蓮ノ空スクールアイドル録   作:松兄

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第118話:決戦!ラブライブ!決勝大会!!

俺たち蓮ノ空学院スクールアイドルクラブは、いよいよラブライブ!決勝大会が行われる『横浜アリーナ』にやって来た。

 

いよいよ今日、全国の数多のスクールアイドルの頂点が決まる。順番は、最後が蓮ノ空となり、その一つ前に瑞河女子が行う。

 

 

――そして、他のスクールアイドルたちがライブしていき、残すはあと2校となる。

 

アナウンサー『さあ、いよいよ大詰め!ラブライブ!決勝大会も、残すところあと2枚となりました!勝利の女神、スクールアイドルの女神は、いったいどの学校に微笑むのか!』

 

アナウンサー『それでは間もなく、次の学校のパフォーマンスが始まります!皆様、もうしばらく、お待ちくださいませー!』

 

泉「さて、いよいよだ」

 

セラス「どうしよう………わたしのほうが、ドキドキしてきた…………」

 

泉「無理もないさ。この熱気だからね」

 

2人が話していると、そこへ―――、

 

花帆「泉さん」

 

花帆がライブ前に二人に会いにやって来た。花帆にとって、この2人は特別なライバル。それに伝えたいことがあった。

 

泉「やあ。先輩として、なにか心構えでもくれるのかな?」

 

花帆「……………あのね。あたし、泉さんの出てる配信、いっぱい見たんだ」

 

泉「へえ?」

 

花帆「そしたら―――、すごいんだね、泉さんって!」

 

泉「うん?」

 

予想と違う反応に戸惑う泉。

 

花帆「なんでもすぐにできちゃって、なんていうか、歌もダンスも上手で、すっごく花咲いてて………!だからね、そんな泉さんと一緒のステージに立てるの、嬉しいよ!」

 

泉「おや」

 

セラス「だから言ったでしょ、泉」

 

泉「確かに、これは」

 

花帆「?」

 

泉「いや、なんでもない。そうか……嬉しい、か。そんな風に言ってもらえたのは、初めてだよ「」

 

泉「花帆先輩。きょうは悔いのない戦いをしよう」

 

泉は、花帆に手を差し出した。

 

花帆「うん!一緒に、楽しもうね!」

 

花帆はその手を取り、握手を交わす。すると、瑞河の番がくる。

 

泉「さ、それじゃあ。行ってくるよ、セラス」

 

セラス「うん。ね、泉。叶えよう、わたしたちの『夢』を」

 

泉「ああ。踊るよ。あなたの『夢』のために」

 

 

 

そして―――、瑞河の、泉のパフォーマンスが始まる。歴代の優勝グループを下手をすれば凌ぎうる圧倒的なパフォーマンス。『勝ちたい』。その想いが伝わって来る。

 

 

そして、瑞河のパフォーマンスが終わると、会場からは今日1番の拍手が飛び交う。

 

――だが、蓮ノ空にはビビった人間は居なかった。

 

花帆「すごい………すごいステージだった……!ほんとにすごいよ、泉さん…………!」

 

花帆は「よし!」と、気合を入れなおす。

 

花帆「いよいよ、次はあたしたちの番、だね!」

 

慈「ここで、じゃ〜ん!」

 

皆が取り出したのは、とある言葉が書かれた、それぞれのユニットカラーのリボン。俺はそれを腕に巻いている。

 

その言葉とは――、

 

綴理「『今この瞬間を大切に』!!」

 

花帆・さやか・梢・瑠璃乃・慈・吟子・小鈴・姫芽・淳平『今この瞬間を大切に!!!』

 

姫芽「アタシは、勝つために〜!」

 

小鈴「力の限り!今をがんばります!」

 

吟子「金沢の伝統を、世界に伝えるために」

 

瑠璃乃「勝てたら最高に楽しいじゃん!」

 

さやか「皆さんの期待に応えてみせます」

 

慈「私たちがいちばん!」

 

綴理「ボクたちは、スクールアイドルだ」

 

花帆「みんなで、花咲きましょう!」

 

梢「夢を、叶えましょう」

 

全員『今、この瞬間を大切に!』

 

全員『Bloom the smile! Bloom the dream!』

 

淳平「行って来い!!」

 

全員「おー!」

 

 

そして始まる、蓮ノ空のパフォーマンス。先程の瑞河にも匹敵しうる最高のパフォーマンス。だが、瑞河と違う点は、伝わって来る想いが、『楽しい!!』それが前面に伝わって来る。

 

全員が、パフォーマンスを楽しんでいる。その気持ちが、会場中に伝播していく。

 

 

―――そして、蓮ノ空のパフォーマンスは終了し、会場に瑞河に勝るとも劣らない大歓声が沸き起こる。

 

淳平「よし!!」

 

そして、舞台袖に戻ってくる皆。あとは集計結果を待つだけだ。

 

アナウンサー『お待たせしましたぁー!すべてのステージが終了し、そしていよいよ、結果発表のお時間となります!全国、スクールアイドルの頂点に立つのは、いったいどの学校か!』

 

アナウンサー『それでは参りましょう!まずは、5位から!』

 

小鈴「か、徒町………このプレッシャーに、息が絶えそうです…………!」

 

さやか「し、しっかりしてください!」

 

アナウンサー『次は、第4位!』

 

瑠璃乃「まだ名前呼ばれないってことは……!?」

 

姫芽「もしかしたらもしかしたら〜〜!」

 

アナウンサー『第3位!』

 

吟子「また、違う………!これで、あと2校…………!」

!

 

花帆「……………!」

 

アナウンサー『そして、なんと第1位と第2位は……、会場、ネット投票の合計が全くのイーブン!同率1位で、最後に同時に発表となります!』

 

慈「えっ、まじ!?」

 

綴理「どきどきだ〜」

 

梢「……………」

 

アナウンサー『なんと、第1位が2校!同率1位は、【蓮ノ空学院スリーズブーケ、DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!】そして、【瑞河女子高等学校Edel Note】だーー!』

 

アナウンサー『本年度のラブライブ!全国大会決勝は!前代未聞!空前絶後のプレーオフ!!後日改めて、この2校での決戦となります!!』

 

花帆『えっ!?』

 

セラス「………っ!」

 

泉「まさか、そんな……」

 

梢「プレーオフ……!」

 

小鈴「まさか、まさかです!」

 

慈・瑠璃乃・姫芽「「「そんなことあるんだ………!?」」」

 

花帆「ええええ〜!?」

 

― つづく ―




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