2日目の夜の、この合宿のメインと言って良いキャンプファイヤーが終わり、ホテルに戻った生徒たち。
だが……、
花帆・さやか・瑠璃乃・梢・綴理「「「「「…………」」」」」ゴゴゴゴゴ
淳平・慈「「…………」」ガクブル
ホテルのロビーで、5人が俺とめぐをSE☆I☆ZAさせて般若のような形相で睨んでくる。
怖い…………。
梢「……淳?」
淳「はっ、ひゃいっ!!」
恐怖で噛んでしまった……。
梢「慈が不意打ちでやったのを見てたから、あなたが負う責任は少なめだけど……嬉しかったのかしら?」ニコッ
怖ぇえええっ!! 笑顔が怖い。これ、「はい」って言ったら殺される流れか!?
でも、ここで「いいえ」なんて言ったらめぐが傷つくし……、どうすりゃいいんだーー!!
一方のめぐはというと、
花帆「慈センパイ、言い残すことは?」
慈「なんで死刑宣告受けなきゃいけないの!? みんなだってどうせキスしたことあるんでしょ!?」
さやか「それは……ありますけど」
慈「ほれ見たことか!!」
瑠璃乃「めぐちゃん論点をすり替えない! こういう、嫌でもお互いを意識する状況でキスした事が問題なの。しかも公衆の面前で! あれじゃあ、周りが「ジュン兄ぃの彼女はめぐちゃん」っていう認識になっちゃうじゃんかぁ!!」
慈「てへっ☆ 私ぃ勝っちゃった? ガンッ!! ヒィいいいっ!!」
瑠璃乃「めぐちゃん? ふざけてて良いのかな? 今めぐちゃんの命を握ってるのはこっちなんだよ?」
慈「るりちゃん!? いつからそんな怖い子になったの?!」
めぐの方はもう死刑執行寸前だ。
梢「で? どうなの?嬉しかったのかしら?」
淳平「そ、それは……」
ええい! 覚悟を決めてやる!!
淳平「嬉しかった……です」
梢「………そう」
綴理「………………」
梢と綴理から、雰囲気で感じ取れるほどドス黒い空気が漂う。
こ、怖い………。ガタガタ
すると、
梢「もし、キスしたのが私たちでも嬉しかったかしら?」
へ? そりゃあ……
淳平「まぁ、俺はまだ付き合ってる人居ないしな。梢も綴理もそうだし、花帆やさやかちゃん、ルリちゃんも、皆みたいなかわいい子からキスされたら、そりゃあ男として嬉しいっていうか……////」
梢「………そう、なのね」
すると、梢の纏う空気がパァアアッと、目に見えて明るくなった。綴理や他のみんなも同様だ。
梢「分かりました。それでは判決を言い渡します」
淳平「判決って言ったよこの人!!」
梢「淳平は、今度私たちをたっぷり甘やかす事で手を打ちましょう」
おっ!? 許された!! よっしゃ!!
だが………、
梢「慈は刑を執行。帰ったら私の筋トレメニューを1週間こなしてもらうわ」
慈「ええーーーーっ!? 地獄じゃん!! 死ぬって!!」
めぐの絶望の表情。そうだよなぁ……。梢の筋トレメニュー、男でも音を上げる人が多いほどのハードトレーニングだしなあ……。
梢「分かった!?」ギロッ!!
慈 グスッ「はい……」
めぐはもう涙目で頷くしかなかった。
ドンマイめぐ!!
慈「ぐぬぬぬぬぬ!! ジュンばっかり許されてぇえ!!」
めぐは大変不服そうな表情。だが、みんなに一睨みされて縮こまってしまった。
梢「じゃあ、部屋に戻りましょうか? 明日に備えて早く寝ましょう」
花帆・さやか・瑠璃乃・綴理・慈・淳平「「「「「「はーい……」」」」」」
そして部屋に戻った俺たち。俺が部屋に戻ると、
亮「お、遅かったな?」ニヤニヤ
コイツには刑を執行しなくちゃな。
淳平「亮ーー!!! フォークダンスの時聞こえてたぞ!! 事情分かってるくせに「爆ぜろリア充」って言いやがったよなあぁ!! オマケに見捨てやがってぇえええええっ!!!」
亮「やべ、聞こえてた……? ちょっ、淳ぺ……ギャァアァアアァアアァアアアアアッ!?!?」
そして亮を締め上げて動かなくなったところで俺はゆっくりと布団に入った。
淳平「ん〜、よく眠れそうだ☆」
亮「………………」死〜ん……
部屋の床に屍が1つ転がっていたとさ。
ー つづく ー
亮くんは本当に死んだ訳ではないのでご心配なく!
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