人は満足したのかお互いが邪魔にならないようギュッと抱き着いてくる。まぁ昨日は一緒に寝てやれなかったからこれ位は受け入れよう。

 だが!ラウ✕龍✕本カプ最高!とか言った奴はまぁ無視だが……見た目可愛い系男子襲われるのおかずにして飯がうめぇ!箸が進む!とか言った奴はもう一言余計な事を言えば消し炭にしてやるぞ……

 

「旦那、次はそっちを食べさせて欲しい」

「くろくろ、私はそっちが欲しいな〜」

「はいはい。で、俺に朝食を食べさせてくれるのはどっち?」

「最初は私からだ。旦那は何を食べたいのだ?」

 

噛み痕を付けられた後は二人に指定されたものを食べさせながら軽くイチャイチャしている中、どちらが食べさせてくれるのか聞けば先ずはラウラから食べさせてくれるらしい。

 

「じゃあ、卵焼きからお願いしようかな?」

「うむ……ふぉれ、たふぁほぉひゃひだほ?」

 

フォークで刺すかと思いきや卵焼きを指で摘み、口に咥えて近寄ってくる……まぁた変な入れ知恵されたみたいだな……マジで会った時は説教だ。

 

「またクラリッサからの入れ知恵だね……悪い子だなラウラは…」

「ふぁひゃくひろ……んんっ!?」

 

目をギュッと閉じて恥ずかしがるラウラを少し焦らしてから咥えられた卵焼きを口にすると噛み切らずにそのまま唇を重ね合うキス。舌を口内に滑り込ませ、卵焼きを自身の口内へ引き込むと一旦唇を離し咀嚼し飲み込む。

 お茶で口内を軽く洗い流してから突然のキスでポーッとしているラウラへ再度キスをしたらそのまま、周囲へ見せつけるようにディープキスしつつ隣でジト目で見てくる本音の頭を撫でながらラウラを味わう。

 しばらく丹念に口内を味わってから口を離せば普段の優しく表情とは違う雄の顔でラウラを見つめると周囲の女子達も黙って見惚れてしまえば本音が腕をグイッと引っ張った。

 

「くろくろまた、厭らしい顔になってる!私達以外の人にその顔見せるの禁止!次、私の番だよね?来て?」

「またって……何時もと変わらないだろ。でも、本音の嫉妬した顔、すっごく可愛いよ…」

 

恥ずかしさでダウンしたラウラを片腕で抱いたまま、周りの視線など無視してしまえば頬を膨らませ嫉妬する本音にもディープキスをする。

 だが、これ以上見せるつもりは無いのか自身の体で本音を上手く隠すとゆっくり舌を絡ませ合う。静まり返った室内では本音が息継ぎをしたりした時に漏らす声と舌が絡み合う音が聞こえる中で離れた所から騒がしい声が聞こえ始めるとキスをやめて口をゆっくり離し本音を開放する。

 

「二人ともごちそうさま。残りの朝食は…自分で食べれるね?」

「う…う、む……」

「うん…大丈夫……」

「よしよし…良い子だね。ほら、皆も食べないと間に合わないよ?」

 

この間までの手加減していたディープキスでは無く手加減無しのは堪えたのか二人とも心此処に有らずの状態で返事を返せば膝の上に座ったままだが、自分達の朝食を取り始めるのを見れば龍也はラウラと本音の頭を撫でながら褒める。

 未だに黙ってコチラに釘付けになり固まってしまった女子達に雄の顔のままだが、ニコリと笑みを浮べれば一様に顔を赤くした後でバッと視線を外し朝食を食べ始める。その光景を見つつも大半が何故かブラックコーヒーを追加で取りに行き飲んでいた。

 そんなに甘ったるかっただろうか?むしろR15辺りの攻め方をしたんだが若い子の感性は分からないものだ……と考えていれば遅れてセシリアとシャルロットと質問責めにしていた女子達が入ってきた。

 

「やぁ、随分と遅かったね?待ちきれずに先に食べちゃった」

「少々…質問責めにあっていましたの……って龍也さん、その顔のままその格好をしてはいけませんわ!」

「あはは、僕もかなぁ……あ…セシリア、遅いみたい…何人かもう当てられちゃってる」

 

