第114話:留学出発!
あれから数日が経ち、さやかちゃんの誕生日をスクールアイドルクラブの皆で祝った2日後、淳平はいよいよアメリカへの短期留学の出発の日を迎えた。
ピピッ! ピピッ!
バチン!
淳平「ふぁああ〜……よし!」
俺は目を覚まして布団から出ると私服に着替えてから寮の食堂に行く。
すると、
亮「おっ、淳平。そうか……きょうだったっけ」
淳平「ああ……」
俺は朝食の乗ったトレーを貰い空いた席に座って食べ始める。
男子生徒「お前がいない間は俺達でなんとかするから、頑張ってこいよ?」
淳平「おう。サンキュ……。あっ、スクールアイドルクラブのみんなに手ぇ出したら帰って来たら殺すからな?」
男子生徒たち『『お、おう……』』
俺が殺気と圧を込めて睨むと縮こまる男子共。
亮「そんな顔しなくたって心配いらないだろ? あの子たち、お前にしか興味ないんだから……」
淳平「まあそうだけどさ……よし、ごちそうさま!」
俺は食べ終わると部屋に戻って教科書やノート、筆記用具に生活用品などが入ったバッグを肩にかけてスマホと充電器、後は財布を持つ。あっ、そうそう……
淳平「向こうとこっちじゃ電圧の規格が違うからな……合わせられる機器も持ってかないと」
俺は変電機をバックの中に詰めると確認をする。
淳平「よし、全部あるな……」
そして俺が寮を出ようとすると、男子寮のみんなが色々と声をかけてくれた。
本当にいい友達に恵まれたな……
淳平「……みんな、行ってくるぜ!!」
そして俺が寮母さんに声をかけて男子寮をでると……
淳平「!?」
梢「何よその驚いた顔は……」
寮の外には、女子寮のみんなも全員集合して待っていた。
花帆「ビックリした? みんなも、淳兄ぃを見送るために来てくれたんだよ!! しかも女子寮全員!!」
綴理「ジュン、がんばれ〜」
さやか「淳平先輩、お気をつけて。心より応援しております!!」
瑠璃乃「気をつけてね?」
慈「絶対無事に帰ってきてよ?」
梢「そうね……。少しの間寂しくなるけど、また3月から一緒に過ごせるのを待ってるから。だから……必ず帰ってきてね?」
淳平「みんな………」
俺の瞳から涙が溢れる。嬉し泣きだよバカヤロー
俺は涙を拭うと、
淳平「行ってくるぜ!!」
そして俺は理事長が直々に運転する車に乗り込み空港に向かって行った。
それを見送ったみんなは……
梢「……さて、みんな! 淳がいなくちゃ何もできないなんて言われないように、全員で頑張りましょう!!」
全校生徒『『『おおーーーーーっ!!!』』』
◇◆
そして空港に着いた俺は、まずは国内線で羽田空港に向かった。ここからバスや電車で成田空港に向かうことになる。
淳平「んっと? 成田方面行きは……あそこか……」
俺が成田空港方面行きの電車やバスを乗り継ぎ、無事に成田空港に到着すると、もう既に蓮ノ空を出てから4時間が経過していた。
淳平「連絡しておくか……。『成田着いた〜』送信!!」
すると直ぐに既読が付き、
梢から「気をつけてね?」と返信が来た。
淳平「ふふ、よし……アメリカ行きは……、こっちか」
そして俺は搭乗手続きを済ませ、手荷物検査なども引っかからずに無事にアメリカ、ニューヨーク行きの飛行機に乗り込み、まだ見ぬ異国の土地へと飛び立った。
ー つづく ー
次回からは淳平が帰ってくるまでの間、日本での主人公視点が原作通り花帆ちゃんになります。
アメリカでの様子は淳平視点ですが。
果たして淳平無しで1ヶ月と少しを無事に乗り切れるか?
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