蓮ノ空スクールアイドル録   作:松兄

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『105期突入?!』番外編!
番外編:集合!


日本時間、2025年8月1日。

 

――アメリカ、ニューヨーク発。日本、小松空港行きの飛行機内。

 

淳平「ん〜〜っ!4ヶ月ぶりの日本だ」

 

飛行機の座席で、淳平が背伸びをする。

 

慈「梢も綴理も、みんな元気かな。るりちゃんたちは、新しく瑞河の2人が編入と入学したんだもんね……」

 

淳平「ああ。まあ、たぶんセラスさんはそうすると思ったけどな」

 

慈「ま、ね」

 

泉さんは意外だったな。

 

淳平「ほんと、今年もラブライブに出るつもりだったら無敵すぎる布陣だよな」

 

慈「ホントだよ。周りからしたら『何やこの糞ゲー!』って感じだろうね。ま、ラブライブに出ないって宣言して周りは安心してるんじゃない?」

 

淳平と慈が話していると、

 

 

アナウンス『当機は、まもなく着陸します。座席に座ってシートベルトを着用ください』

 

アナウンスが鳴り、シートベルトをして着陸に備える。飛行機は無事に着陸し、日本の石川県へと降り立ち、慈と淳平は4ヶ月ぶりに帰ってきた。

 

 

―――?の家。

 

現在、梢は石川県の音大に通っており、実家を出て綴理とシェアハウスして暮らしていた。

 

ピピッ!

 

梢のスマホにLINEの通知が届き、確認する。――と、

 

梢「? あ、綴理!」

 

綴理「こず?」

 

梢「淳と慈が日本に帰ってきたって。予定が無ければこのあと合流して蓮ノ空に顔を出さないか?ですって」

 

綴理「行く!」

 

梢「じゃあ返事しておくわ」

 

 

 

―――2時間後、金沢駅前。鼓門前

 

待ち合わせした二組。梢と綴理が待っていると、1台の市営バスがバス乗り場に止まった。

 

綴理「アレかな………?」

 

梢と綴理がバスを見ていると、見知った顔。慈と淳平が降りてきた。

 

綴理「!! ジュン!めぐ!」

 

淳平「綴理!」

 

慈「久し振り!」

 

綴理「うん!」

 

梢「2人とも、久し振りね」

 

淳平「ああ。梢も元気そうで安心した」

 

慈「ホントだよ。じゃあ行こっか?」

 

そして、4人はタクシーを拾い、蓮ノ空へと向かっていった。

 

 

 

 

―― 蓮ノ空学院・スクールアイドルクラブ ――

 

セラス「花ちゃ〜ん」スリスリ

 

花帆「も〜、せっちゃんてば」

 

吟子「ホントに花帆先輩には甘えん坊だね」

 

泉「ホントだね。花帆先輩も嫌がらないしね」

 

花帆「嫌なわけ無いよ。大事な友達だもん!」

 

セラス「花ちゃん、女神…!」

 

花帆の眩しい笑顔にセラスは顔を隠して恐れおののく。

 

吟子「なんなん……」

 

さやか「さぁ!今日のミーティングを始めましょうか」

 

花帆「そうだね」

 

瑠璃乃「あいあい」

 

姫芽「よっ!三連華〜♪」

 

―――すると、

 

 

ガチャ!

 

部室の扉が開いた。

 

慈「お〜変わらないなぁ!」

 

瑠璃乃&姫芽「「めぐちゃん(めぐちゃんせんぱい)!?」」

 

綴理「やっほ」

 

さやか&小鈴「「綴理先輩(綴理大先輩)!!」」

 

梢「ごめんなさいね突然」

 

花帆&吟子「「梢センパイ(梢先輩)!?」」

 

淳平「久し振り」

 

セラス「あ、淳平さん。その節はお世話になりました」

 

泉「お久しぶりです」

 

淳平「久し振り。泉さん」

 

こうして、かつてのメンバーと今のメンバーが再会した。

 

 

 

――――――。

 

瑠璃乃「で、なんで突然?」

 

慈「久し振りにみんなに会いたくなって来ちゃった♡」

 

慈がそう言うと、

 

姫芽「アタシも会いたかったです~!めぐちゃんせんぱ〜い(泣)」

 

瑠璃乃「元気そうで安心した」

 

