蓮ノ空スクールアイドル録   作:松兄

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第97話:蓮ノ空スキー合宿②

1日目が終わり、ホテルで夕食中の生徒たち。先生方のお疲れ様あいさつの後、生徒たちはご飯を食べていると、ステージの方で生徒たちが漫才をしたり、歌ったりと楽しんでいる。

先生たちにもマイクを渡し、歌を無理やり歌わせたり……(先生方は昔の曲がめちゃくちゃ多かった)

 

そして夕食の時間が終わり、同室の亮と部屋でゆっくりしていると、

 

コンコン

 

亮「は〜い?」

 

ドアがノックされ、ドアを開ける亮。

 

亮「あれ、藤島?」

 

淳平「めぐ?」

 

来たのはめぐだった。

 

慈「やっほ、ジュン。梢たちの部屋一緒に行かない?」

 

ん~~と、

 

淳平「分かった。亮、行ってくる……」

 

亮「ん」

 

う〜ん

 

淳平「亮も一緒に行くか?去年さやかちゃんの事応援してるって言ってただろ?頑張れ!って言ってあげれば?」

 

亮「あ〜……大丈夫か?」

 

慈「うん。大丈夫だと思うよ?」

 

そして、俺たちは梢の部屋に向かった。

 

ガチャ!

 

慈「やっほー梢〜!みんなお待たせ」

 

姫芽「あっ、めぐちゃん先輩、淳平先輩〜と、生徒会長?」

 

吟子「えっと……」

 

亮「あ、ごめん。関わりなかったからな。改めて、俺は飯田亮。淳平の友達。ここには生徒会長としてじゃなくてスクールアイドルクラブのファンとして来てるから堅苦しくなくて良いよ」

 

そう言う亮。1年生は少し安心したような感じ。

 

小鈴「分かりました飯田先輩!」

 

姫芽「フランクな人だね〜」

 

淳平「亮は成績良いけど真面目か不真面目かで言ったらやや不真面目寄りだぞ?何度も宿題見せてくれとか言われたし……」

 

亮「おい!?バラすな!!」

 

慌てる亮。

 

姫芽「うわ〜、一気に親近感湧く〜」

 

吟子「駄目ですよ会長!!」

 

亮「すみません……」グスン

 

綴理「こず、りょうに僕たちのライブの感想とか聞いてみない?せっかくだし」

 

梢「そうね。第三者の意見も欲しいところだし……何かあるかしら?」

 

みんなが亮に視線を向ける。

 

亮「って言われてもな……さやかちゃんしか眼に入らなかった……」

 

バシッ!!

 

亮「痛てぇっ!!何すんだ淳平……って、さやかちゃん!?」

 

さやかちゃんは顔を真っ赤にしていた。

 

さやか「そう言う言い方されると恥ずかしですから!!」

 

亮「す、すみません!!」

 

土下座する亮。

 

花帆「なんか、尻に敷かれる旦那って感じ?」

 

さやか「旦那って何ですか!?」

 

亮「旦那……エヘヘ」

 

頬が緩む亮

 

バキッ!!

 

さやかちゃんに殴られる亮。

 

さやか「反論してください!!////」

 

小鈴「生徒会長って、ひょっとしてさやか先輩のこと……」

 

淳平「好きかは知らんけど、1番応援してるって言ってた。推しって奴だ」

 

小鈴「なるほど!さすがさやか先輩!!」

 

さやか「うう…………////」

 

瑠璃乃「ってかさ、さやかちゃんはカイチョー嫌い?」

 

さやか「普通ですよ。嫌う理由はありません。それどころか、周りを盛り上げてくれたりしますから楽しい人だろうなとは……」

 

慈「へぇ~?じゃあさやかちゃん、飯田なんかどう?」

 

さやか「じゃあって何ですか!!まだ飯田先輩のこと殆ど知らないんですよ!?」

 

淳平「脈はあると……」

 

さやか「くっ!淳平先輩を射止められてれば!!」

 

慈「おーっほっほー!!」

 

高笑いするめぐ。

 

――すると、

 

慈「まあ、私が言うのもなんだけど、みんなそろそろ新しい人見つける覚悟は決めなきゃね。大学生や社会人になってからでも良いけどさ」

 

梢「……そうね」

 

綴理「うん」

 

花帆「……………」

 

瑠璃乃「……………」

 

吟子「私の相手はどんな人なんだろう」

 

小鈴「徒町に恋人ができるとは思えないので……」

 

姫芽「アタシは独身で良いかな〜」

 

さやか「…………」

 

――すると、

 

さやか「あやふやになる所でしたけど、ライブの感想は……」

 

亮「って、いわれてもなぁ……正直去年何で負けたのか分からないっていうか……欠点が思い浮かばなかったし……」

 

淳平「今年は?」

 

亮「去年も良かったけど今年は更に良くなってると思う。欠点……かぁ…」

 

姫芽「考えても出てこないってことは思い当たらないってことですか?」

 

亮「うん。悪い、素人で……」

 

さやか「そこは先輩のせいではありませんから」

 

亮「ありがとう……。ねえ、」

 

さやか「はい?」

 

亮「これから普通に話しかけたりしていい?勿論最低限の礼節はわきまえるし、あくまで普通の友達として……」

 

さやかちゃんは考え込むと、

 

さやか「それでしたら問題はありませんよ?宜しくお願いします、飯田先輩」

 

綴理「お〜」

 

謎の拍手が沸き起こる。さやかちゃんは「なんなんですか!!」と、怒るが全く怖くない。

 

亮、頑張ったな……。

 

 

― つづく ―




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