2年生の教室に突撃した花帆は綴理と会った。
花帆「あっ、綴理センパイ!」
綴理「あっ、かほ、たいへんだったって、さやからきいたよ? どうしたの?」
花帆「あの!梢センパイと淳兄ぃ見ませんでしたか?淳兄ぃの教室行ったけどいなくて、梢センパイも、もしかしたらもう学校に戻ってきてるかもしれないんですけど……」
綴理「……ごめん、みてないや」
花帆「そうですか……」
花帆がしょぼんとすると、
綴理「ジュンはわからないけど、校内でこずが見つからなかったら、行きそうな場所に心当たりはあるよ?」
花帆「えっ!どこですか!?」
綴理「大倉庫だよ」
花帆「大倉庫?」
そして、花帆は綴理の言葉を頼りに、大倉庫へと向かった。だが、
花帆「な、なんなんですかここーーっ!蓮ノ空になんでこんな場所が!?迷路?迷宮!?梢センパーーイ!どこですかーっ!!って、また行き止まり!?なら少し戻って……って、あれ?ここさっきも通った気が、ならいったん外に出て……って、出口、どこ?だ、誰かいませんか〜〜っ!助けてくださ〜い!!」
沙知「どったの?」
花帆「うわぁっ?!」
花帆はいきなり現れた沙知先輩に驚く。
花帆「えっ?大倉庫の……妖精さん?」
沙知「妖精?……あっ、キミスクールアイドルの子じゃん!こんなところでどうしたの?」
花帆「ん?あっ、生徒会長!!」
沙知「うん。で、どうしたの?」
花帆「せ、生徒会長こそ、なんでこんな所に……」
沙知「あたし?整理も兼ねて見回りを。ここ、蓮ノ空の伝統が全部詰め込まれてるから、めちゃくちゃ広いっしょ?毎年ここで骨になる1年生が1人や100人はいるからね〜(笑)」
しかし、花帆は沙知先輩の冗談を真に受けてしまいら
花帆「ええっ!?山だけでなく、ここでも遭難者が!?」
沙知「ふふっ、キミ面白いね。で、どったの?」
花帆「あっ、そうだ!梢センパイ、じゃなくて、スクールアイドルの、乙宗梢センパイを見ませんでしたか?もしかしたら、この中にいるかもしれないんですけど……」
沙知「あ〜梢ちゃんか〜。なら、きっと場所は……」
そして沙知先輩は、花帆をスクールアイドルクラブの物がしまわれている場所に案内した。
花帆「ここが……スクールアイドルクラブの…、あの、案内してくれてありがとうございました!って、いない!?もしかして本当に大倉庫の妖精?!」
すると花帆は、棚にしまわれてる1枚の額縁に入った写真を見つけた。
花帆「あっ、コレ……」
すると、
梢「それはかつての蓮ノ空の先輩たちが、ラブライブで優勝したときの写真よ?蓮ノ空の先輩たちが、全国のスクールアイドルの頂点に立った。その瞬間を写したものね」
花帆「っ!梢センパイ…、淳兄ぃも……」
淳平「……………」
梢「綴理からあなたがここに向かったかもしれないって聞いて。でも、よく1人でたどり着けたわね」
花帆「いえ、案内してくれた人がいて……」
梢「そう……。あら?そのノート」
花帆「あっ、すみません。部室から持って来ちゃいました」
梢「少し恥ずかしいけれど、大丈夫よ?それはスクールアイドルクラブみんなのものなんだから」
花帆「あたし、少しだけノート読みました。ごめんなさい!梢センパイ!淳兄ぃ!2人は、あたしのことを考えて言ってくれてたのに、あたしは、梢センパイのメニューをはみ出して、無茶してしまいました。なので、梢センパイ!今ここで、あたしを叱ってください!!」
梢「花帆さん!?」
花帆「梢センパイと淳兄ぃは、あたしを信じてくれたのに、それでも言うことを聞かなかったってことは、あたしが、2人を信じられなかったってことじゃないですか!それって、いけないことですよね?なので、今ここで、私を叱ってください!私は、これからも梢センパイや淳兄ぃと一緒に、やっていきたいんです」
淳平「……梢」
梢「そうね、わかったわ。花帆さん、あなたがやったことは、良くないことよ?今回は大事にはならなかったけど、あなたが怪我をしたら、私が悲しいわ。今後は、もう2度としないで」
花帆「……はい。淳兄ぃも、酷いこと言って、ごめんなさい!!」
淳平「いや、俺も悪いところはあったし……お互い様だろ?叩いて、悪かったな」
花帆「ううん、あたしのために言ってくれてたのは、今回の事で、よくわかった。だから、ありがとう」
淳平「っ!花帆!」ギュッ
俺は、感極まって花帆を抱きしめた。
淳平「ゴメンな?花帆……」
花帆「ううん、ありがとう……淳兄ぃ……」
そしてお互いを離し、
梢「花帆さん、私は、まだまだ至らない先輩だけど、これからも私と一緒に、スクールアイドルを、やってくれないかしら?」
花帆「でも、あたしにはその衣装を着る資格は……」
梢「お願い花帆さん!成長していくあなたのそばに、立っていたいの!」
花帆「梢センパイ…そんなの、あたしの方から、お願いします!!」
梢「花帆さん!」
そして、大倉庫から出た俺たち。梢と花帆は次のライブの日程を話し合っていた。
花帆「梢センパイ!そんな大きなイベントじゃなくてもいいです。今は、とにかくライブがやりたいです」
梢「そうなのね……わかったわ。やりましょうか!」
そして数日後、満員の蓮ノ空の講堂のステージには、あの日着る予定だった衣装を着た、花帆と梢が立っていた。
花帆「皆さんこんにちは!」
梢「私達は、伝統の蓮ノ空のユニット!」
花帆・梢「「"スリーズブーケ"です!!」」
梢「これからの私達を、どうか、温かく見守ってください!!」
花帆「あたしたち、必ずいつか、大きく花咲いて見せますから!それまで、皆さんが、私達の雨と、風と、太陽になってください!!」
梢「それでは、聞いてください!!」
花帆・梢「「
そして、復活した花帆と怪我が治った梢の、蓮ノ空で受け継がれてきた伝統曲を披露したライブは、大成功した。
ー つづく ー
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