貞操逆転世界で遊戯王のカードを売るのは間違っている!! 作:ブラックマッハ
交換出来事感想日記1日目 (白星)
俺白星滝は転生した高校生だ。親からバイトをするように言われて俺は必死に探したがおれを雇ってくれる人はいなかった。それは俺の性別が関係する。この世界は普通の世界ではなく貞操逆転世界で男が少ない世界である。そんなわけで俺を性別的な目で見てしまうらしく仕事が出来ないそうだ。
俺はため息をついて上を見上げて空を見た。空は青く太陽が輝いているように見えて眩しく感じた。
「ハァどこか俺を雇ってくれる人はいないか?」
太陽に目掛けてお辞儀をして頼み込んだ。そんな時だった。少し喧嘩している二人がいた。一人は見た目からは若いように見えるが痩せていて元気がなさそうに見える男性だった。もう一人は若々しく健康的で可愛いらしい顔をした美人だった。
「この店をどうか店を引き継いでくれ。娘よ」
「いやよ、こんなカードゲームの店なんて興味ないわよ。私はお父さんがカードゲームの店出していて今でも笑われていたのよ」
「だがコレは私の宝物だ。どうか引き継いで欲しい」
そうカードゲームは主に男がすると思われてもいるため出会い目的でしか女子はしないケースが多い。だから恥をかいてしまうのも分かる。
だが彼女は目から伝わる情熱から、この店を潰したくないように見えてしまう。気のせいだと思うが些細なキッカケがあれば彼女は引き継いでくれるだろう。
なら俺はここでバイトをどうしてもしたくなった。そのためなら部外者の俺が声を出していかないといけない。臆病者の俺には難しい事だった。だが勇気を出して声をあげてみた。
「あのすみません、なら俺を雇ってくれませんか?俺が全面的にアルバイトとして働きますから」
「……本当にいいの?やっぱり優しい人はいるわね。ねぇお父さんいいよねこの人を雇っても」
さっきと娘さんの対応が全く違う。やはり俺はバイト先をここに選んで正解だったんだと思い嬉しくなったと同時にこんな上手くいけて良かったのだろうか?だがよく思えばカードゲームなんて一度もやったことはなかった。
お父様は「ほへ」と言って固まりながら頷いた。どうやらお父様も娘さんの作戦にハマってしまったらしい。
「こっちに来て」
と笑顔で言われて俺は大人しくついて行った。エレベーターに乗って6階を押してそこはカードが沢山あった。何やら古いカードがあったり新しいカードがあったりした。
店は広く遊戯王と書かれたポスターが壁に沢山貼られていた。俺は困惑しながら店の名前をみた。白星カードショップ。俺と同じ名前だった。
そしてしばらくするとエレベーターに乗ったお父様が現れた。そういえばおいてきったんだっけなと思い可哀想なことをしたと反省した。
「「ようこそ白星カードショップ遊戯王専門店へ」」
その出会いが俺を大きく左右することになるとは思わなかった。
交換出来事かんそう日記1日目(白星沙奈)
なるほどね。その時はそう思っていたんだ。
「あのすみません、なら俺を雇ってくれませんか?俺が全面的にアルバイトとして働きますから」
そう言われて私は貴方の顔をみた。私は一目惚れなんて絶対しないと思った。でも貴方の顔とこの店を引き継いでくれる優しさにときめいてしまった。それが間違いじゃないと思った。
だから私は貴方ならこの店で働いて欲しいと思ってしまったんだよね。お父さんを睨んで強引に貴方を働かせた。楽しかったな。
そして私とお父さんの声を揃えて
「ようこそ白星カードショップ遊戯王の専門店へ」
なんて恥ずかしい事よく言えたわね。でもなんだか貴方に私の家みたいな店に来てくれて嬉しくなちゃったの悪い。悪くないわよね。
まぁ私も迎えられた気分になって嬉しかったわ。眠くなってしまったから明日ね