雄の顔な上に浴衣をはだけさせたまま、遅れて来たセシリア達へ微笑みかけながら言えば気付いたセシリアが急いで着直させようとするも既に時遅し。

 後ろにいた女子達数人が見惚れた顔をして赤くしておりこれ以上ライバルが増える事に二人は溜め息を吐く。

 

「ラウラがさ、可愛くてね……止まらなかった」

「どうやら…また、わたくしの痕を残した方がよろしいのかしら?」

「まぁまぁ、セシリアも落ち着こ?昨日は僕達が龍也を独占してたんだしさ?」

「そ、そうですわね…昨日はわたくし達が独占していましたしここは譲るべきですわよね」

「ねぇ龍也、僕も噛み痕残していい?セシリアだけじゃなくてラウラや本音も噛み痕、残してるみたいだしさ?」

 

龍也がそう言えばスススッと近付いたセシリアが自分の残した噛み痕を撫でながらまた噛み付こうとするがシャルロットから止められると引き下がる。

 だが、今度はシャルロットが龍也の後ろに行き抱き付くとラウラが残した噛み痕の上辺りを撫でながら自分も噛み痕を残したいと言い始める。

 

「駄目って言ってもするんだろ?」

「うん、するよ。だって、龍也の体に僕だけ痕を残さないのは仲間外れみたいで嫌なんだもん」

「……あんまり強く噛まないでくれよ?それなら良いから」

「…うんっ!それじゃあ、噛むね?」

 

既に噛み痕を付けるつもりなシャルロット相手に拒否権など無いに等しい状況となってしまえば諦め、噛み付きやすいように髪を手で退かし首を傾け差し出す。

 また女子達が騒がしくなり始めるが無視しつつシャルロットからの甘噛みを受け入れる。セシリアよりはっきりと歯型を残されては手で軽く擦りながら自分も歯型を残して離れ満足げなシャルロットを見れば怒ることも出来ず。

 

「皆さん俺に噛み痕残して満足で?」

「ええ!」

「もちろん!」

「そうだね!」

「そうだな!」

「うーん…満面の笑み……まぁ四人にキスマーク残した俺も言えないけどさ…」

 

四人とも満面の笑みで答えれば苦笑いを浮かべる龍也。ボソッと言った言葉を聞き逃さなかった女子達の目が光ると先に朝食を食べ終えていたラウラと本音が他の組の女子達に連れ去られて行く。

 

「次の餌食はラウラと本音か……で、二人も食べさせて欲しい?それとも食べさせたい?」

「わたくしは後日、食堂で食べさせていただきたいですわ」

「僕も今日は遠慮しておこうかな…どうせ食べさせて貰うなら別の日で二人きりの時が良いしね」

「セシリアは他の人達にラブラブなの見せつけて牽制したがりで……シャルは二人きりで食事した後、何かを期待してるのかな?」

 

ニコニコしながら二人に問いかけるが今日は遠慮すると答えるのが何時もらしく無く、少し意地悪そうな笑みを浮かべて言うと…

 

「ち、違いますわ!決してそんな意味で言ったわけでは…ただ龍也さんを狙う人がこれ以上増えな……あっ…」

「そっ!そうだよ!二人きりで食事してそのままベッドでだなんて期待し……あっ…」

「語るに落ちるとはこう言う事かな……二人とも、あまりお預けされるのは嫌みたいだね?

なら…合宿から戻ったら俺も手加減しないから…俺以外の男に目移りしないくらい可愛がってやるから覚悟しな?」

 

二人は即座に否定するもそれを否定する為に自身の思いも一緒に暴露してしまう。

 ハッとして龍也を見ればニコニコしたまま、うっすらと開かれた目は獲物を見つけた獣の目をしておりその後に続く言葉に二人は顔を真っ赤にし、女子達からは歓喜の叫びが湧き上がる。

 

「貴様ら!静かに朝食も食えんのか!特にそこで女を侍らせている馬鹿者が!」

 

初日の夕飯の時と同じくスパァァァァァン!!とふすまが勢いよく開かれ、朝から怒り心頭な織斑先生が登場すると同時に全員が静かになり視線を織斑先生の方へと向ける中、龍也はいつの間にかにセシリアとシャルロットを膝の上に座らせ抱き寄せていて。

