蓮ノ空スクールアイドル録   作:松兄

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第42話:この関係の終わりまで……あと、

蓮空祭もお昼休憩の時間になり、俺が食事や飲み物を買って部室に行くと、既にみんな来ていた。

 

ガラッ

 

淳平「お待たせ」

 

慈「遅いっ。遅刻だよ!」

 

瑠璃乃「いやいや、ルリたちもついさっき来たばっかじゃんめぐちゃん」

 

梢「ともかく、これで全員揃ったわね」

 

梢が全員を見渡す。

 

淳平「じゃあ、乾杯しようか」

 

淳平の言葉で皆に飲み物が行き渡る。

 

花帆「私オレンジ!」

 

梢「メロンソーダは……」

 

淳平「ほら。綴理はスイカソーダな」

 

綴理「うん。さや、ブルーソーダ」

 

さやか「ありがとうございます綴理先輩」

 

姫芽「アタシは苺ミルクで」

 

小鈴「徒町は緑茶でお願いします」

 

吟子「私はコーヒーいただきます」

 

瑠璃乃「ルリはカルピス」

 

慈「私はコーラで!」

 

そして、

 

梢「それじゃ、蓮空祭午前の部無事終了と今後も頑張っていきましょう、ということで……」

 

スクールアイドルクラブ『『『かんぱーい!!!』』』

 

部長の梢の音頭のもと乾杯が行われた。

 

その後は、それぞれが用意した飲み物や食べ物をみんな好きに飲み食いしている。

 

淳平「あれ、俺が買ってきた焼きそばは……」

 

花帆「はむっ...」

 

スクールアイドルクラブ『『『……………』』』

 

花帆「ほえ?」

 

花帆が頬にソースをつけながら反応する。

 

淳平「ったく、ほら。ソース付いてるぞ」

 

俺がティッシュでソースを拭いてやると、

 

花帆「えへへ、ありがとっ!淳兄ぃ!」

 

淳平「ったく……」

 

そして、俺は……

 

淳平「吟子ちゃん、小鈴ちゃん、姫芽ちゃん、ごめん。ちょっとこの6人と話したいことあるから部屋の外に出ててくれないかな? すぐに終わるし終わったら呼ぶから」

 

吟子「?良いですけどなにを……」

 

小鈴「!! 分かりました!吟子ちゃん、姫芽ちゃん、行くよ! それでは淳平先輩、しっかりと!」

 

姫芽「ちょ、小鈴ちゃん〜!」

 

2人は小鈴ちゃんに引かれて外に出た。

 

気を使わせちゃったかな。たぶん考えてることは同じなようで微妙に違うと思うけど。

 

梢「それで、何かしら、淳」

 

6人は俺の言葉を待つ。

 

淳平「俺はお前たち6人が好きだ」

 

さやか「え、どういう意味ですか?」

 

梢「いきなり来たわね……」

 

淳平「この7人でずっとこのままの関係でいられたらと願ってる。だが、約束通り答えを出さなければいけないと思って、必死に考えて、悩んで、やっとの思いで決まった」

 

綴理「ん、そっか」

 

慈「ちゃんと決められたんだね」

 

瑠璃乃「ジュン兄ぃにしては、頑張ったほうじゃない?」

 

梢「そうね。出会った頃と比べたら大違いだわ」

 

さやか「では、蓮空祭が終わったら……」

 

淳平「ああ。約束通り、答えを言う。だから、みんな……どんな結果になるにしろ、覚悟だけはしといてくれ」

 

花帆「……うん。分かった」

 

瑠璃乃「楽しみに待ってるね!」

 

さやか「淳平先輩が、真剣に悩んで、わたしたちと向き合って出してくれた答えなら、文句はありません」

 

綴理「ん」

 

梢「待ってるわね。淳」

 

慈「楽しみにしてる!」

 

淳平「ああ。じゃあ、3人を入れるか」

 

花帆「あっ、言ってくるよ」

 

そして花帆が扉を開けると、

 

吟子・小鈴・姫芽「「「わっ!!」」」

 

ドサドサッ!

 

3人がなだれ込んできた。

 

梢「あら、聞き耳立ててたの?」

 

吟子「だ、だって……」

 

小鈴「気になっちゃって」

 

姫芽「淳平先輩、誰を選ぶんですか〜?」

 

淳平「それは、まだ言えないな」

 

姫芽「むぅ、ダメか。でも、ちゃんと答えは出したんですね?」

 

淳平「うん。それはちゃんと」

 

吟子「さ、最初に言っておきますけど、梢先輩か花帆先輩を選ぶんだったら、しっかりと健全なお付き合いをしないと許さないですからね……」

 

姫芽「あ、アタシも。ルリちゃん先輩とめぐちゃん先輩のどちらかを選ぶなら、傷つけたりしたらメチャクチャに叩きのめすんで」

 

慈「いや怖いよ」

 

淳平「分かってる。誰を選んでも、大切にするつもりだよ」

 

小鈴「はい!さやか先輩と綴理先輩のどちらかかもしれないですからね。徒町もお二人のどちらかの勝利を祈ってます!」

 

さやか「ありがとうございます。小鈴さん」

 

綴理「すず、ありがと……」

 

梢「あっ、そろそろ午後の部が始まる時間だわ。用意して行きましょうか」

 

スクールアイドルクラブ『『『はい(うん)!』』』

 

そして、軽く後片付けをしてみんなは部室を出ていった。

 

 

運命の時まで、後7時間。

 

ー つづく ー




今回の話は〈五等分の花嫁〉の日の出祭のシチュエーションを使わせていただきました。
いや、わたし"ごと嫁"好きなんですよね。告白のときにも使わせてもらおうかなと思ってます。

感想・評価よろしくお願いします!!

この3人の中から『この子!』という子を1人選んでください。できるだけ大勢に答えてもらえると嬉しいです。

  • 村野さやか
  • 乙宗梢
  • 藤島慈
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