IS 荒ぶる黒龍は咆え、喰らう   作:黒色晩餐

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さて、この後は皆様お楽しみのイチャラブタイムとなります

戦いの後のイチャラブは甘々に甘やかしますよ〜


28話〜戦いの後の甘き時を過ごすは嫁の特権なり〜

レーザーのエネルギーを吸収する事によって無数に増えていく黒い手はセシリアを捕まえる為、上へと伸びるその形は太陽を喰らおうとする(おぞま)しい姿をした無数の黒い龍の様で、それを見た生徒達の表情は恐怖に染められ始めていた。

 

「黒瀬、遊んでいるならば貴様の負けにするぞ」

 

「遊んでるって……セシリアを傷付けないよう気を使いながらやってんだよ!

こちとら囲碁と将棋とチェスと麻雀を同時プレイしてるくらい脳みそフル回転させてんだ!」

 

「……どうやら、強制的に負けにして欲しいようだな?」

 

余裕が無い龍也の口の聞き方に苛立ちを覚えた織斑先生が鉄拳制裁を加えようとするも…

 

「いや、それはマジで勘弁して欲しいんだけど……敬語使う余裕なんざ皆無なんだよ!

まてよ……コレをこうしてああして…アレをああやって………よしよし、この暴れ龍はこうやって手綱を握って操りゃあ良いみたいだな」

 

それに対して余裕が無いと反論しつつ、織斑先生とのやり取りをしている中、力加減のやり方やらコントロールのし方を思いついたのか無数に増えた手を黒い球体に回収すれば『ペイルライダー』の全てを飲み込める程に膨らみ、パック○ンの口の様に開くと、機体ごと龍也を飲み込んだ。

 そして、内側から球体を突き破る様に中から出て来たのは全身装甲では無くなり、両腕は『ガンダム・バルバトスルプスレクス』、両脚は『グリムロック』、背中の『カスタム・ウィング』は蝙蝠の翼のような形を模した形に変わり、飛膜がある部分には球体だった時に浮かび上がっていた眼が片翼に1つずつ、飛膜の中心部に大きくなって浮かび上がっていた。

 

「………何時もの全身装甲じゃないせいでむず痒いが…特に気にする事は無いな」

 

全身装甲じゃない分、放たれていたプレッシャーが感じられない程に軽くなってはいるがその分だけ何処か、まるで自分の心音が聞こえるくらい静かで、数メートル先の樹木が見えない程に、真っ暗な森の中を1人で歩いているような不気味さがプレッシャーの代わりに放たれていた。

 

「んじゃ、サクッと終わらせて愛しの嫁さんを愛でまくりますかねっ!!」

 

手を握ったり離したりを繰り返し感覚に不具合が無いのを確認してから十数メートル程だが上昇し、両翼を軽く動かしていると変化した龍也を警戒しているセシリアが砲口を向けた瞬間、まるでその場に元々居なかったかのように龍也が消えたのだった。

 龍也が消えた瞬間、龍也が先程までいた場所から爆発したような轟音と共に、地面が揺れる程の衝撃波が周囲を襲った。

 

「消え……まさか、上っ!?」

 

「いや、残念ながら後ろ。

やっと捕まえたよセシリア…駄目じゃないか未来の夫から逃げたりしたらさ?」

 

一瞬で消えた龍也と上空に居たセシリアでも、聴覚が一時的に麻痺しそうな程の轟音と、空気が震える程の衝撃波にほんの一瞬だけ呆然としたが何時ものパターンから自分よりも上を取ったと予想した。

 だが、その予想とは違い真後ろに居た龍也が声をかけると同時に後ろから抱き締め、密着すれば耳元で囁きついでに唇で耳たぶを軽く甘噛みするのであった。

 

「ひゃんっ!た、龍也さん?こんな場所で駄目ですわっ!皆さんに見られていますのよ!?」

 

「じゃあ、セシリアが降参して?俺の単一仕様能力の『禍津龍(まがつりゅう)』ってさ、他にも色々と出来るみたいだし?」

 

耳たぶを軽く甘噛みすると耳まで真っ赤にさせながら駄目だと言うが、抵抗する気配は見せないセシリアに降参するよう促すが…

 

「わたくしがそう簡単に降参すると思いま「今、降参するなら早期特典として今日の夜、一緒のベッドで腕枕付きで寝る権利をプレゼ」わたくし降参いたしますわっ!」

 

