俺と梢、綴理と慈が高校を卒業してすぐの6月、俺は現在金沢にある大学に通っており、梢も同じ大学に通っている。
俺達は高校の教師を目指しており、俺は一番得意な数学教師、梢は音楽の教師を目指していた。
キャンパスも同じため、昼飯の時間になったり次の講義までお互いに時間が空いたりするとよく一緒にいる。
今日もそのうちの1日だ。
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梢「淳は次の講義までどのくらいかしら?」
淳平「ん〜あと1時間だな」
梢「そうなのね……」
ん〜、今誘うか……。
淳平「なぁ、梢は今日学校終わりに予定あるか?」
梢「いえ? 無いけど……」
淳平「じゃあさ、帰り一緒に帰ろうぜ? 買い物もしたいし付き合ってくれ」
梢「ええ。いいわよ?」
よしっ。何とか誘えた。
淳平「サンキュ。じゃあ学校終わりに校門のところでな」
梢「分かったわ。あっ、私次の講義始まるから行ってくるわね?」
淳平「行ってらっしゃい……」
そして、梢は走っていってしまった。
淳平「さてと、誘えたし何処か告白に良い場所はあるかな?っと」
俺はスマホでいいスポットを調べる。なるべく人が少ないところ……。
淳平「やっぱりここかな……」
俺は予め1つの場所に当たりはつけていた。
淳平「みんなでライブした思い出の場所だからな。ここにするか……」
そして、放課後……。
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俺と梢は近くの雑貨屋にいた。梢の反応を見て、こっそりと梢への誕生日プレゼントを買い懐にしまう。
その後辺りが夕暮れに染まる頃を見計らい俺は梢と、決めた場所へ向かうためにバスに乗る。
梢「淳、どこ行くの? 時間は大丈夫だけど……」
淳平「どうしても2人で行きたいところがあるんだ。夜になった方が雰囲気もでるし。景色もいいしさ。……言っとくけど変なところじゃないからな?」
梢「なら良いけど……」
そしてバスに乗ること数分。目的の停留所で降りてそこから公園内に歩く。
梢「あっ、ここって……」
淳平「そっ。スクールアイドルクラブのみんなで誓った場所。卯辰山公園だよ」
梢「そうだったわね……。街の灯りで夜景も綺麗にってるわね。この時間だと」
淳平「だな………」
俺と梢はしばらく夜景を見る。
淳平「梢、まずこれ……」
梢「えっ?」
俺は梢に何かが入った紙袋を渡す。
淳平「誕生日おめでとう。梢」
梢「あ、ありがとう………///」
そう。今日は6月15日。梢の誕生日だ。
梢「開けても良いかしら?」
淳平「どうぞ」
梢が袋を開けると、中には星型のペンダントが入っていた。
淳平「これな、2つに分かれるんだよ」
俺は2つに分けて見せる。
梢「へぇ~」
淳平「これの片方、俺が持ってて良いか?」
梢「えっ?」
淳平「梢………好きだ。俺と付き合ってほしい」
梢「っ/////」
梢の顔が真っ赤に染まる。手で口元を抑え、信じられないというような顔をしている。
淳平「……ダメか?」
梢は、そっと口元を抑さえた手をどける。その目には涙が浮かんでいた。
梢「ダメな訳……ないっ、ずっと……あなたとこうなりたかった……嬉しいわ///」
俺はホッと息を吐き、梢を抱きしめる。
淳平「ゴメン。待たせて……」
梢「本当よ……バカっ!」
梢も、俺を離すまいと抱きしめてくる。
梢「ねぇ、キス……して?」
そして、俺と梢の距離は0になり、それから俺達は付き合い始めた。
〜 7年後 〜
俺と梢が付き合い始めてからから7年。俺達はついに結婚式をあげることに
淳平「ようやくここまでこれたな……」
梢「そうね。でも、私たちの物語はこれからでしょう?」
淳平「梢……そうだな!」
そして、俺達がチャペルに入ると、みんなが二人を祝福する。そこには、かつてのスクールアイドルクラブの仲間たち、そして沙知先輩も来ていた。
花帆「おめでとー!淳兄ぃ! 梢センパイ!」
さやか「お幸せに!」
慈「あ〜あ、梢に取られちゃった……」
瑠璃乃「めぐちゃん……」
姫芽「めぐちゃん先輩、そんなに落ち込まないでください……」
小鈴「おめでとうございます! 先輩!!」
沙知「いやはや、まさか梢と淳平がね……。うん、おめでとう!」
みんな……。
梢「淳、私は誓うわ。どんな時も、この命が続く限りあなたの隣りにいると」
淳平「俺も誓う!この命が続く限り……梢の隣りにいる!」
ここからが"俺"と"私"の新しい物語の始まりだ!
梢「愛してるわ!淳!」
淳平「俺も愛してる!梢!」
ー 梢ちゃん Happy Birthday ー
梢センパイ! 誕生日おめでとう!!
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