みらくらぱーく!の再会の挨拶は姫芽ちゃんがめぐにしがみついて泣いていた。

 

 

花帆「梢センパ〜イ!」

 

梢「あらあら。甘えん坊ね」

 

セラス「くっ、大人のお姉さん。院友の称号を持ってしても……」

 

梢「セラスさん?」

 

セラス「あ、いえ」

 

泉「セラスは花帆先輩が大好きだからね。花帆先輩を取られたと思ったんじゃないかな?」

 

セラス「泉!」

 

梢「あらあら。セラスさんも中々可愛いところがあるのね。おいで?」

 

梢がセラスさんをギュッとする。

 

セラス「!! この抱擁力……溶ける……」

 

何処ぞのギターヒーローよろしく、ドロドロと溶けるセラス。

 

花帆「わー!せっちゃーん!」

 

吟子「やれやれやわ」

 

スリーズブーケ(+Edel_Note)の再会は騒がしく。

 

 

さやか「綴理先輩。ご無沙汰しております!」

 

綴理「ん。元気そうで安心した」

 

淳平「花帆と2人部長体制はビックリしたけど、よくよく考えたらピッタリだったかもね」

 

さやか「淳平先輩!」ギュッ

 

さやかが淳平に抱きつく。

 

淳平「俺たちが居なくなったあとも頑張ってたみたいで安心したよ」ナデナデ

 

さやか「〜〜♪」

 

小鈴「徒町も頑張りました!」

 

淳平「うん。スクコネの配信見てたよ。本当に成長したね、小鈴ちゃん。成長率は小三角1位だと思うよ」

 

小鈴「! ありがとうございます!」

 

姫芽「いや〜、ホントに小鈴ちゃんは成長したんですよ〜」

 

吟子「ほんと、頑張ってましたから」

 

淳平「うん。目を見れば分かるよ」

 

DOLLCHESTRAの再会は、たしかな成長を見届ける形に。

 

そしてここに、102期、103期、104期、105期スクールアイドルクラブの部員が揃った。

 

花帆「慈センパイは今どこの国に居るんですか!?」

 

慈「今はアメリカを拠点にしてる。でも、もう少ししたらドイツに移ろうかと思ってるし」

 

さやか「ドイツですか。どの辺りに?」

 

淳平「ハンブルグを予定してる」

 

慈「それぞれの国の音楽を学ぼうと思ってね」

 

小鈴「さすが慈大先輩!」

 

慈「えっへん♡」

 

小鈴の言葉に鼻高々と調子に乗る慈。

 

花帆「淳兄ぃ、苦労してない?」

 

慈「っておい!」

 

いきなり現実に戻され不機嫌になる慈。

 

淳平「それがな?意外とちゃんとするようになったんだよ。もっと支離滅裂なことするかと思ったら行動は常識的だし。後は言葉を理解して話せれば大丈夫ってくらいには」

 

吟子&さやか「「うそ!あの慈先輩が!?」」

 

慈「失礼だよ!?」

 

プンスカと怒る慈。スマンスマン。

 

セラス「ドイツですか……」

 

淳平「あ、そういえばセラスさんのお母さんはドイツ人だったね。おじいちゃんとかおばあちゃん居るのかな?」

 

セラス「会った回数は少ないですけど、今も存命です」

 

淳平「そっか」

 

泉「淳平さんの高校時代の話はよく耳にします。正直私なんか足元にも及ばないと思えるくらいでした」

 

淳平「勉強の頭だけだよ。でも、おかげで海外でのめぐのサポートをやりやすいから、この頭を与えてくれた神様に感謝しないとな」

 

吟子「この間のテスト、泉さん2年生1位だったもんね」

 

泉「ああ。でも、大して勉強しない赤点常連生徒に教えて本番で平均点を上回るほど取れるようにする。なんてことは私には不可能だ」

 

花帆「淳兄ぃすごいよね」

 

泉「ああ」

 

褒められてくすぐったいな。

 

さやか「じゃあ、今日の練習は中止しますか?」

 

淳平「いや、久し振りに練習見てやるよ。夜は寮のゲストルームに泊まる予定だからさ。一緒に話そうぜ?」

 

それを聞いたみんなは、

 

 

スクールアイドルクラブ『やったー!』

 

セラス「わー!」

 

泉「ふふっ」

 

― つづく ―




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