「Oh…手の平クルックル……そんじゃあ、ISを解除しよ?お姫様抱っこして降ろしてあげるから」

 

「わかりましたわ。約束、忘れないでくださいましね?」

 

簡単には降参するつもりは無いと言おうとしたセシリアに今すぐ降参するなら、腕枕付きでの添い寝をすると言えば先程までの決意など投げ捨て即座に降参したセシリア。

 あまりにも早すぎる変り身に苦笑いを浮かべながらもISを解除するよう、セシリアに言えば素直に従い解除したセシリアをお姫様抱っこするとゆっくりと下降し地面に着地するのであった。

 

「模擬戦、終了しました。俺はそこのクレーターを埋めれば良いんですよね?」

 

「ああ、そうだな……だがな、貴様は加減というものが出来んのかっ!

先程の爆発音と衝撃波で数名伸びてしまったのだぞ!」

 

お姫様抱っこしていたセシリアを降ろし、ISを解除すれば模擬戦が終了した事を伝えに織斑先生へと近づくと……

 スパァァアン!っとノーモーションでの出席簿アタックを脳天でモロに食らい、頭を押え蹲ると痛みで体を震わせる中、織斑先生からの説教は続いたのである。

 

「んなこと言われても……まさか、あんなやべぇ出力が出るだなんて俺だって計算外だったんすよ!

せっかくリミッターかけまくって出力調整してレギュレーション内に収めてんのに……」

 

「何故、事前に確かめなかった!もしあの出力で負傷者が出ていた場合、貴様の責任となるのだぞ!

少しは専用機持ちと言う自覚を持たんか馬鹿者が!」

 

「…………すみませんでした…以後気を付けます…」

 

「次、やった場合は貴様にだけ特別カリキュラムを行ってもらうから覚悟しておけ。

それと、そこのクレーターを埋め次第だが保健室に行き伸びてしまった生徒達にも謝ってこい」

 

「はい……」

 

明らかに何時も以上に怒りが露わとなっている織斑先生相手に、これ以上は反抗的な態度は不利益でしか無いと悟れば誰が見てもわかるくらい落ち込めばその場に残っていたクラスメイト達へと謝罪するのであった。

 織斑先生もこれ以上の言及はしないのか次は無い事を伝えて釘を刺しつつ授業を再開するのだった。

 

「あー……頭がグワングワンする…横からやられたら確実に気絶してたぞ……」

 

織斑先生から言われた通りにするのかISを展開すると、先程の模擬戦で作ってしまったクレーターを埋める作業を開始したのである。

 そして、クレーターを埋め終えた事を織斑先生へ報告後、先にグラウンドを後にし着替えを済ませ、保健室へと真っ直ぐ向かえば運ばれたクラスメイト1人1人に謝罪をしつつ許して貰った後は保健室から出て、自分の部屋へと戻るのであった。

 

「はぁ……流石に落ち込むわ…また出力の調整しねぇと………

単一仕様能力を使った際に一部のリミッターが解除されたせいでパワーバランスが悪くなってるし…コントロールも最悪……何回も使ってデータを集めて、リミッターの調整しねぇと量産型相手なら壊しかねんし……

さっきのが『ソニック』で他に『グラトニー』、『ガードナー』、『デストロイヤー』………最後に『ナイアー』…は、名前からして完全に奥の手だな…『ナイアー』以外も使って出力調整のリミッターをかけないと」

 

部屋に戻ればベッドへとダイブすると、落ち込みながらも反省しなければいけない点や今後の課題を出しつつ、目を瞑れば自身のIS内のデータ一覧から単一仕様能力の詳細を見ると明らかにヤバいのが有るのは後回しにしたのだった。

 更に思考を巡らせていれば集中し過ぎていたせいか誰かが入って来た事に気付かず、その人物がベッドに体重をかけた瞬間、その気配に気付き反射的に抜き手で顔面を穿とうとするが…

 

「………セシリア、授業は?」

 

「龍也さんが心配でしたので織斑先生に許可を取って見に来ましたのよ?それよりも、目の前の手を下げてくださっても?」

 

視界にセシリアの顔が見えればほんの数コンマ、止まるのが遅ければその顔を傷付けてしまうギリギリの所でピタッと止めるのだった。

 

