蓮ノ空スクールアイドル録   作:松兄

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第48話:瑠璃乃の特別コーチ

梢の実家の別荘を借りて海に合宿に来た俺たち蓮ノ空スクールアイドルクラブ。

だが、練習をする前に花帆が水着に着替えて遊びに行ってしまったため、俺たちも水着に着替えて砂浜に出る。

 

 

【挿絵表示】

 

(↑淳平の水着イメージ画像)

 

淳平(さやかちゃんは競泳水着、綴理はウェットスーツタイプの水着か……)

 

男の性からか、俺は女の子たちの水着をチラチラと見てしまっていた。

 

淳平(っ!花帆とルリちゃんと梢ビキニじゃん!素晴らしい眺めだ。いや〜眼福眼福……)

 

完全に考えていることは変態そのもの。だがこんな人のいない砂浜に女の子(しかも美少女)5人に男1人の状況ではそうなるなと言う方が無理な話だ。

 

すると、

 

花帆「……ねえ、淳兄ぃからいやらしい視線を感じる……」

 

梢「そうね……」

 

瑠璃乃「ジュン兄ぃも男の子なんだね〜」

 

さやか「わたしは特に感じないんですが……」

 

綴理「ボクも……」

 

瑠璃乃「たぶん水着の種類のせいでしょ……ジュン兄ぃの心に来るタイプじゃなかったんでしょ?」

 

さやか「!! どうしましょう綴理先輩! 急いで近くに買いに行ったほうが……」

 

綴理「善は急げ……」

 

梢「お待ちなさい!!」

 

梢に静止されて渋々引き下がるさやかちゃんと綴理。

 

梢「まったく……淳、ちょっといらっしゃい」

 

淳平「ん? なんだ……?」

 

俺は梢に近づく。

 

梢「あんまりいやらしい目で見ないの。女の子ってそういう視線に敏感なのよ?」

 

淳平「あっ、悪い……」

 

俺は少し反省すると、梢はハァ、とひとつ溜息を付き、

 

梢「気をつけてね?それじゃあみんな、少し遊びましょう。淳、ほら!」

 

淳平「お、おい……///」

 

梢は俺の手を引いて海の中に入っていき、水を掛けてくる。

 

梢「それっ!」バシャッ!

 

淳平「っ!! やったな!!」バシャッ!!

 

そこからは俺と梢が水を掛け合う。それを見ていた4人は、

 

花帆「むむ、梢センパイばっかり!!」

 

花帆は2人に向かっていくと、淳平目掛けて海水を顔にぶっ掛けた。

 

花帆「えいっ!」バッシャアッ!!

 

淳平「うあっ?!しょっぺぇ!!痛え!!」

 

俺が咳き込むと花帆はケラケラと笑う。……やりやがったな……?

 

俺は俯くと花帆の方に歩いていく。

 

花帆「あ、あれ?淳平兄ぃ、怒って……」

 

淳平「怒って……るに決まってんだろうがア帆がァああっ!!!」

 

俺は花帆の顔面に大量の海水をぶっかける。花帆の目に海水が入ってしまい花帆は目をパチパチして海水を出そうとする。

 

花帆「うう〜目が痛い……」

 

淳平「俺だって痛かったわ!」

 

するとそこへ、さやかちゃんと綴理、ルリも参戦してきた。

 

淳平「ええっ!?」

 

梢「みんな!花帆さんの仇をうつわよ!!」

 

綴理・さやか・瑠璃乃・花帆・梢「「「「「それぇーーっ!!」」」」」

 

淳平「ぶわぁっ!!?」

 

俺は海に沈んでいった。

 

 

 

・・・・・・・・うーん

 

淳平「はっ!!」

 

俺が気がつくと、俺はパラソルの下に寝かされていた。それに、なんか頭の下が柔らかい……

 

梢「あら、目は覚めた?」

 

梢の顔が目の前の双丘の間からこんにちはする。これって……

 

淳平「ひょっとして……俺梢に膝枕されてる?」

 

梢「ええ。嫌だったかしら?」

 

淳平「嫌なわけないけど……こういうのはそんな簡単に男にしないほうがいいぞ……?」

 

梢「心配しなくても大丈夫よ。私は淳にしかやらないから」

 

? なんかすごい事言われてるような……気のせいか?

 

梢「……ハァ」

 

淳平「どうした?」

 

梢「いや、目の前のおバカさんに呆れてただけよ」

 

淳平「いきなり悪口言われたよ!?」

 

俺が唸っていると、

 

花帆「あっ、淳兄ぃ起きたーー?」

 

さやか「淳平先輩、すみません!」

 

綴理「ごめん。やりすぎた……」

 

瑠璃乃「ごめん……」

 

はぁ……。

 

淳平「いいよ。そろそろ練習しようぜ?」

 

梢「そうね。淳の意識も戻ったことだし、それじゃあ練習を始めるわよ」

 

さやか「でも、どうするんですか?梢先輩と綴理先輩の2人で、瑠璃乃さんを重点的に見る、とか?」

 

梢「それなんだけど……」

 

梢はとある方向を見る。

 

瑠璃乃「ん?んん……?あ〜!めぐちゃん!」

 

慈「げっ!!」

 

瑠璃乃「花帆ちゃん、さやかちゃん!トューキャーッチ!」

 

花帆「りょ〜かい!」

 

さやか「逃がしませんよ!」

 

そして、2人は慈に襲い掛かった。

 

慈「わ〜っ!?なんなの君たちーーっ?!」

 

そして捕らえられた慈は、みんなのところに連れてこられた。

 

慈「まったく、私は上級生なんだぞ!?」

 

瑠璃乃「めぐちゃんなんでここにいるの!?」

 

慈「そ、それは……久々のオフだし、海でも見に行こうかなーって思ったらたまたま……」

 

瑠璃乃「偶然!?」

 

花帆「そんなわけないでしょ!?嘘だよ嘘!!」

 

瑠璃乃「あっ、そうだよね……めぐちゃんの言うことだから、すっかり信じちゃったよ……」

 

さやか「瑠璃乃さんを騙して、心は痛まないんですか?」

 

慈「ちょっと梢!この2人私にあたり強くない!?」

 

瑠璃乃「でも、じゃあめぐちゃんなんで来たの?」

 

梢「慈はね、私と綴理と淳が呼んだの。瑠璃乃さんの練習を見てもらうために」

 

花帆・さやか・瑠璃乃・慈「「「「ええーーっ!?」」」」

 

慈「ちょっと梢!私そんなの聞いて……!!」

 

梢「仕方ないのよね〜?私にはスリーズブーケで花帆さんを見ないとだし、綴理もDOLLCHESTRAがあるから。」

 

綴理「そうだね。これはしかたない」

 

慈「ぐぬぬぬ……お前ら騙したな〜っ!?」

 

瑠璃乃「めぐちゃん……だめ?」

 

慈「っ!……あーもう!分かったよ!!でも私、1年ブランクあるんだからそこは容赦しなさいよね!!」

 

瑠璃乃「やったーー!!」

 

花帆「むむむ……」

 

さやか「花帆さん、しかたありませんよ。何より、瑠璃乃さんが嬉しそうなんですから」

 

そして、各組に分かれての練習が始まった。

 

 

ー つづく ー




アンケート投票してくださった方々、ご協力ありがとうございます。綴理ちゃんが得票数1票の不人気だったのが意外でしたね。
1位は花帆ちゃんで2位は梢センパイでした。(まあそれでも総投票数がたったの14票でしたが)花帆ちゃんダントツでしたね。

う〜ん、花帆ヒロインルートも考えたほうが良いのかな……。

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