蓮ノ空スクールアイドル録   作:松兄

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第121話:放っておけない

淳平が瑞河での会談から帰ってきて、瑞河の現状を知らされたスクールアイドルクラブ。

口では「なんでそんなわざわざ強くするようなことを言うんだ!!」と、言ってはいたが当然思うところはある。

 

花帆(廃校………せっちゃん、そんな重いものを抱えてたんだ……)

 

寮の自室で、花帆は暗い顔で寝そべっている。すると、花帆はセラスさんにメッセージを送った。

 

 

― メッセージ ―

 

宛先:せっちゃん

 

花帆『せっちゃん、こんばんわ。花ちゃんです。淳兄ぃから聞いたよ。そんな重いものを背負ってたんだね………。ねぇ?プレーオフまで少し時間あるし、少しでもいろんな人に瑞河を知ってもらおうよ! 蓮ノ空と一緒に………文化祭、やらない?』

 

 

― ― ― ― ― ―

 

そして翌日、蓮ノ空スクールアイドルクラブは瑞河にやって来た。

 

花帆「やっほ!せっちゃん!」

 

セラス「花ちゃん、大歓迎……」

 

2人が笑い合う。

 

さやか「まったく花帆さんは急なんですから………」

 

慈「ま、反対はしないけどね!」

 

梢「花帆らしいと言えば花帆らしいのかしらね」

 

泉「君たちも来てくれたのかい?」

 

吟子「アタシたちが来たらダメだった?」

 

小鈴「こういう時はライバルでも助けるのが人情です!」

 

姫芽「おっ、小鈴ちゃん良いこと言う〜」

 

綴理「すず、いい子〜」

 

瑠璃乃「でも、文化祭って………」

 

皆が花帆を見る。

 

花帆「うん。たしかにラブライブ!で学校の名前を遺すのもいい案だけど、ちゃんと生徒たちの心にも区切りをつけたほうが良いんじゃないかな?って!そこで思いついたのが……」

 

梢「蓮華祭から思いついたのね?」

 

花帆「はい!」

 

淳平「花帆は凄ぇな……」

 

綴理「さすかほ」

 

セラス「花ちゃんは凄いんです!」フンスッ!

 

何故か得意げに胸を張るセラスさん。

 

花帆「えへへ、そうかな〜?」

 

分かりやすくニヤける花帆。まったく………

 

淳平「じゃあ、取り敢えず瑞河の学校に掛け合うのは生徒会と蓮ノ空の上の人に任せるとして………、役割分担は決めようか。花帆とさやかちゃん、セラスさんはまずは町に『文化祭やります!』って言うビラ配りを頼む」

 

花帆・さやか・セラス「「「はい(分かった)!」」」

 

淳平「慈、姫芽ちゃん、泉さんはPRの動画制作。出来次第アップロード頼む」

 

慈「任せて!めぐちゃんの得意分野!」

 

泉「私は瑞河の映像部分を担当すれば良いのかな?」

 

姫芽「そだね〜。メインは瑞河だから」

 

淳平「セラスさんはビラ配りが一息ついたら綴理とルリちゃんと合流して役所に申請に行ってくれると助かる。思いの強いセラスさんが行ったほうが伝わる」

 

綴理・瑠璃乃・セラス「「「分かった」」」

 

淳平「梢と吟子ちゃんは蓮ノ空の生徒たちや地域の人に協力を呼びかけて。泉さんは動画が終わったら瑞河のOGや地域の人に頼んでくれると助かる」

 

梢・吟子・泉「「「分かった(わ)(りました)」」」

 

淳平「俺は文化祭の会場設営を学校の人たちと一緒にやるよ。なんかこの間ので言うこと聞いてくれるようになっちゃったから(笑)」

 

泉「まあ、あれだけの技術と統率力を見せればそうなるだろうね」

 

花帆「じゃあ、みんなで準備を始めましょう! 勿論、空いた時間でプレーオフに備えた練習は各自ちゃんとやること!」

 

蓮ノ空・瑞河『『おー(はい)!!』』

 

 

そして、蓮ノ空と瑞河の合同文化祭に向けてのスタートが切られた。

 

 

― つづく ―




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