IS 荒ぶる黒龍は咆え、喰らう   作:黒色晩餐

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ここからは、しばらくオリジナルストーリーとなります
お付き合いいただけると嬉しい限りです


第四章〜婚約編〜
15話〜愛故の、拘束は…純愛か?それとも狂愛か?〜


 

やぁ、俺は黒瀬龍也。転生者でただの平凡?な男子学生だったんだが、ISを起動させてからは怒涛の日々だった。

 しかもこの間なんて、冗談抜きで死にかけたりとかしたし、髪とか目の色まで変わっちまった。

 そんな俺だがまぁ…なんやかんやあって結婚前提で付き合っている女性が4人で全員美人ときたものだ……え?4股クズ野郎だって?はっ!なんとでも言いやがれ!4人全員纏めて幸せにすればな、問題なんか無いんだよ!

 

とまぁ、なんでナレーションみたいな事をしているかと言うとだな……絶賛、俺の息子と言うか、貞操が危険に晒されている状態なんだよなぁ…

 学園に帰って4日くらい経った日の夜、日付が変わる直前まで自分の部屋で爆睡してたらさ、部屋に入ってきたラウラがいきなり布団の上から俺に乗ってきてよ…いつも通り全裸なのは良いとして、手には手錠と縄を持ってんだぜ?SMプレイは趣味じゃないんだが…

 そんで、手錠をかけられる前に布団ごとラウラを抱き締めて押し倒したらさ、襲ってくれると期待したんだろうね…目を閉じからベッドから飛び出してなりふり構わず廊下に出て、全力疾走中さ。

 このまま窓から外に出てISで逃げるのもありっちゃあ、ありなんだよな。

 

「だぁ!なんで俺を追いかけて来るんだ!」

「いいから大人しく私に捕まれ!天井のシミを数えている内に終わらせる!」

「ンなこと言われて、誰が大人しく捕まるか!誰だよ!ラウラに変な入れ知恵した阿呆は!」

 

廊下をドタドタと走り回りわざと聞かせるように声を張りながら言えば、起きてきた女子達が何事かと部屋の扉を開けて廊下を見る。

 龍也の狙い通り、人目が多くなればラウラも諦めるかと思いきや、諦めようとせず追いかけ続けていた。

 

「旦那よ!今日という今日こそは逃さん!私達にアレほど期待させておいてお預けとは、もう我慢ならんぞ!」

「だーかーらー!駄目なものは駄目だって言ってるでしょ!ひい爺ちゃんに嫁さん達の顔、見せるまでは婚前交渉しないって!」

「それでもだ!あんなキスを何度もしておいて私達はもう限界だ!」

「俺だってもう限界なの我慢してんだってーの!だから、明後日まで待てって言ってんだろ!」

 

寝ていた人達でさえも起きるくらいの大声で、ラウラに言っていれば視界の先に目的の人物が居た。

 そう、我らが担任の織斑千冬先生だ。うわぁー…睡眠邪魔されてブチギレてらぁ…ゲンコツ一発で済めば良いかな。

 

「うるさいぞ貴様等!いったい何時だと思っている!」

 

ズン!ズン!と近づいてくるその額には怒りマークと青筋を浮かべる織斑先生。かなり全速力で走っているので簡単には止まれず通り過ぎかけた途端に、ラリアットを食らった。

 俺はそのまま空中を2回転半して、背中から床にへと落ち、ラウラは減速したのが不味かったらしくアイアンクローの餌食になっていた。

 

「いつつつ……ちょっとは手加減してもらっても良くないっすか?」

「こんな時間に鬼ごっこなぞしているからだ馬鹿者。

それで、ボーデヴィッヒが暴走した原因を言え」

「複雑な事情が絡んでるんで、一から十まで言うと時間がかかるんで短く簡単に言うと、手ぇ出さないで焦らしてたら暴走しました」

「よし、ボーデヴィッヒに食われたいようだな?」

 

背中を床に強打してるはずなのだが、ラリアットされた部位を擦りながら手加減して欲しいと文句を言う。

 そうしたら、暴走した原因を言えと言われるとかなり省略して言えば、ラウラをアイアンクローから開放すると言われ土下座して喋り始める。

 

「ひい爺ちゃんに嫁さんの顔見せに行くまではヤらないって言った自分が、我慢できずに焦らしに焦らしまくって、キスしまくってたら暴走させました」

「素直にそう言えば良いのだ馬鹿者。黒瀬、また明日の夜もこう言う事が起きるならば他の生徒にも迷惑だ。

朝になり次第、さっさとその顔見せとやらに行ってこい」

「えっ?いいんすか?」

 

予想外の言葉に土下座した状態からゆっくり顔を上げれば嘘だろ、と言った顔の龍也を見た織斑先生は額に指を押し付け大きな溜め息を吐く。

 

