やさしい世界への転生 作:作蓋
アンケ削除しますがキャラ増やして再開します。
感想、評価できればしてってくださいね。(承認欲求モンスター)
「あー、もう、ヤーダー!!」
コックピットの中で文句を垂れ流しにする超スーパーウルトラすごいハイパー金髪美少女が一人。うん……私だね。何故このようなことになったのかといえば、体感で三分前に遡る…………必要はないな……
うん、素直に今の状況を説明しよう。
いま私は、先日遭遇したナブちゃんに追いかけられている。
雑が過ぎたかな? 正確にはすこし前にこの森から出ようと機体で進んでいたら、昨日出逢ったナブちゃんと同族だろう新ナブちゃんに見つかったり追いかけられる。……といったわけだ。
「KIiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii」
「うるさい、くそやろー!」
生理的に受け付けないから逃げている。だが私はできる男、過去入ってきた場所を目指しつつ逃げているのだ。
関係ないが今の私の自己認識は男でいいのだろうか? まだ私は男のつもりなのだが、身体は女だしどうしたものか。
話が逸れたが私は今も逃げているのだ。運転したことはないが車より難しいであろう人型ロボットでだ。しかも森の中をなっ!! (誇らしげなドヤ顔)
「あっ…………ぶないっ!?」
そんな無駄なことを考え操縦していたから、木にぶつかってしまった。
「いやー、木が目の前に有ったなんて気が付かなかッタナー」
運転中に別のことを考えるのはやめましょう。……事故ります。とまたそれ始めた思考を展開し現実逃避していると。
背後から衝突音と悲鳴が機体を追い抜き、森に響いた。
「KIiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiieeeeeeeeeeeeee」
木が飛んだのだ。落下して当たり前、その当たり前に新ナブちゃんが巻き込まれたのはたまたまだろうが。
兎にも角にもとりあえずは助かったということでこの件は片付けておこう。なにがあっても振り返っては駄目だ。
トラウマ増えちゃう!!
「マスt――」
「嬢ちゃん……依頼だ」
「……そう…………」
国からの仕事を片付け傭兵紹介所に戻った私は、今日も情報を聴こうとマスターに話しかけたが、返ってきたのは仕事だけだった。
「どこ……?」
「四番生産街外れの畑だ」
「そう……また……」
四番生産街クイモノはこの“国”の生産街の一つ、主に食料を作っている場所で食料供給を担っている。
この“国”の人間が纏まっている理由の一つでもある場所だ。
そして今日追加された仕事はそこに住み着いたクズどもを殺す依頼といったところだろう。いつものことだ。これもまた慣れてきた日常。
行こう。
見かけたクズどもを殺しながら移動すること数日、ようやく街が見えてきた。だが今回用事があるのはその手前、外れの畑だから。
クズどもは虫みたいな生態をしているから直ぐに見つかるだろう。苦労はない。
「ヒャッハー! ここは俺達の島だぜぇ!? 置くもん置いてきなぁ!!」
「その機体も置いていくんだなぁ!!」
ほら、湧いた。身の程を弁えないタイプのクズが三人も。
「機体式固形エネルギー弾生成……確認。機体制御システムを
「おーい、どうしたぁ? 黙っちまってよぉー? ビビったかぁー?」
全ユニットテスト完了。
……
「先ずは一発」
油断していたクズどもの中から一人を適当に選び一発、クズはそれをまともに受けコックピットが吹き飛んだ。
「あっ…………まあ良いか。まだ……二人いるし」
「は? なんだそれ??」
「やべぇ、あいつはやべぇよ……」
ただ困惑するクズに逃げ出すクズ、あぁ逃げちゃ駄目だ。嫌だけどクズが最低二人は要るんだから。
機体のギアを上げ脚部と背面の推進用ブースターを吹かす。妙に頭の出来がマシなクズが逃げるから追い掛けなければならない。
弾は無駄撃ちしたくないから接近戦で仕留めにかかる。
「た、たすけ――」
クズに追いつきコックピット部に手を伸ばす。機体を抉り引きちぎりクズを一人確保した。
「なんなんだよぉ!! 何者なんだよお前ぇ!!!」
叫びながら突進して来るクズ。そう、それでいいクズはクズらしく低能であれば良い。
装填。
冷静にメインカメラを狙い、狙撃。体制が崩れたクズも同様抉り出す。うるさい(体制が崩れた)クズも確保、聞き込みに入ろう。
