蓮ノ空スクールアイドル録   作:松兄

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第57話:トゥインクルスターフェスティバル

ついに来た7月の31日、俺たち蓮ノ空学院スクールアイドルクラブのメンバーは、Fes×LIVEの会場である、《金沢駅東広場・鼓門ステージ》に来ていた。

 

もうじき夜の8時。ステージの開演時間となる。

 

淳平「いよいよだな……」

 

花帆「うん! みんなの笑顔、咲かせるよー!」

 

姫芽「吟子ちゃんの作ってくれた衣装、すっごくかわいいよ〜」

 

小鈴「うん!」

 

吟子「そ、そうかな……」

 

吟子ちゃんが自信なさげに言う。

 

淳平「大丈夫! ちゃんとみんなの魅力を引き立てる衣装になってるから。吟子ちゃんもちゃんとかわいいから心配しないで?」

 

吟子「は、はい……///」

 

すると、

 

淳平「ん? ってなんでそんなゴミを見る目で見る!?」

 

花帆「いや、淳兄ぃが今度は吟子ちゃんを口説いてるから」

 

慈「ジュン?」

 

淳平「口説いてないから! めぐも怖いって!」

 

またやっちゃったのか……?

 

梢「彼女ができても相変わらずの淳は放っておいて……「おい!」もうじき本番よ。 気合い入れていきましょう!」

 

そしてみんなが円陣を組む。

 

梢「蓮ノ空学院スクールアイドルクラブ、いま、この瞬間を大切に!Bloom The Smile!!」

 

スクールアイドルクラブ『Bloom The Dream!!』

 

そして、時刻は開演時間になった。

 

淳平「行って来い!!」

 

慈「よっしゃー!まずは私たちだよーー!!」

 

そして出ていくみらくらぱーく!。最初の披露は《ノンフィクションヒーローショー》。

 

みらくらぱーく!の楽曲の中でも特に人気のある楽曲で、一気に会場のボルテージを上げる。

 

そして曲が終わると、次にでていくのはDOLLCHESTRA。曲は《Tragic Drops 》。少し落ち着きのある曲だが、それは、次のスリーズブーケで一気に雰囲気を最高潮に持っていく為の布石だ。

 

 

そして《Tragic Drops》が終わり、次はスリーズブーケ。曲は《アオクハルカ》。4月のFes×LIVEの すぐ後に作曲された曲だが、歌詞、メロディ、伴にとても心に響く物になっており、予想通り会場のボルテージは一気に上がって最高潮に盛り上がる。

 

そして《アオクハルカ》も終わりMC。衣装の作った経緯や今回のライブへの意気込みなどを語り、今回最初の舞台挨拶。

 

花帆・さやか・瑠璃乃・梢・綴理・慈・吟子・小鈴・姫芽「「「「「「「「「みんな〜! こんばんわ~!!」」」」」」」」」

 

花帆「私たちは……!」

 

花帆・さやか・瑠璃乃・梢・綴理・慈・吟子・小鈴・姫芽「「「「「「「「「蓮ノ空学院スクールアイドルクラブです!!」」」」」」」」」

 

梢「蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さん、応援してくれている方々、改めまして本日も、よろしくお願いいたします」

 

そして、いつも通りの各自自己紹介。

 

花帆「みんなー!!こんばんわー!!蓮ノ空学院スクールアイドルクラブ2年の、日野下花帆で~す!今日もよろしくね~!!」

 

さやか「同じく、スクールアイドルクラブ2年の、村野さやかです。なにとぞ、よろしくお願いします」

 

瑠璃乃「スクールアイドルクラブ2年の、大沢瑠璃乃だよ~!みんな、今日もよろよろ~!!」

 

吟子「はい、蓮ノ空学院スクールアイドルクラブ1年、104期生の百生吟子です。皆さんどうぞよろしくお願いします」

 

小鈴「こんばんわ。蓮ノ空学院スクールアイドルクラブ1年、徒町小鈴と申します!!何卒、よろしくお願いいたします!!」

 

姫芽「こんばんわ~。スクールアイドルクラブ1年の、安養寺姫芽です~。今日も、よろしくお願いします~」

 

