梢と水族館に行った日の翌日、今日はお出かけは花帆の番。俺は昨日と同じようにシャトルバスの乗降場で花帆を待っていた。すると、花帆が走ってきた。
淳平「お、来た……」
花帆「お、おまたせ〜」ハァハァ
淳平「いや、バスが出るまでまだ時間あるから大丈夫だぞ?」
花帆「そっか……じゃあ行こう?」
そして俺と花帆はシャトルバスに乗って金沢駅に向かう。そして駅から電車にのり、能美市へとやってきた。俺たちが行くのは、この街にある遊園地だ。
そして話しながら道のりを歩き、遊園地に到着。俺は2人分のチケットを買って花帆と一緒に入った。
花帆「じゃあ、なにに乗る?」
淳平「ジェットコースターとか?」
花帆「うん。いいよ?」
そして俺と花帆はジェットコースター乗り場に向かう。何人か並んでいたが、これならすぐに乗れそうだ。
そして数分後、俺と花帆の番になり、隣同士で席に座ってベルトをしてからレバーを下げる。すると準備ができたのかサイレンが鳴り動き出した。
どんどん上に登っていくジェットコースター。そして、一気に急降下した。
淳平「うぉおおおおっ!!」
花帆「きゃぁあああっ!!」
物凄いスピードで疾走するジェットコースター。途中一回転し、ほぼ上下逆さまの状態で走るゾーンもあった。
そして終了し、
淳平「はあ〜、面白かった」
花帆「楽しかったぁ〜」
ジェットコースターから降りた俺たちは、次は花帆の希望でメリーゴーランドに行く。俺は少し恥ずかしかったが、花帆の頼みでは断れない。
これには待たずにすぐに乗ることができ、俺と花帆が馬に跨るとサイレンが鳴り動き始める。
花帆「あははっ!見て見て淳兄ぃ!」
花帆の嬉しそうな顔。俺は優しい笑みを浮かべて、花帆を見ていた。
そしてその後も様々なアトラクションに乗りフードコートで昼ごはんを食べた。
だが、食べているときに、
花帆「淳兄ぃ淳兄ぃ、はい、あ〜ん」
淳平「え"っ?! あ、あ〜…」パクッ
花帆「どう?美味しい?」
淳平(味なんかわからん……)
周りの人も、「若いっていいわね〜」とか、「アイツ殺す!」とか反応は様々だったが言えることは1つ
淳平(恥ずかしい……///)
そして、午後も花帆の気が済むまでアトラクションに乗り、時間的に次が最後の時に、花帆は観覧車に乗ろうと言ってきた。
俺は了承し、花帆と一緒に観覧車に乗る。
花帆「うわぁ~……キレイ………」
遠くに沈む太陽の美しさに、花帆は目を輝かせる。
淳平(花帆……)
こうしてみてると、花帆ってカワイイよな。身内贔屓無しでも、モテそうな気がする。
淳平 チクッ(ッ! なんだ?今の……)
胸のあたりに走った痛みに疑問を覚えながらも、花帆を見つめていると、花帆はこちらを向いてきた。
花帆「な〜に?」
淳平「あっ、いや……チュッ !?」
なんと花帆は俺のおでこにキスしてきた。
花帆「へへっ……///」
淳平「か、花帆……?そういうのは…」
花帆 ハァ「やっぱりわからないか……」
淳平 ?
そして観覧車が終了し、遊園地を出るとき、
花帆「帰ろっ?」ギュッ
花帆は、俺の手を握ってきた。そして俺たちは電車とバスを乗り継ぎ、蓮ノ空に戻ってきた。
俺は寮の自室で、顔を真っ赤にして布団にダイブした。
淳平(明日からどんな顔で会おう……///)
ー つづく ー
感想・評価よろしくお願いします!!