蓮ノ空スクールアイドル録   作:松兄

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第16話:花帆とのお出かけ

梢と水族館に行った日の翌日、今日はお出かけは花帆の番。俺は昨日と同じようにシャトルバスの乗降場で花帆を待っていた。すると、花帆が走ってきた。

 

淳平「お、来た……」

 

花帆「お、おまたせ〜」ハァハァ

 

淳平「いや、バスが出るまでまだ時間あるから大丈夫だぞ?」

 

花帆「そっか……じゃあ行こう?」

 

そして俺と花帆はシャトルバスに乗って金沢駅に向かう。そして駅から電車にのり、能美市へとやってきた。俺たちが行くのは、この街にある遊園地だ。

 

そして話しながら道のりを歩き、遊園地に到着。俺は2人分のチケットを買って花帆と一緒に入った。

 

花帆「じゃあ、なにに乗る?」

 

淳平「ジェットコースターとか?」

 

花帆「うん。いいよ?」

 

そして俺と花帆はジェットコースター乗り場に向かう。何人か並んでいたが、これならすぐに乗れそうだ。

 

そして数分後、俺と花帆の番になり、隣同士で席に座ってベルトをしてからレバーを下げる。すると準備ができたのかサイレンが鳴り動き出した。

 

どんどん上に登っていくジェットコースター。そして、一気に急降下した。

 

淳平「うぉおおおおっ!!」

 

花帆「きゃぁあああっ!!」

 

物凄いスピードで疾走するジェットコースター。途中一回転し、ほぼ上下逆さまの状態で走るゾーンもあった。

 

そして終了し、

 

淳平「はあ〜、面白かった」

 

花帆「楽しかったぁ〜」

 

ジェットコースターから降りた俺たちは、次は花帆の希望でメリーゴーランドに行く。俺は少し恥ずかしかったが、花帆の頼みでは断れない。

 

これには待たずにすぐに乗ることができ、俺と花帆が馬に跨るとサイレンが鳴り動き始める。

 

花帆「あははっ!見て見て淳兄ぃ!」

 

花帆の嬉しそうな顔。俺は優しい笑みを浮かべて、花帆を見ていた。

 

そしてその後も様々なアトラクションに乗りフードコートで昼ごはんを食べた。

 

だが、食べているときに、

 

花帆「淳兄ぃ淳兄ぃ、はい、あ〜ん」

 

淳平「え"っ?! あ、あ〜…」パクッ

 

花帆「どう?美味しい?」

 

淳平(味なんかわからん……)

 

周りの人も、「若いっていいわね〜」とか、「アイツ殺す!」とか反応は様々だったが言えることは1つ

 

淳平(恥ずかしい……///)

 

そして、午後も花帆の気が済むまでアトラクションに乗り、時間的に次が最後の時に、花帆は観覧車に乗ろうと言ってきた。

 

俺は了承し、花帆と一緒に観覧車に乗る。

 

花帆「うわぁ~……キレイ………」

 

遠くに沈む太陽の美しさに、花帆は目を輝かせる。

 

淳平(花帆……)

 

こうしてみてると、花帆ってカワイイよな。身内贔屓無しでも、モテそうな気がする。

 

 

淳平 チクッ(ッ! なんだ?今の……)

 

胸のあたりに走った痛みに疑問を覚えながらも、花帆を見つめていると、花帆はこちらを向いてきた。

 

花帆「な〜に?」

 

淳平「あっ、いや……チュッ !?」

 

なんと花帆は俺のおでこにキスしてきた。

 

花帆「へへっ……///」

 

淳平「か、花帆……?そういうのは…」

 

花帆 ハァ「やっぱりわからないか……」

 

淳平 ?

 

そして観覧車が終了し、遊園地を出るとき、

 

花帆「帰ろっ?」ギュッ

 

花帆は、俺の手を握ってきた。そして俺たちは電車とバスを乗り継ぎ、蓮ノ空に戻ってきた。

 

俺は寮の自室で、顔を真っ赤にして布団にダイブした。

 

淳平(明日からどんな顔で会おう……///)

 

ー つづく ー




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