というのも、本編ではバレンタインデーには淳平はアメリカに留学中ですが、このお話では蓮ノ空に普通にいます。
なので別時空を行く〜もしも〜の話です。
では、始まります!!
バレンタインデーの二日前、2月12日の夜……
蓮ノ空学院の女子寮の、スクールアイドルクラブのメンバーの部屋では……
花帆「よし! できた!!」
さやか「私もできましたよ」
瑠璃乃「おお〜。さやかちゃんのすっげえ美味しそう!ルリもできたぜ!」
1年生の3人は一緒にそれぞれあるものを作っていた。
さやか「後はこれを明日1日かけて冷蔵庫で冷やせばオッケーですね」
花帆「うん!」
瑠璃乃「ふふっ、ジュン兄ぃよろこんでくれるかなあ……」
◇◆
その頃、2年生は梢の部屋で……
綴理「こずのハート型だ。おっき〜」
梢「この大きさは私の淳への愛の大きさを表しているのよ?」
慈「いやいや、食べやすさを考えなさいよ……一口サイズのほうがジュンも食べやすいでしょうが。少しは気遣いなさいよ」
綴理「たしかに。めぐも考えてるね」
梢「それもたしかに……失敗したかしら」
梢が思案していると、
慈「まあでも、ジュンはよろこんでくれると思うよ?」
綴理「うん。こずが一生懸命作ったんだから、きっとジュンもうれしいよ」
梢「そう…ね。ありがとう綴理、慈」
慈「そう言う綴理はどういうの作ったのさ?」
綴理「ボク?」
綴理が2人に自身の作った物を見せる。
梢「!! これは……なんというか、個性的ね……」
慈「ハート型のチョコの上にホワイトチョコで〈好き〉って……」
綴理「………ダメ?」
梢「い、いえ? 良いと思うわ」
慈「そ、そうだね。少なくともちゃんと綴理の気持ちは伝わるよ?」
綴理「そっか。なら良かった」
そして3人はチョコレートの乗ったトレーを冷蔵庫に入れる。
梢「じゃあ14日に皆で渡しましょうか」
綴理・慈「「おお〜!」」
◇◆◇◆
そして2日後、2月14日。バレンタインデー当日。
男子寮の食堂では男子たちが朝食を食べていた。
のだが……、
淳平「なんか人少なくね?」
亮「ああ。まあ原因は分かるけどな」
そして2人でご飯を食べたあと学校に登校。教室に入りホームルーム。
先生「じゃあ出席を取るぞ〜? ってあれ?なんか今日はやけに欠席が多いな。それも男子ばっかり……」
亮「そりゃあモテない男にとって今日ほど惨めな日は無いからな……」
淳平「そうだな…」
二人が話しているのを……
慈(いつ渡そうかな………)
慈はそんな事を考えながら聞いていた。
そしてそのまま時間が過ぎ、昼休み。
淳平「部室で弁当食うか」
淳平が弁道箱を持って部室に行くと、その日は誰もいなかった。
淳平「いないのか……。まあ静かでいいか」
そして淳平がお弁当を食べ始めている頃、
〜 2年生の教室 〜
花帆「すみませ〜ん」
亮「ん? どうした?」
さやか「あっ、飯田先輩。その、淳平先輩は……」
亮「ああ。アイツなら部室で弁当食うって言ってたよ」
瑠璃乃「部室ですね! あざっ〜す!」
そして3人は部室に向かっていった。そしてそれを隠れて聞いている者もいた。
梢「淳は部室ね」
綴理「とつげきだ〜」
慈「行こ行こ!」
そして2年生3人も部室に向かった。
〜 部室 〜
淳平「ふ〜、ごちそうさま。さてと……」
淳平が弁当箱を、片付けて部屋から出ようとすると、
ガチャ!
扉が空いて花帆が突撃してきた。
花帆「淳兄ぃいる?」
淳平「花帆?」
さやか「花帆さん! 走ると危ないですよ!!」
瑠璃乃「あっ、ジュン兄ぃこんちは〜!」
淳平「おお? 3人ともどうした?」
淳平が3人に聞くと、3人は顔を赤らめて後ろから小さな箱を出してきた。
花帆・さやか・瑠璃乃「「「こ、これ! 受け取って(下さい)!!!////////」」」
淳平「ん、ひょっとしてチョコ?」
さやか「は、はい。ご迷惑でしたか?////」
淳平「いや、うれしいよ。ありがとう」ナデナデ
さやか「〜〜〜っ/////」カァアアアッ///
花帆「あっ!ずるい!」
瑠璃乃「ルリたちも!」
淳平「はいはい」ナデナデ
花帆・瑠璃乃「「〜♪」」
さてと、
淳平「じゃあありがたく受け取って置くよ。食べたら感想と来月お返しするから」
さやか「は、はい!」
するとそこへ、
梢「淳? いるかしら」
綴理「やあ」
慈「やっほ〜♪」
花帆「梢センパイ!」
さやか「綴理先輩!」
瑠璃乃「めぐちゃん!」
淳平「お前らも……、どうした?」
すると梢はコホンと咳払いし、
梢「淳、コレ……///」
綴理「はい。ボクからも」
慈「めぐちゃんのこの世に1つの本命チョコだぞ〜? 心して食べるようにっ♡」
淳平「おおう。ありがとう。遠慮なくもらうよ」
慈「へへっ//」
淳平「食ったらちゃんと感想と来月お返しするから」
綴理「たのしみにしてるね」
梢「ええ」
慈「10倍返しを期待してるね☆」
淳平「あっ、じゃあ要らない」
慈「なんでようっ!!」
めぐがプリプリと怒る。
淳平「冗談だよ。10倍は無理だけどちゃんと返すから」
慈「しょうがないなあ。分かったよ!」
そして淳平が部屋の時計を見ると、
淳平「あっ、もうすぐ午後の授業始まる」
花帆「もう!?」
梢「急いで戻りましょう」
そしてみんなは教室に戻っていく。
淳平「ふう……」
慈「ほら! 行くよジュン!」
そして、めぐは俺の手を取って一緒に教室に戻っていった。
〜 皆さん良いバレンタインデーを!! 〜
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