蓮ノ空スクールアイドル録   作:松兄

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第十五章 夢を信じる物語
第106話:全国大会後……


あれから数日が経ち、俺達はラブライブ!決勝大会に出るために東京にやって来ていた。

そして、いよいよ大会が開幕し、蓮ノ空出番になる。

 

 

 

―――そこは、夢のおとぎ話のような場所でした

 

梢「今この瞬間を大切に、Bloom the smile!」

 

花帆・さやか・瑠璃乃・梢・綴理・慈「「「「「「Bloom the dream!」」」」」」

 

淳平「皆、頑張ってこい!!」

 

花帆「うん! 行ってくるね淳兄ぃ!」

 

梢「絶対に勝ってくるわ!」

 

さやか「吉報をお届けします!!」

 

綴理「みんなで勝ってくるね」

 

瑠璃乃「ルリたちが1番輝いてくるよ!!」

 

慈「見ててね? ジュンっ!」

 

 

 

淳平(――頑張れ!!)

 

 

 

―――光が瞬くように。星が流れるように。 すべては、あっという間の出来事で。

 

―――だから、今でも。 実感がわいてこないのかもしれません――。

 

そして………

 

 

 

◇◆

 

 

 

ピピッ ピピッ!

 

花帆「ふぁあ〜……あ」

 

花帆は、目覚まし時計の音で目を覚ます。そこは、見慣れたいつもの蓮ノ空の女子寮の自室。

 

花帆「ここ、あたしの部屋………。ううっ、さむ……ああ、そっか。 帰ってきたんだ。金沢に……」

 

そして、花帆は食堂で朝ご飯を食べて朝練のために部室に向かった。

 

花帆「……おはよーございまーす………あれ? まだ、だーれも……。あ、きょうは朝練、ないんだったっけ……」

 

ガチャ

 

花帆「?」

 

花帆がどうしようかと思っていると、部室の扉が開き、梢が入ってきた。

 

梢「………あら」

 

花帆「あ、梢センパイ」

 

梢「おはよう。どうしたの? もしかして、眠れなかった?」

 

花帆「あ、いえ。そういうわけじゃないんですけど………。梢センパイは、なんだか、いつも通りですね」

 

梢「……そう見える?」

 

花帆「違うん…ですか?」

 

梢「私は、スクールアイドルクラブの部長だもの。こんなときぐらいは、しっかりしていなくっちゃ」

 

すると、梢は少し俯くと、顔を上げて話はじめる。

 

梢「去年は結局、辞退をしてしまったから。みんな、初めての経験なのよ。ラブライブ!の大会で、敗退するのは……」

 

花帆「……そう、ですよね。決勝まで、いったのに。……あたしは…まだ、あんまり実感がなくて。今も足下がふわふわしてるんです。あんなにずっと練習してたのに、ほんとに…たった1日で終わっちゃうんだな、って…………」

 

梢「…………そうね。ねえ、花帆さん。 もう少ししたら、みんなの様子を見に行こうと思うの」

 

花帆「え?」

 

梢「みんなが少し気になってね。一緒に見に行ってくれないかしら?」

 

花帆「それは、でも……」

 

梢「ね、お願い、花帆さん」

 

花帆「わ、わかりました。なにができるかわかりませんけど、その、がんばります!」

 

すると梢は微笑み、

 

梢「ふふっ、ありがとう。それじゃあ、まずはお礼に紅茶をいれるわね? 今日は寒いわ。温まってから、みんなに会いに行きましょう」

 

花帆「はい! あ、手伝います!」

 

 

 

ー つづく ー




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