「はぁ…明日の夜もこう騒がしくされると授業にも支障が出るからだ。問題はさっさと片付けてこい」

「うっす……じゃあ、ラウラの事はお願「自分の嫁くらい面倒を見ろ」………無抵抗で襲われろと?」

「ボーデヴィッヒ、黒瀬を襲ったのが判明したらわかっているな?」

 

早く顔見せに行けとの許可を貰えばゆっくり立ち上がりその場を後にしようとするがラウラも連れて行けと言われ、今のラウラ相手だと襲われるかもしれないので拒否しようとするも、ラウラの頭から手を離した織斑先生が睨みつけると無言で頭を上下にブンブンと振る。

 

「襲いはしないそうだぞ、黒瀬?」

「……まぁいいです…その言葉を信じます。ラウラ、寒いだろうからおいで?」

「うむ……なんだ…その…暴走してしまってすまなかった…」

「いいさ…ラウラが暴走するのなんていつもの事だし?むしろ同室のシャルが止めなかったところを見ると、シャルも共犯かな?」

 

流石に裸のまま戻るのもアレなので、近づいてきたラウラに甚平の上を着せれば、冷静になりシュンとしているラウラの頭を優しく撫でつつニッコリと微笑みかける。

 

「ち、違う!シャルロットは関係ない!私一人の暴走だっ」

「詳しい話しは、部屋でじっくりとね?」

 

甚平を着せた後、ラウラをお姫様抱っこすれば織斑先生に軽く頭を下げてからあえて、普段よりも少しゆっくりとした速度で歩き始める。

 

「うっ……その、怒ってるか?」

「さぁ?ラウラは俺が怒ってるように見える?」

「……見えない。龍也、その…もう少し、早歩きで部屋に戻って欲しいのだが…」

「んー…………嫌だ。今日、暴走して俺を襲おうとしたお仕置きとして戻るまでの間、皆に見てもらいます」

「やっぱり怒っているではないか!」

「やだなー……怒ってはいないよ。ただ、ラウラにお仕置きしたい気分なだけ」

 

先程の騒動で起きた女子達が部屋から顔を出し、ラウラがお姫様抱っこされて廊下を歩く姿を見ている視線に耐えられず、龍也を上目遣いで見つめながらお願いするが拒否される。

 更にはお姫様抱っこされて他の生徒に見られるのがお仕置きだと何時もよりいい笑顔で言うと、ラウラは身を縮こませ顔を龍也の胸に押し付け、赤くなる顔を隠してしまっていた。

 

「やはり怒っている……龍也は私にばかり羞恥プレイするドSな変態鬼畜と言うヤツだな」

「だから、怒ってないって………って誰からそんな言葉を教えてもらったんだ…」

「本当か?本当に本当だな?ああ、この間の事をクラリッサに話したらそう言っていたのが聞こえたのだが…」

「本当だって…その代わり、部屋に戻ったら沢山可愛がってやるから。またクラリッサか…マジでちゃんと、ご挨拶に行かないとな」

 

恥ずかしがるラウラを見せつけるようにして歩きながらもしばらくして、ようやく部屋に到着すればドアを開けて室内へ入り鍵をかけてから、お姫様抱っこしたラウラをベッドの上へと座らせるように下ろす。

 

「さてと、可愛がられる準備はできた?」

「や、優しくしてくれ……頼む…」

「それは無理かな?俺、さっきラウラに襲われそうになった時、ものすごーく怖かったし?」

 

優しくして欲しいと頼まれるが、ニコニコしながらカチャリ、とラウラの両手首には自分で持参してきた手錠がかけられる。

そのままベッドに押し倒せば甚平の結び目を解いてはだけさせる。

 

「た、龍也?なにを…ひゃんっ」

「何って、ラウラを可愛がっているだけだよ」

 

甚平をはだけさせたことで露わとなる素肌に触れながらお腹周りに軽く触れる程度のキスをし、待機状態になっているラウラのISを外せば後退しては、太ももにも軽くキスをして反応を見始める。

 

「駄目だ…龍也……それ以上はっ…んっ」

「なに?自分から、これ以上の事とかしに来たのに怖気づいちゃった?」

「ち、ちがっ!んんっ、はっぁ…」

 

太ももの周辺にも何回も軽くキスしていれば駄目だと言い始めたラウラの方を見れば軽く涙目になっているのに気付き、ゆっくり近付き抱き締めれば耳元で囁き、耳へとしゃぶりつく。

 

「ん…ちゅ……沢山、可愛がるって言ったろ?それと、明日の朝まで手錠は外さないから」

「やっ、んっ…龍也ぁ…もっと…もっと私だけを…見てくれぇ…」

 

