あの子こそ 無自覚ヤンデレ製造機で チートで ヤバイ奴ホイホイの 何も知らないTS逆行少女なのさ 作:maybear
嗚呼。
モット楽シマセテ!
美しい白髪で2つ緑のメッシュが入っていて毛先が桃色に染まっている子が
踊っている・・・踊っている・・・?
踊るようにサッカーをしている!
美しさに惑わされて近寄ってしまえば
緻密なプレーに翻弄される。
神に祈りを捧げ、巫女のように舞っている神々しさに、
其処が舞台だと錯覚させる表現力に、
無邪気によく笑っているその姿に!
嗚呼!
天使のような皮を被った悪魔じゃないか!
小豆色の髪色の少年は、思った。
ああ。
今の俺じゃ、あれは壊せない。
綺麗にも、醜く這いつくばっても。
まるで難解なパズルを叩きつけられた気分だ。
ああ。
でも・・・
解きたい。
俺に叩きつけれられたわけではない挑戦状。
でも!
体内でフツフツと湧く熱。
其の熱につられて走り出す。
お前を壊す!
美しい子と目があってニヤリと笑いアイコンタクトをする。
さあ、挑戦の1ON1だ。
あ。
お兄ちゃんが走り出した。
僕も釣られるように走り出す。
走り出す前、僕は其の子を見て思った。
綺麗だな…ぐっちゃぐちゃにしたいなぁ…!
あんなに綺麗なサッカーは、初めて見た。
一つ一つの動作に品があり見惚れてしまう。
だから、こそ!
ぐっちゃぐちゃに!!
どこに突っかかればいいか
どこにいれば、壊せるかわからないけど…
お兄ちゃんとなら・・・!
美しいドリブルやステップで踏み入ってくる邪魔。
足捌きを鋭く鋭利に入る邪魔。
段々イライラしてくる邪魔。
あ゛あ゛!!
邪魔邪魔邪魔邪魔…
いきなり入ってきてんななんだ!
君らは!!
もう、怒った!
早期決着!頭髪上指!!
スッとあえて腰を落とす。
手で牽制。
ステップのテンポもギアを一つあげよう。
「「!」」
この速さの変化に敏感に気付いたのだろう。
あは♡
どうやら、小豆色の君は受動型なんだろう??
黒髪可愛いボーイは、まだ未熟。
ならば、其の対応力に対応できないほどの変化をもたらせばいいのだよ!
緩急つけて…はい。抜けた!
うん。愉しいぃ〜!!
「ハハッはい。GG。」
ゾクッ!!
無意識に声が急に低くなった。
「君らは何?」
「・・・お前こそ、なんだ。」
「は?サッカーは、面白かったから許そうとか考えたけど…。
何其の態度。まずは、名乗ったら?」
「糸師・・・冴。」
「・・凛。」
「ふーん。っへ?糸師?」
「「?」」
「・・・ねぇお母さんから聞いてない?
今日のお客さんが来るのこと。」
「ああ。たしか…いってたな。」
「きがする…。」
「気がするって…お母さんの話ちゃんと聞かないの?」
「「・・・。」」
「まあ、いいや。其のお客さんが僕のお母さんと僕と弟なの。」
「あと僕の名前は、杜若ツバメ。よろしく。」
「・・・ああ。」
「うっうん。」
「・・・やっぱりお前はなにものだ。」
「え?そこらへんにいる何ら代わりもない只の人間様ですが??」
「そういうこときいてんじゃねえ。
それに、どうかんがえてもおまえはただもんじゃない。」
「ふぇ?」
「俺よりとししたそうにみえるのにむずかしい言葉をつかってる。」
「ふぁあ。」
「・・・」
「ヘケッ」
「やっぱり、うそだったかもしれない。」
「・・・お兄ちゃんのはなしをちゃんときけ!!ツバメ!!」
「凛は、お目々クリクリで下まつげ可愛いな!もう!」
「???」
「困惑してんのも可愛いね!っっって違う!
冴!・・・この世にはこの歳ですーぱー天才児だって居るでしょうよ!」
「いや。おまえはほかのやつとは、ちがう。
だって、俺が(サッカーを)壊せなかったのは、ハジメテだ。」
「きゃ♡ハジメテ奪っちゃった♡
じゃない!壊す??破壊行動でもあるんですの???」
「ちがう。」
「ん?じゃあ、崩す的な意味?」
「そうだ。」
「フスンッ!」
「あーもーまた、凛は、可愛いことしちゃって!」
「???」
「・・・おまえは、かわったやつだ。
けど、サッカーはうまいから、俺とサッカーしろ。」
「そして、俺と凛とツバメ。三人で世界トップ3を…」
「独占?総なめ?したいって?」
「「!」」
「ああ。」
「・・・イ」
「へんじはいらない。これは、もうけっていじこうだ。」
「っはは!何其れ何様俺様糸師冴様かよ。」
「フンッ。しるか。」
「・・・なら、ずっと僕を楽しませてくれたら、いいよ。」
「・・。」
「僕は、ね。楽しみたいんだよ。今回こそは、めいっぱい!」
「ああ。ツバメがたのしすぎてしまうくらい俺らがたのしませてやる。」
「おっおれだって!!」
「あははっ!じゃあ、楽しみにしてるよ。冴、凛。」
「冴、凛!/つばめ〜!」
「「「!
