よろしければあとがきのところにあるアンケートに回答してくれると嬉しいです。アンケートの締切は18日の夕方5時くらいです。
では、始まります!!
あの後、講堂でライブの準備をしていた俺。時間が近づいてくると、花帆たちが全員揃って到着した。
淳平「おう。お疲れ様……」
梢「えっ、もう殆ど終わってる……まさか淳、あなた一人で準備してたの?」
淳平「ん、おう。だいたい2時間くらい前かな?」
花帆「は!?」
みんなが驚いていると、
淳平「なに、俺が殆ど終わらせたんだからお前らは体力温存できるだろ?その分最高のライブ頼むぞ?」
花帆・さやか・梢・綴理「「「「うん(ええ)(はい)!!」」」」
そして、いよいよスクールアイドル部のライブが始まる。1時間近くに及ぶこの学園祭ライブ。会場は超満員で皆がサイリウムを振って推しのメンバーを応援していた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、スクールアイドル部のライブは惜しまれながらも大盛況で終わった。
梢と綴理が久しぶりに共にステージに立ったことで話題性も上々。そして根強いファンからは歓喜のコメントの嵐。花帆とさやかちゃんも初めての蓮空祭のステージだったがまったく気後れせず、堂々と歌い上げた。
〜 ライブ後・ステージ裏〜
淳平「みんなお疲れ様!!凄くて最高のステージだったよ!!」
花帆「や、やりきったー!!!」
梢「そうね。本当に、やりきったわね。今回は、本当にありがとう。色々と迷惑をかけてしまって、ごめんなさい」
綴理「ごめんなさい…」
淳平「花帆、さやかちゃん。ありがとう。それと、ごめん……。去年、俺にはなにもできなかったからさ……梢と綴理の隣に居たのに……」
花帆とさやかちゃんは顔を合わせる。
花帆「いえ!最高のライブができて良かったです!ねえ、さやかちゃん!」
さやか「はい、本当に……良かったです。綴理先輩も、乙宗先輩も」
梢「……………」
さやか「乙宗先輩……?」
梢「ああ、ごめんなさい。本当にふたりが居てくれたおかげで、私たちは最高のライブができたと思うわ。……ええと」
?……ああ。なるほどね。
淳平「さやかちゃん」
さやか「はい、なんですか?」
淳平「さやかちゃんはこいつのことなんて呼んでる?」
俺は綴理を指さして問う。
さやか「綴理先輩……」
淳平「じゃあ、俺は?」
さやか「淳平先輩……」
淳平「じゃあ…コイツは?」
俺は梢を指差す。
さやか「乙宗先輩……あ、もしかして」
さやかちゃんは気付く。
花帆「えっ!?梢センパイ可愛い!!」
梢「からかわないで!!その、村野さん……良ければ、その……」
さやか「何か照れくさいですけど…。分かりました。"梢先輩!"」
梢「っ!!ええ。よろしく、さやかさん!」
花帆「えへへ……。なんというか……4人チーム!!って感じがしてきましたね!」
ふむ……まあ、言わんとしてることは分かるが……
梢・綴理「「えっ?」」
花帆「え!?違うんですか!?」
綴理「4人チーム、ではないかな?」
梢「そうね。今はもう、綴理は親友であると同時に、ライバルでもあるのだから」
綴理「そうだね。ユニットはユニットのまま。今回は、特別」
さやか「そ、そういうものなんですね」
淳平「まあ、それが蓮ノ空だからな」
花帆「そ、そうなんだ……。ん?え?あれ?じゃあ。わー、強敵だー!めちゃくちゃ強敵だー!一度一緒にやったからなおのこと強さが分かるやつだー!」
今頃気づいたのか……。でも、
淳平「それが花帆の良いところだからな」ボソッ
花帆「?淳兄ぃ何か言った?」
淳平「何も!」
梢「ふふっ、でも私たちだって負けてはいないわ。頑張りましょうね」
花帆「はーい………!」
梢「大丈夫、きっと今回のことで、スリーズブーケとDOLLCHESTRAも、皆に好きになってもらえたはずよ」
花帆「そっかあ。……あ!っていうことは……これはあれですよ、淳兄ぃ、梢センパイ、綴理センパイ、さやかちゃん!!100万人ライブへの第一歩!!」
さやか「おー」
淳平「……今、なんて言った?」
梢「100万人……」
綴理「ライブ?」
花帆「あたしの、このスクールアイドルクラブでの目標です!!」
淳平「なんか、梢よりも目標のスケールがデカイんだけど……」
梢「ほんと……とんでもない後輩だわ」
綴理「うん。でも、さや、かほ。これからも頼りにしてる」
花帆とさやかちゃんは再び顔を見合わせると、
花帆・さやか「「はい!!」」
花帆「じゃあ淳兄ぃ!後夜祭のキャンプファイヤー一緒に踴ろう!!」
さやか「あっ!花帆さん!!」
梢「ずるいわよ!!」
綴理「ボクも……もっと積極的に……」
そして、今年も最優秀店舗賞は、淳平のクラスになり、後夜祭のキャンプファイヤーでは、スクールアイドルクラブの皆と順番に踊る淳平の姿があったという。
ー つづく ー
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