梢「こんばんわ。蓮ノ空学院スクールアイドルクラブ3年の、乙宗梢と申します。本日も、よろしくお願いいたします」

 

綴理「みんな~こんばんわ~。3年の夕霧綴理だよ~。よろしく~」

 

慈「みんな~!ハロめぐ~っ!!」

 

観客『ハロめぐ~っ!!』

 

慈「ん~っ!スクールアイドルクラブ3年の、藤島慈だよ~。よろしく~!!」

 

そして、自己紹介が終わり、短いMCを挟むと早速2周目に入る。トップバッターはみらくらぱーく!。曲は《みらくりえーしょん》。

蓮空祭の際にルリちゃんと姫芽ちゃんのいざこざがあった時に作曲されたもので、真に一つになったみらぱ!の必殺技とも言うべき曲だ。

 

そして《みらくりえーしょん》が終わると、次はDOLLCHESTRA。曲は《レディバグ》。

この曲は福井でのライブフェスのとき、実家の家族に見せるためがんばっていた小鈴ちゃん。何度倒れても諦めず、へこたれない頑張りを、さやかちゃんが見て歌詞にした曲だ。

 

そして《レディバグ》も曲が終了。次はスリーズブーケ。曲はこの間完成した曲であり、吟子ちゃんの伝統への想いが込められた曲、《月夜見海月》

 

歌の最後の部分で吟子ちゃんのロングトーンの声が響くと、観客はサイリウムの色を吟子ちゃんの色に変えて振りまくる。

 

そして3ユニットの曲が終了し、いよいよ閉会の挨拶。最後の締めの曲は、

 

梢「それでは、聞いてください」

 

スクールアイドルクラブ『永遠のEuphoria!!』

 

 

 

そして、今回のトゥインクルスターフェスティバルの全演目が終了し、みんなは舞台袖に戻ってきた。

 

淳平「お疲れ様」

 

スクールアイドルクラブ『お疲れさま〜!』

 

慈「いいじゃん、衣装!めっちゃかわいい!ジュン、どうだった?」

 

淳平「うん。めぐ可愛かったよ」

 

慈「やだ☆正直者♡」

 

瑠璃乃「バカップルは置いといて「ちょっと!」、やかましい。ルリも感じるよ。みらぱ!魂というか、これまでの想いというか!」

 

吟子「そ、そうですか!」

 

さやか「DOLLCHESTRAも負けてませんよ! ね、綴理先輩!」

 

綴理「うん。あったかい」

 

吟子「暖か………?あまり分厚い生地を使っているわけではないのですが」

 

淳平「これは籠められた想いが暖かいってことな?」

 

梢「それにしても、よくがんばったわね、吟子さん。実家であれだけ作業して、蓮ノ空に帰ってきてからも、細かい手直しはして」

 

吟子「それは、ぜんぜん。たまに淳平先輩に実家に生地を届けてもらいましたし……」

 

淳平「そのくらいするって」

 

花帆「吟子ちゃんのおばあちゃんも、来てくれたしね!あたしいっぱい目が合っちゃった!」

 

吟子「う……そ、そうですね……………。楽しんでもらえたみたいで、よかったです……」

 

姫芽「これが吟子ちゃんの進む道だ〜って、きっとわかってくれたよね〜」

 

小鈴「うん!だってステージに立つ吟子ちゃんも、かっこよかったもん!」

 

吟子「姫芽。小鈴……………うん、ありがと」

 

すると、

 

吟子「あの!今の私の腕では、これが精一杯です。ですが、これからも手直しを重ねて、ラブライブ!大会が始まるまでには、もっともっと素敵な衣装にしてみせますから。スクールアイドル百生吟子を、これからもどうぞ、よろしくお願いいたします!」

 

姫芽「がんばろ〜!」

 

小鈴「ね〜っ!」

 

吟子「う、うんっ」

 

梢「ええ、ラブライブ!まであと数か月。精一杯、この時を楽しみましょう」

 

花帆「………がんばるんだ、ぜったいに」

 

淳平(花帆………?)

 

 

 

ー つづく ー




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