 

「とは言われましてもねー……セシリア達を嘘偽り無く愛する覚悟しちゃいましたし、もう我慢する必要ないかなって?」

「覚悟しちゃいましたしでは無いだろ…せめて人前では加減せんか馬鹿者が……周りをよく見ろ、既に何人もコーヒーをがぶ飲みしてるぞ」

 

ギュッと二人を更に抱き寄せ密着し頭を撫でながらも担任に向かってこれからは我慢しないと宣言すれば、眉間にシワを寄せながら言えば数名の女子がブラックコーヒーを何杯も飲んでいた。

 

「Oh……そんなに甘々じゃなかった様な気がするんですけどね…それなら、多少は自重しますよ多少は」

「はぁ…これ以上私の頭痛の種を増やすんじゃないぞ。もし、これ以上私の頭痛の種を増やすようなら覚悟しておけ」

 

眉間にシワを寄せたまま指で押さえながら、これ以上言っても平行線だと察すれば教師として一応釘を刺してから出ていく。

 

「ふぃー……あー怖かった。部屋でイチャラブする時以外はちょっと自重しないと鉄拳制裁が来るかもね〜」

「ちょっと自重してこれですの!?」

「龍也、自重の意味ってわかってる?」

 

織斑先生が去った後は少し騒がしくなるが先程よりは静かとなるも龍也は未だに二人への愛情表現をやめず軽くキスしたり、頭を撫でたりしながら自重しないとと言えば二人からのツッコミが入る。

 

「だってちょっとだし?朝食さっさと食べてから部屋で愛でて欲しいならそうするよ?」

「っ……時間も無いですし学園に戻ってから沢山愛でてくださいまし」

「僕も…学園に戻ってから沢山、愛でて欲しいな?その間はラウラと本音に譲るから」

「なっ!?それは聞き捨てならんぞシャルロット!私だって学園に戻ったら旦那に沢山甘えるつもりなのだぞ!」

「そうだよ!私も戻ったら、くろくろに沢山甘々に甘えるんだから!」

 

まるで悪気もなく朝食を食べた後も愛でるつもりな龍也に対してセシリアとシャルロットは学園に戻ってからが良いと言い、やっと質問責めから抜け出したラウラと本音が抜け駆けしようとする二人に気付けば龍也から引き剥がし元の位置へと収まる。

 

「はいはい、喧嘩しないの。今日はラウラと本音に譲って、明日はセシリアとシャルロットでいいだろ?その後からは自由って事にしてさ?」

「龍也さんがそう言うのでしたら…」

「僕もちゃんと構ってくれるなら良いけど…」

「私はそれで構わない。今日は戻ったら旦那に沢山甘えさせてもらうからな!」

「私も〜それでいいよ〜。ラウラウと同じくらい甘えさせてもらうし〜」

 

一先ずは今日と明日の構う順番を決めればセシリアとシャルロットは若干、不満そうな感じだが一応は納得してくれたらしく内心はホッとしながらも二人は朝食を食べ始め龍也も残りを食べ終え全員、朝食を食べ終える。

 その後はすぐにIS及び専用装備の撤収作業に当たる。

 そうこうして10時を過ぎたところで作業は終了。全員がクラス別のバスに乗り込み、バスが出発すれば早速ラウラが龍也の膝の上に乗って軽くイチャイチャし始めるのであった。

 尚、1組女子のほとんどがブラックコーヒーを購入しており中にはダースで買った子も居たとか……

 

 





朝っぱらからイチャイチャさせましたがどうでしたか?
もっとイチャラブさせて欲しいとかどんな感じのが欲しいとかあれば感想とかで遠慮なく教えて下さい!
幕間はもう1部ありますのでお楽しみに〜

イチャラブ(上半分)とバトル(下半分)、見るならどっち?濃度選択もできるよ!

  • 濃い目のブラックコーヒー欲しいレベル
  • 普通のブラックコーヒー欲しいレベル
  • 微糖コーヒー欲しいレベル
  • 大量出血!ヒロイン達のヤンデレ度加速付き
  • 軽い出血!龍也がブチギレて暴れます
  • 微量出血!ヒロイン狙う馬鹿は地獄行き?
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