お母さん!!」」」
「もう、おやつの時間だからお家に戻りましょ〜。」
「そうよ。冴!凛!
せっかく、お客様が来てるのにサッカーばっかり!!」
「まあまあ、蓮ちゃん。つばめだって、サッカーばっかりですぐ公園に行っちゃったわよ?」
「も〜紫苑!其れは、つばめくんが気を使ってくれたんでしょう!?
冴と凛が話を聞かずに公園に行っちゃうっていう話を私がしたから。
其れに!あの話を聞いたタイミングで僕も公園に行きたいなんて、普通言わない!
明らかにつばめくん気を使ってくれたじゃない!本当に小1なの!?」
「そうよぉ〜つばめは、7歳。八咫は、6歳よ〜。」
「ほんとすごいわね…。
つばめくんもしっかりしてるけど、やたくんは、彼奴に似てちょっと違うベクトルでしっかりしてるのよね…。」
「ふふふ。すごいでしょ?(ドヤ)」
「うん。紫苑は可愛いね。」
「?」
「って!立ち話してる場合じゃない!
冴?貴方に私、話があるの。」
「「「?」」」
「紫苑がね?偶然見つけてくれたの〜。今日の貴方の白紙の宿題。」
「・・・。」
「おかしいわよね?冴?
だって、公園に行く前に貴方はもう終わったから行ってくる。って言って出てったものね?」
「・・・。」
「冴???」
「あ!逃げた!」
「待って!お兄ちゃん!」
「ツバメ〜捕まえてあげて〜。」
「は〜い!報酬は〜?」
「今日のおやつ半分〜」
「乗ったっ!」
ダダダッ!
ダダダッ!!!
キキーッ!!
「はい!冴捕まえた〜。」
「チッ!おい。ツバメ。何故そんなに早い。」
「こら!冴!つばめくんに舌打ちしない!」
「毎日音楽聴きながら走ってるからかな〜」
「お母さん。おなかすいた。」
「はいはい。凛。家に帰っておやつ食べましょ。」
「家の周りにある美味しいケーキ屋さんのやつだからちゃんと美味しいわよ〜?」
「アリガトウゴザイマス。」
「ふふふ〜凛くん。同い年の八咫と仲良くしてね?」
「ハイ…。」
「あれ?お母さん!八咫は〜?」
「蓮ちゃんの家で待ってるわ〜」
「そうなの!早く帰らなきゃじゃん!」
「冴。貴方は、ちゃんと宿題してからだからね?」
「わかってる。」
「・・・もう。」
「冴〜今やってない宿題って何教科?」
「数学。」
「単元は?」
「確か…フタケタのタシザンヒキザン???」
「そんなとこやってんのね。了解。教えてやんよ。」
「あ?ツバメ、お前俺より年下だろ。」
「冴さん。飛び級制度あるの知ってる???
勉強に学年なんてカンケーないから。」
「ムッ…。」
「マジ・・・?ここまでできてないの???
サッカーIQに全部吸収されたんか???
ここまで酷いとは・・・。」
「・・・。」
「そーよ!もっといってやって!!つばめくん!!」
「冴?24−8=は?」
「・・・?」
「うっそ!・・・しゃーなし。サッカーに置き換えてみるか。」
「よーく聞いてネ?
糸師の冴くんは、24本シュート練をしました。
そして、糸師の冴くんは、8本シュートを外しました。
何本シュートを決めたことになりますか?」
「俺は、そんなに外さねえ。」
「五月蝿え。其処は例だから突っ込まないの。はい。答えは?」
「不本意だ…16本。」
「正解。」
「そんな感じで頭の中でサッカーに変換して考えなよ。」
「・・・わかった…。」
「・・・ダイジョブなのかな〜?
まあ、頑張り給えよ。」
ゴロゴロ〜。
「凛は、可愛いねぇ〜。」
ナデナデ。
「・・・。」
勉強に中、凛は、つばめの手によってドロッドロに溶かされていた!
@人生転換コマンド@
▶糸師凛と冴と知り合いました!
⇒糸師凛と冴がフレンド(仮)登録されました。
⇒✮サイドエフェクト✮
↳糸師凛と冴にサッカー技術習得効率上昇のオートバフが付与されました。
↳効果は、潔世一同様です。
▶称号“糸師家の先生”を獲得しました。
↳今後糸師兄弟の家庭教師になることが決定しました。
↳其れにより糸師家に通う頻度上昇。
↳また、其れにより好感度が上昇。
↳
▶称号“俺の相棒”を獲得しました。
▶称号“色々頼りになる兄ポジ”を獲得しました。
⇒信頼が一定値を超えました。
⇒凛を猫可愛がりしました!
↳凛が溶けました!
↳撫でテクニックが上昇中!
↳其れに伴い、“愛撫”を習得。
︙
脳内操作が行われます。
@しばらくお待ち下さい@
補足:八咫;つばめの弟。詳しくは後ほど。
:蓮;冴、凛の母。
つばめの母、紫苑と親友。其れ以外のことは以下同文。