第106話:全国大会後……
あれから数日が経ち、俺達はラブライブ!決勝大会に出るために東京にやって来ていた。
そして、いよいよ大会が開幕し、蓮ノ空出番になる。
―――そこは、夢のおとぎ話のような場所でした
梢「今この瞬間を大切に、Bloom the smile!」
花帆・さやか・瑠璃乃・梢・綴理・慈「「「「「「Bloom the dream!」」」」」」
淳平「皆、頑張ってこい!!」
花帆「うん! 行ってくるね淳兄ぃ!」
梢「絶対に勝ってくるわ!」
さやか「吉報をお届けします!!」
綴理「みんなで勝ってくるね」
瑠璃乃「ルリたちが1番輝いてくるよ!!」
慈「見ててね? ジュンっ!」
淳平(――頑張れ!!)
―――光が瞬くように。星が流れるように。 すべては、あっという間の出来事で。
―――だから、今でも。 実感がわいてこないのかもしれません――。
そして………
◇◆
ピピッ ピピッ!
花帆「ふぁあ〜……あ」
花帆は、目覚まし時計の音で目を覚ます。そこは、見慣れたいつもの蓮ノ空の女子寮の自室。
花帆「ここ、あたしの部屋………。ううっ、さむ……ああ、そっか。 帰ってきたんだ。金沢に……」
そして、花帆は食堂で朝ご飯を食べて朝練のために部室に向かった。
花帆「……おはよーございまーす………あれ? まだ、だーれも……。あ、きょうは朝練、ないんだったっけ……」
ガチャ
花帆「?」
花帆がどうしようかと思っていると、部室の扉が開き、梢が入ってきた。
梢「………あら」
花帆「あ、梢センパイ」
梢「おはよう。どうしたの? もしかして、眠れなかった?」
花帆「あ、いえ。そういうわけじゃないんですけど………。梢センパイは、なんだか、いつも通りですね」
梢「……そう見える?」
花帆「違うん…ですか?」
梢「私は、スクールアイドルクラブの部長だもの。こんなときぐらいは、しっかりしていなくっちゃ」
すると、梢は少し俯くと、顔を上げて話はじめる。
梢「去年は結局、辞退をしてしまったから。みんな、初めての経験なのよ。ラブライブ!の大会で、敗退するのは……」
花帆「……そう、ですよね。決勝まで、いったのに。……あたしは…まだ、あんまり実感がなくて。今も足下がふわふわしてるんです。あんなにずっと練習してたのに、ほんとに…たった1日で終わっちゃうんだな、って…………」
梢「…………そうね。ねえ、花帆さん。 もう少ししたら、みんなの様子を見に行こうと思うの」
花帆「え?」
梢「みんなが少し気になってね。一緒に見に行ってくれないかしら?」
花帆「それは、でも……」
梢「ね、お願い、花帆さん」
花帆「わ、わかりました。なにができるかわかりませんけど、その、がんばります!」
すると梢は微笑み、
梢「ふふっ、ありがとう。それじゃあ、まずはお礼に紅茶をいれるわね? 今日は寒いわ。温まってから、みんなに会いに行きましょう」
花帆「はい! あ、手伝います!」
ー つづく ー
感想・評価よろしくお願いします!!