耳ばかりを執拗に攻めながら、小ぶりな胸を優しく撫でるように触ったり、鍛えてはいるが柔らかい腹部を触ったりしていけば徐々に顔を蕩けさせるラウラ。

 そんなラウラからの口からお願いを聞かされると耳を攻めたり体を触るのを中断し、熱を帯び涙で潤む赤色の右眼を見つめながら眼帯をそっと外し、眼帯で隠されていた金色の左眼も見つめれば優しく微笑みかける。

 

「今だけ、な……可愛い可愛い俺だけの黒兎ちゃん……それに、ここから先へ進んだら絶対、誰にも渡さない…

例え、お前の国が返せと言っても帰さない、渡さない…その時はもう俺だけのラウラだ…いいな?」

「っ…こう言う時ばかり可愛いと連呼するなバカ……それはセシリア達や今後、旦那の嫁になるかもしれない者も含まれるのか?

いいぞ…私はもう、龍也だけの私だ……この先も一生変わる事はない」

 

優しい微笑みのままラウラを可愛いと言い甘い雰囲気へと変わるも、途中から吐き出される言葉は独占欲の塊…それこそ宝を自らの巣へと持ち帰った龍のように強欲で、独占的だった。

 そんな言葉を聞いても拒否するどころか受け入れ、自らを捧げるラウラは自分以外もその対象になるのか問いかける。

 

「ああ、そうだな……セシリアも、本音も、シャルも…ここから先の関係に進んだら離すつもりはない。

こう見えても、俺は本気の相手以外は抱く主義じゃないが……ラウラは嫌か?俺が他の女を抱くのは」

「そうか…そうなると、もっと旦那の嫁が増えるかもしれないな…

嫌かと聞かれれば嫌だ……だが、あの3人がどれだけ龍也が好きなのかも知っているからこそ、私以外はダメだとも言えない…」

 

龍也からの返答を聞けばシュンと、明らかに落ち込み悩むラウラの頬や額にキスし始める。

 

「これ以上、増やすつもりは無いんだけどね…そんなに俺ってチョロい?

なら、その嫌が消えるくらい沢山愛してやる……だから好きなだけ、俺に甘えて依存しろ…俺無しで生きていけないくらいにな…」

 

もっと増えるかもしれないとの言葉にそんなに自分は惚れやすいかと問いかけながら、嫌だとラウラから聞くとやっぱりそうだよなと思いつつも愛すると決めた以上、離さないし依存するくらい甘やかすと決めていた。

 

「チョロくは無いが…惚れかけた途端にチョロくなるな。

その言葉、忘れるなよ?これからは遠慮なく沢山甘えるし龍也に依存するぞ……他の3人も今は自制しているらしいが、タガが外れたら容赦しないだろうから気を付けることだな」

「惚れかけるとね……だったらこれ以上は惚れないようにしないとな。

忘れないよ。ああ、いいぞ…………なるべく気を付けるよ…まあ、その分だけドロッドロに愛し返すし…さっき言ったこと、3人にも話して自慢して焚き付けてもいいからな?」

「多分だが、私の直感は無理だと言っているぞ。

フフッ…そんな事されたらもっと依存してしまうではないか。ならば言ってしまうからな?その後はどうなっても私は知らないぞ」

 

先程までの雰囲気とは違った雰囲気に変わると、お互いの頬へと何度も軽くキスしながらイチャコラし始める。

 

「酷いなぁ…無理とか……そんなこと、まだわからないだろ?

好きなだけ、堕ちる所まで堕ちて依存しちまえ。いいさ…あの3人がどう積極的になるか見たいし」

「無理なものは無理だな。龍也は押しに強いと見せかけて弱いのだから。

なら、そうするとしよう…私はもう貴様を離さないぞ龍也……」

 

そのまましばらくイチャコラしながら、最後は龍也からの一方的な攻めにより服で隠れる部分にはキスマークが沢山つけられ、キスもたっぷりされて2人は眠りにつくのであった。





今回はここまでとなります。

え?早く抱け?もっとイチャラブ見せろ?
この先、龍也もタガ外してイチャラブしまくるんで待っててください。
まぁ……独占欲とか丸出しで狂愛気味にはなるかもですが…

イチャラブ(上半分)とバトル(下半分)、見るならどっち?濃度選択もできるよ!

  • 濃い目のブラックコーヒー欲しいレベル
  • 普通のブラックコーヒー欲しいレベル
  • 微糖コーヒー欲しいレベル
  • 大量出血!ヒロイン達のヤンデレ度加速付き
  • 軽い出血!龍也がブチギレて暴れます
  • 微量出血!ヒロイン狙う馬鹿は地獄行き?
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