全国のスクールアイドルやファン皆に呼びかけ、その要望をラブライブ!運営に提出すると、「議論するので3日猶予が欲しい」ということだったので、俺たちは3日間の間、プレーオフに向けての練習をして過ごしていた。
そして、今日が約束の3日後。今、部のパソコンにラブライブ!運営からのメールが届いた。
綴理「かほ、かほ。はやく、はやく」
花帆「は、はい!それでは、メールを開き……ます!!」
花帆はメールを開く。
花帆「えっと、プレーオフは……予定通りに行う…………。ただし、もう一方の出場校である蓮ノ空学院が認めるなら…………」
姫芽「認めるなら〜!?」
花帆「特例により、"セラス柳田リリエンフェルト"の、参加を認める―――!!」
花帆「……や!」
スクールアイドルクラブ『やったあああああ!!!』
―――同時刻、瑞河女子にもメールが届いていた。
セラス「っ!泉、わたし――!」
セラスは、"信じられない"と言う気持ちになっていた。――ただし、それはこれ以上ない喜びの感情からだった。
セラス「こんな日が、本当に来るなんて………」
泉「ああ。おめでとう、セラス」
セラス「わたし………………」
泉「…………ああ。本当に、よかった」
セラスがラブライブ!に参加できることが決まり、それから両校はラブライブ!に向けての出発までの日々、必死に練習して過ごした。特に瑞河はセラスが今までパフォーマンスをしていなかったため、泉が細かいところを指導していた。
そして、大会前日―――、両グループは、東京駅前で集結した。
花帆「おめでとう、せっちゃん!」
淳平「うん。良かった良かった」
セラス「本当に、ありがとう……。あのね、花ちゃん。あのね」
セラスの目から、ポロポロと涙が溢れる。
セラス「わたし……なんて言えば、いいか――」
花帆「なんにも言わなくていいんだよ。ただ、笑って、せっちゃん!」
花帆「あたし、せっちゃんの笑顔を花咲かせたかった、だけだから!」
セラス「――っ、うん!」
セラスは涙を拭い、
セラス「本当に、ありがとう!」
泉「さあ、セラス。共にいこう。あなたの夢の、叶う日はもう、すぐ目の前だ」
セラス「うん!」
泉「ここから先はラブライブ!の決勝大会、プレーオフ。あなたたちにはもちろん、返しきれないほどの恩がある」
さやか「けれど、そんなものは、ライブには関係ありませんね」
泉「ああ、そうさ。やるからには、本気で行かせてもらう。3年間、夢を追いかけ続けたセラスが、私の隣に立っているなら」
泉「優勝は、私たちのものだよ」
慈「ふふっ、上等じゃん」
淳平「こっちだって負けねぇよ」
慈「そ、勝つのは私たちだから。3年間駆け抜けてきたのが、そっちだけだと思わないでよね」
笑い合う両者。
綴理「楽しみにしてるよ。きみたちのステージ。――ボクたちに見せてほしい、きみたちの持つ……トクベツなきらめきを」
セラス「……うん!」
慈「わたしも楽しみにしてる!」
セラス「じゃあ、またね!」
そして、セラスと泉は行ってしまった。
慈「さて、と。」
淳平「いよいよここまでやってきたわけなんだけど……部長から一言。いいか?」
綴理「どーんと」
梢「どーんと、ね。そうね……。思いの丈は、この間のラブライブ!決勝のときにもうすべて、言い切ったのだけれど……。――それじゃあ、改めて」
梢「ここまでこれたのは、この10人だったから。きっと、他の誰とでも、こうはならなかった。今はもう、私の胸には、感謝の気持ちしかないの。今まで、ありがとう、みんな」
梢「――本当に、ありがとう」
すると、
花帆「憧れてた、夢のおとぎ話のような場所」
さやか「花帆さん?」
花帆「今は、こんなにも……目の前に」
花帆「優勝しましょう、梢センパイ!絶対勝とうね、みんな!」
花帆「そして―――みんなで、夢を叶えよう!」
さやか・梢・綴理・瑠璃乃・慈・吟子・小鈴・姫芽・淳平『おー!!』
慈「よーし!これが、泣いても笑っても、最後の戦いだ!」
姫芽「なら、笑って終わりたいです〜!」
淳平「蓮ノ空で培った物を!」
さやか「すべて、出し切りましょう!」
瑠璃乃「それじゃあ……蓮ノ空学院!」
綴理「スクールアイドルクラブ!」
小鈴「今この瞬間を、大切に!」
吟子「Bloom the smile!」
梢「Bloom the dream!」
花帆「Bloom the!」
全員『LoveLive!!』
全員の想いは一つになり、いよいよ、プレーオフが開幕する。
― つづく ―
感想・評価宜しくお願いします!!