「っと…すまん。集中し過ぎてたせいで反射的に……怪我、してないか?」

 

「大丈夫ですわよ。龍也さんがわたくし達を傷つける訳無いのは分かっていますもの」

 

顔から手を離し心配するように言いながらセシリアの頬を撫でると、セシリアも甘える様に自らその手に頬を擦り付けていた。

 

「出会ってからそこまで時間が経ってないのに、随分と信頼してくれてんだな……ほら、おいでセシリア」

 

「それだけ、龍也さんが信頼出来る人だからですわ……では、失礼いたしますわ」

 

随分と信頼を寄せているセシリアに対してニッと弱々しい笑みを浮かべ、少し横に移動し添い寝が出来るスペースを作ればセシリアをそのスペースへと招けば、頷いたセシリアも恥ずかしがる事無くそのスペースに入れば龍也の方へとその身を寄せるのであった。

 

「そこまで信頼されると、俺もその想いに応えなきゃな……このまま授業サボるか。なんか、セシリアを愛でたい気分だし?」

 

「授業をサボるだなんて駄目で…なっ!?何を言い出しますのっ!そんな言葉で惑わされるわたくしでは…んぅっ!?!?」

 

身を寄せたセシリアの髪を梳くように触りながら授業をサボろうと提案するがそれを拒否され、顔を赤くさせながら惑わされ無いと言う彼女の唇を自身の唇で強制的に塞ぎ、最初は優しいキスから始めればセシリアを抱き締め更に密着し、舌を滑り込ませるとゆっくりと舌を絡ませ始める。

 

「ん…ふっ……ぁ…」

 

「んんっ…ふにゃっ…あ…んっ」

 

室内はお互いの息遣いと舌を絡ませ、キスをする音が響いてはセシリアを求める様に腕に力を入れ更に深く舌を絡ませ、その先まで求めようとするがピクッとなればキスを中断し口をゆっくり離すのであった。

 

「龍……也…さん?」

 

「何?セシリア……もしかして、この先もやって欲しい?束とシた事をそっくりそのまま…」

 

「な、なななななっ!?何を言っていますの!まだ昼間で、ここは学園内ですのよ!

わたくしだって龍也さんと結ばれたいですけど……もっとムードがある方がいいですわ…」

 

龍也が自らディープキスを中断すれば蕩けた顔をするセシリアがもっと欲しいと、そう言わんばかりの雰囲気で見つめてくるので意地悪そうな笑みを浮かべながら言うと…

 ボンッと音が聞こえるくらい顔を赤くさせるセシリアが違うと言うが、己の欲望を曝け出しながらチラッ、チラッと龍也を見ていた。

 

「じゃあ、セシリアの両親にご挨拶した後で………ムードがある時にね?

その日になったら……セシリアを骨の髄まで全部、食べ尽くしてあげるから」

 

「そう言う事は面と向かって言うものでは無いと思いますわよ?

それに、その言葉だけ聞きますと狂気じみた意味にしか聞こえませんわ」

 

「なら、何も言わずに俺のタイミングで食べちゃうよ?

本当に、食べちゃうかもね?ドロッドロに蕩けたセシリアを食べて、他の男共が手を出して喰わないように……」

 

龍也からの言葉に対して苦笑いを浮かべながらも彼なりの愛情表現だと理解しているのか引く事は無く、龍也もそれを分かっているからか敢えて舌なめずりをしながら言って反応を見て楽しもうとしていたのだった。

 

「もうっ……それ以上言いますとシャルロットさん達に龍也さんが言った事を"少々"、誇張して話しますわよ?」

 

「………その少々が少々で済まないような気がするのだが…特に本音が暴走しそうだからやめてほしいんだけど…」

 

「でしたら、そうやって敢えて狂気じみた言葉で愛を囁かないでくださいまし」

 

「わかったよ……だから誇張して話さないでくれ…」

 

「わかりましたわ。誇張して話しは致しませんわ」

 

やはり惚れた弱みなのかセシリアにこれ以上、意地悪するのを止められるとしょんぼりしながらも昼休みに入るまで、セシリアと一緒に二人っきりで部屋に籠もりイチャイチャするのであった。




お久しぶりです。
今話の内容を考えていたら糖分過多で_(┐「﹃゚。)_となり、どうバランス取るかで悩んでいた作者です。
これでも2割〜3割まで減らした感じです

それでは、また次回っ!

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