亮との会話で、淳平が6人の内の誰が好きなのか気づく回となっています。(誰かは出しませんが)
タイトルがアレですが間違ってもBL展開ではないのでご安心を。
始まります!!
めぐの息抜きに付き合いレッスン室に行った
その日の夜……。
ー 男子寮 ー
淳平「はぁ………」
俺は夕飯を食いながらため息を付く。
亮「淳、どうしたんだよため息なんかついて」
淳平「亮か。いや……」
俺が言葉を濁そうとすると、
亮「あ~、藤島の補習の事だろ?まさか蓮空祭の直前に先生にキレられるなんてな……」
淳平「まぁ、今に始まったことじゃないけど、タイミングは悪いよな」
亮「?」
亮が俺の顔をジッと見る。
淳平「なんだよ?」
亮「お前が悩んでるの別のことか?」
淳平「は? なんで分かったんだ?」
すると亮は笑いながら肩を竦め、
亮「3年の付き合いだぜ?」
淳平「ああ。そうだな……実は」
俺は、亮に考えていたことを話す。コイツになら打ち明けても大丈夫だと思ったから。
亮「………なるほどね。蓮空祭が終わったらあの6人の誰が好きなのか告白してハッキリさせるって約束したのにまだ考えが纏まってないと………」
淳平「ああ、優劣なんか付けられない。みんな本当に良い子で、大切な奴らなんだよ………」
俺は顔を落としてため息を吐く。すると、
亮「……難しく考えすぎなんじゃないのか?」
淳平「え?」
亮「言っても高校生の恋愛だぜ? もうちょっと気楽に行ってもいいんじゃないか?」
淳平「でも、お互いの将来に関わる話だし………」
亮「重っ!! じゃあお前は付き合うって決めた子と結婚まで行くつもりなのか?」
淳平「あいつらに、俺以外の男とは結婚しないって言われた」
亮「あいつらも大概重いな……」
亮が若干引いている。すると、
亮「まぁ、大事な仲間だろうし、大切なのは分かるけど。お前は残りの5人を傷つける覚悟はできたんだろ?」
淳平「ああ。肝心の1人が決まらないだけで……」
亮「なるほどね………」
亮はお茶を一口啜ると、
亮「じゃあ例えばの話な? お前が誰とも付き合ってない状態で命の危機に瀕してるとするだろ?」
淳平「状況が無茶苦茶だな……。それで?」
亮「それで、朦朧とする意識の中『死ぬのか?』と思ったとき、一番最初にあの6人の誰が思い浮かぶ?」
淳平「それは……」
俺の頭に1人思い浮かんだ。もしかして……
亮「思い浮かんだか?」
淳平「ああ。もしかして……俺」
亮「そういうこと何じゃねぇの? 何よりも大切だから、一番最初に思い浮かんだんだろ?」
そっか……。本当に、単純なことだったのかもしれないな……。
淳平「サンキュ。亮」
亮「貸しイチな?」
淳平「分かったよ。出来る範囲で返してやるよ」
亮「じゃあ夏休みの宿題全部お前に投げていいか?(笑)」
淳平「それはダメだ。自分でやれ」
亮「ケチだな〜」ブーブー
亮が顔を膨らませてブーイングしてくる。
淳平「ぶーたれてもダメだ! お前のためにならん!」
亮「ちぇっ……」
亮が腕を頭の後ろに組んで溜息つく。だが、
亮「漢見せてこいよ? 淳」
淳平「ああ……」
蓮空祭が終わったら、俺はあの子に告白する!!
ー つづく ー
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