とある日、スクールアイドルクラブの練習終わりに……
スクールアイドルクラブ『お疲れ様でした〜』
各自、着替え終わって荷物を持って寮に戻ろうとする。すると、
姫芽「淳平センパ〜イ、じゃあ一九〇〇時にルームで待ってますね〜」
淳平「ん」
姫芽ちゃんと俺がそう言うと、聞いていたみんなは騒然。な、なんだ!?
花帆「淳兄ぃ!? 姫芽ちゃんといつからそんな関係に!?」
慈「夜に二人で……まさかエッチなこととか!?」
瑠璃乃「ジュン兄ぃ!!」
ああ、そういうことか。
淳平「いや、違うって」
梢「じゃあ部屋ってなんのこと!!」
うーむ、説明し辛いな。すると、
吟子「あっ、姫芽。淳平先輩も今夜お願いしますね」
小鈴「徒町も上手くできるか不安が残ります」
さやか「え"っ!?」
恐ろしい顔で睨む2・3年生。すると、
姫芽「違いますよセンパイ方〜。ルームで待つっていうのはゲームの話です。今日の夜にオンラインでいっしょに潜ろうって、約束してて〜」
花帆「えっ、ゲームの話!?」
淳平「当たり前だろ……」
すぐにエッチなこととかそっちに考えがいくお前らの頭がどうなってんだよ……。
瑠璃乃「……冷静に考えたら、相手は姫芽ちゃんだったね」
慈「うん」
綴理「うん」
小鈴「今日はなんのクエストやるんでしたっけ?」
姫芽「初心者の小鈴ちゃんと吟子ちゃんがいるからね〜。強くてもせいぜいイャンクック程度にしようかと思ってる」
吟子「弱いんだ?」
淳平「初心者にとっての1つの指標になる程度の強さだな。『ソイツが1人で狩れればもうすぐ初心者卒業でいいんじゃね?』くらい」
小鈴「へぇ」
すると、
花帆「アタシたちもいっしょにやりたいな」
姫芽「いや、モンハン持ってます?そもそもオンラインでも最大人数が4人なのでもう席は埋まっちゃってるんですよね……」
花帆「むぅ」
不貞腐れる花帆。
淳平「まあ、早く帰って飯食べて準備しよう?」
姫芽「ですね~」
そして、その日は皆で一緒に寮に戻り、それぞれご飯を食べて夜7時。
淳平「時間だな」
俺は開いていたゲームの、モードをオンラインにして、ヘッドホンのマイクをオンにして集会場に入る。
淳平『こんばんわ〜』
姫芽『あっ、淳平センパイいま来たとこですか〜?』
吟子『えっと、ちゃんと入れてるかな?』
淳平『吟子ちゃんいらっしゃい。ちゃんと入ってるよ』
吟子『あっ、良かったです』
姫芽『後は小鈴ちゃんですね〜』
小鈴『遅くなりました〜』
吟子『あっ、小鈴。遅れてないよ。時間通り』
小鈴『良かった〜。あっ、今隣でさやか先輩と綴理先輩が一緒に画面見てます。ヘッドホンは接続してないので声は徒町だけですけど』
そうなのか。すると、
吟子『えっ!? 小鈴のところにもいるの?アタシの所にも梢先輩と花帆先輩が……』
姫芽『あはは…考えることは同じみたいだね〜。アタシもルリちゃん先輩とめぐちゃん先輩が画面見てる』
淳平『画面越しに勢揃いだな……』
姫芽『そうですね~。じゃあ、依頼状掲示板に貼りますな〜』
そして掲示板のところに集まる俺と吟子ちゃんと小鈴ちゃんのキャラ。
クエスト、『密林の怪鳥 イャンクック』の、クエストを受注する。
淳平『準備オッケー』
吟子『アタシも良いよ』
小鈴『徒町もオッケーです』
姫芽『じゃあ行くよ〜』
そして、4人でクエストに出かける。フィールド『密林』のベースキャンプに到着した俺たち4人。マイクで声を掛け合う。
淳平『相手は中央のエリア6に居るから付いてきて。吟子ちゃんと、小鈴ちゃんは絶対に先走っちゃダメだよ?』
吟子『分かりました』
小鈴『ラジャーです!』
そしてエリア移動を繰り返し、エリア6に足を踏み入れる。
小鈴『いた!』
吟子『な、なんか強そう……』
すると、こちらを見つけたターゲットモンスターは走って突進してきた。
淳平『回避!!』
四人が一斉に左右にそれぞれ転がって突進を回避。立ち上がる。
