スリーズブーケのライブが終わった翌日の部室、花帆はさやかに大絶賛されていた。
さやか「花帆さんすごいです!!本当にステキなライブでした!!」
花帆「いや〜照れますなぁ……」
さやか「それにほら、4月の月間MVPスクールアイドルになってますよ!!」
花帆「いや〜そうなんですよ〜、私ってやればできるんですよ〜」ニヘラァ
うわ〜過去最高に緩んだ顔……完全に調子乗ってんな。
梢「おめでとう花帆さん。あなたの頑張りが認められて、私も嬉しいわ」
花帆「ありがとうございます!梢センパイ!」
梢「ところで……、今日の朝練は、どうしてこなかったのかしら?」
花帆「うげっ! そ、それは……ライブも終わったし、しばらくはお布団の中でゆっくりしてても良いかな〜?なんて……」
梢「そう。そうなのね……」
あっ、コレ梢のスパルタスイッチ入ったな。
梢「でも、今回最高のライブをできたと言うなら、次回はそれを上回るライブをしなければならないわ!だから今日の練習は朝練の分もしっかりと足しておくわね?」
花帆「そ、そんな〜っ!それじゃあ、際限なくハードルが上がっていくってことですか〜!?」
梢「よく気づいたわね?」ニコッ
うわぁ~梢の笑顔が悪魔の笑みに見える。
花帆「で、でも、それってさすがにオーバーワークになるんじゃ!ほら、梢センパイも淳兄ぃも無理だけはするなって言ってましたよね!?」
梢「一週間前のあなただったらね。でも、だいぶ体力も付いたみたいだし、もう少し厳しくしても大丈夫のハズだから♪」
花帆「嫌だ〜っ!楽しいことだけしていたいよ〜っ!!って、さやかちゃんなんで撮影してるの?」
さやか「皆さん、日野下花帆さんは、きょうも頑張りますので、応援してあげてくださいね?」
配信してる……
花帆「ちょっ、さやかちゃん?!」
梢「あらあら、ファンのみんなに届いちゃったら、やらないわけにはいかないわね?」
花帆「いや〜〜っ!!」
そして、きょうも練習を始める蓮ノ空スクールアイドルクラブ。今後も、辛いことや悲しいこともあるだろう。だが、それを乗り越えた先には、きっと!!
その頃、校庭では、
慈「ハロめぐ〜っ!全国五千万人のめぐ党さん、藤島慈だよ〜っ!きょうも私の配信を見に来てくれてありがとね!さてさて~、めぐちゃんの今日のトピックスは〜、なんと!我が蓮ノ空スクールアイドルクラブに、期待の1年生が、2人加入したんだよ!!日野下花帆ちゃんと村野さやかちゃん!まずは、花帆ちゃんの方から紹介するね?」
そして慈は花帆の映像に切り替える。
慈「これが、乙宗梢とユニットを組む、日野下花帆ちゃん!ライブの中で見せる笑顔が、と〜ってもかわゆいんだよ〜?それに花帆ちゃんは何と言っても、太陽って感じだね!きっと、スクールアイドルが楽しくて仕方ないんだろうな〜。チャンネルに飛ぶと、たくさんのライブ動画が配信されてるから、見てみてね?」
そして慈は「それに、」と言葉を続ける。
慈「それに、花帆ちゃんは、4月の月間MVPにも選ばれたんだよ!?それってすごくない?まぁ、私もカワイイから1年生の頃に選ばれたけどね〜?って、不正なんかしてないってば!人をフィクサーみたいに言わないでくれる!?まぁでも、仲間に恵まれてたっていうのもあるからね……。私のスクールアイドル活動も、長く休止しちゃってるし……、じゃあ、お次は村野さやかちゃん!なんだけど、ゴメン!時間が来ちゃったからまた夜にね!それじゃあみんな!バイめぐ〜っ!」
そして、慈の配信は終わった。
慈「はぁ、時間配分ミスるなんて、私らしくないミス……。まぁ、仕方ないか。カワイイ後輩のことだもんね。……あ〜、ムカつく。けど、今回の件はヒヤリとしたな。花帆ちゃんも梢も、さやかちゃんも綴理も、くれぐれも怪我にだけは気をつけるんだよ?怪我をしたら、ファンのみんなまで悲しませちゃうんだからね?さて、花帆ちゃんはどうにかなったけど、今度はさやかちゃんの番だね。綴理は、手強いよ〜?」
ー つづく ー
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