「痛ぇ! 離しやがれアマァ!!」
「いやぁ、でもあんなヤバそうなのの中身がこーんな女だったなんてなぁ」
「黙れクズ」
さっさと殺したい。
「お前らの仲間は? 言え」
それだけがお前らの命綱なのだから。
「は? 言うわけ無いだr――」
殺す。
「で、貴方は言うの?」
これが一番効く。
「わ、わかった言う。言うから殺さないでくれっ!!」
それでいい、クズはそうやって這いつくばりながらこちらの機嫌を取っていれば良い。
「仲間は
「そう……」
「m――」もっもういいだろっ、これ解けよ
次の場所へ。
「まーたー!!」
コックピットの中で絶叫する少女が一人。数時間前の焼き直しといえる状況にいた。
そう、またである。私はまたナブちゃんに追いかけられていた、だが今回はすこし違う、量が、量が多い…………
「KIiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii」
「KIiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii」
「KIiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii」
すこし怒りが滲んでいる甲高い声が響く。耳が壊れそうだ。
方向は間違えていなかったようだ。木の生えていない更地が見え始めた。私は意気揚々と森からd――
「KIiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii」
「うっせえーー!!」
うるせーだまれー。なんだお前らなに言ってんのかわっかんねーんだよ。俺ぁお前らの仲間じゃねぇんだよ!!
………………
おっと学生時代の癖が出てしまった。私、私、私、私、…………よし、オーケー。
なんだろうか、なんて言っているのだろうか? アテレコでもしてみようかな。
「KIiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii」
待ってー置いていかないでー。とかかな? いや、おいゴルァ! 待てよ免許*1持ってんのか。
こんな感じだろう。
「ゴールッ!!」
ナブちゃんの大群を引き連れ森と荒野の境界線を越えた。
それでゲームセットナブちゃん退散! と行くわけもなく森を出てからも追いかけられている。
こんな私の前に一人の、一機の機体が現れた。……マイクをONにしてと。
「そこの人ー、逃げてー!」
とりあえず誰とも知れないあの人が大群に巻き込まれないように警告の意で叫んだ。
「こっちに寄んなー!」
それに気づいた相手は寄るなと返してきた。だが残念、曲がれないしスピードを緩めることもできない。この状態で出来るのは警告ぐらいしかなかったのだ。
もう目と鼻の先という所まで来てしまった。相手方は相当慌てているようでこちらに攻撃を始めた。
真横を弾丸が通り抜けて行く。その事実よりもこれから起きるであろう惨劇を想像し身を震わせた。
「KIiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiieeeeeeeeeeeeee」
とある一体のナブちゃんの眉間に放たれた凶弾が吸い込まれるように当たり、倒れた。
それを見た他ナブちゃんの怒りは相手方に向かい始める。
そうして私は………………
相手方を素通りして逃げた。
「ごめんなさい」
の一言だけを残し尻尾を巻いて逃げた。後悔はあるし申し訳ないとも思う。があっちが悪いから特になにもしない。
私は助かった。
Q:今日は自己紹介でもしてってください。
「この超スーパーウルトラすごいハイパー金髪美少女であるクーラちゃんの自己紹介を聴いていくがいい!」
「クーラ十三歳っ! 好きな物は癒やしの百合百合ニャンニャン空間! …………以上です!!」
A:うるさいですね。
「は? なんだお前?」
A:こ、怖っ。
「おっといけない。テヘッ」
A:情緒不安定かな?
「そう言えば私の誕生日って何時だっけ?」
A:1月1日ですよww
「うん、で? なにか言うことは?」
A:あっ……も、もう時間がないなー じゃサヨナラッ
「あ、ちょっま――――
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