モンスターも立ち上がりこっちを見る。
淳平『これでも喰らえ!』
俺は『閃光玉』を投げる。炸裂し、眩い光に包まれると、直視したモンスターは目眩まし状態になり暴れる。
小鈴『あっ、罠仕掛けるね』
小鈴ちゃんが今のうちにと『シビレ罠』を設置する。すると、已然目眩まし状態だが、モンスターは時間経過で大人しくなった。
吟子『今のうちに攻撃!』
淳平『喰らえ!』
姫芽『えいや〜』
吟子ちゃんの弓、姫芽ちゃんの双剣、俺の太刀での攻撃が叩き込まれる。
今回のクエストは初心者の吟子ちゃんと小鈴ちゃんが一緒なので下位クエストを受注している。だが俺と姫芽ちゃんは武器のランクが《Rare-9》のG級武器なので一撃で許容量を越えたのか怒り出すイャンクック。ここで目眩まし状態が解けた。
淳平『小鈴ちゃんのところに!』
俺と姫芽ちゃん、吟子ちゃんは一旦離れて小鈴ちゃんの仕掛けた罠をイャンクックと俺たちで一直線に挟める位置に移動する。
するとイャンクックは怒って火炎弾を吐きながら撒き散らして突進してきた。その線上には設置された罠が。
イャンクック『グギィアヤァッ!!』
案の定罠にかかるイャンクック。
その隙に全員で攻撃を叩き込む。
吟子ちゃん、小鈴ちゃん、姫芽ちゃんの隣で画面を見ていたみんなは……
花帆「行け!そこだ!」
梢「吟子さんもこういうゲームやるのね」
吟子「姫芽に一緒にやろうって言われて買ったんだけど意外と面白くて……」
さやか「滅多斬りですね……」
綴理「おー」
小鈴「おりゃあ!」
瑠璃乃「ひめっち!もうすぐ罠壊れるよ!」
慈「あっ、壊れた!」
姫芽「大丈夫です〜ちゃんとみんな次の行動取れてるので」
画面上では、4人とも罠が壊れた瞬間離れて距離をとっていた。
ダメージが大きいのか、すこし大人しくなるイャンクック。そこで姫芽ちゃんは『音爆弾』を投げた。
ギィンッ!!
爆弾が炸裂して爆音が鳴ると、耳が発達していると言う設定上イャンクックは驚いて怯み硬直する。その隙に全員で攻撃を叩き込む。
すると、
クエスト完了の表示が出る。メインターゲットを倒したことでクリアしたみたいだ。
姫芽『GG』
淳平『対あり〜』
吟子『お疲れ様でした』
小鈴『楽しかった〜』
と、チャット欄に言葉が並ぶ。俺はマイクで話しかける。
淳平『おつかれ〜』
姫芽『お疲れ様でした〜』
吟子『お疲れ様でした』
小鈴『お疲れ様でした!!』
淳平『姫芽ちゃん、これで良かったの?』
姫芽『はい。たまに皆でゲームしたいな〜と思ってたんで〜。嬉しかったです』
淳平『今度は全員でやれるゲーム一緒にやろうね』
姫芽『ありがとうございます〜』
吟子『他にも何かやる?』
姫芽『んっとね〜』
そして1時間半ほどモンスターを狩って一段落し、
吟子『そろそろ私お風呂入りたいから辞めるね。お疲れ様』
小鈴『お疲れ様でした~』
そう言って二人が落ちる。
淳平『2人になったけどどうする? 今日姫芽ちゃんの誕生日だから特別に遅くまででも付き合うよ?』
そう。今日は姫芽ちゃんの誕生日。姫芽ちゃんが一緒にゲームしたいと前にお願いしてきたから、ついでにと吟子ちゃんと小鈴ちゃんを誘ったんだ。
慈「あ~それで今日の誕生日祝い、ジュンは姫芽ちゃんにプレゼント無かったんだ」
瑠璃乃「忘れてたわけじゃ無かったんだね」
淳平「うん。これがプレゼントってことだったんだよ」
姫芽「はい〜。アタシがお願いして……」
すると、
姫芽『じゃあ、2人で本気装備でジンオウガ亜種2頭やりません?』
淳平『いいよ〜』
そしてその日は、夜遅くまで姫芽ちゃんとゲームで遊び、消灯時間を気づいたときには過ぎており、後に寮母さんにバレた時に怒られるのだった
ー 姫芽ちゃん Happy Birthday ー
姫芽ちゃん誕生日おめでとう!
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