S.S.S.S.I.S.DYNAZENON 作:reclasea
案の定続きは未定です。
ホームルームが終わった後、俺は暦さんと一緒にいた。・・・周りを女子に囲まれてはいたけど。
「ねぇ麻中くん!どこの学校から来たの!」
「彼女はいますか!」
「学生時代の千冬様はどんな方でしたか!」
と、こんな感じでずっと質問攻めされていた。
「ごめん、ちょっと通ってもいい?」
そこに一人入ってくる。あの子は確か初めに発見された男性操縦者の子かな?
「初めまして、麻中さん山中さん。織斑一夏です。よろしくお願いします」
「よろしく、織斑さん」
「よろしくー」
「嫌ー男の人がいてくれて助かりましたよ。お二人が入ってくるまで、視線が鋭くて。針山にいた気分でした」
「だろうね」
この子も大変な思いをしていたらしい。三人で少し話しているともう一人、今度は女の子がやってきた。
「すまない、こいつを借りていっていいか?」
「わかった。あなたは?」
「篠ノ之箒だ。よろしく頼む」
「箒、年上にその態度はないんじゃないか?」
「む、すまない」
「じゃあ、すみません」
ポニーテールの子こと篠ノ之さんに連れられて一夏くんは教室を出ていった。そうしたらまた女の子、しかも別の子がやってきた。
「ちょっとよろしくて?」
「どうしたの?何か用?」
「まぁ!このイギリスの代表候補生である私に向かってなんて物言いですの!」
突然やってきて怒ってるけどなんなんだろう?
「暦さん、代表候補生って何ですか?」
「知らないけど偉いんじゃない?」
「なんてこと!やっぱり男なんて脳が詰まっていないみたい!」
何か話しているとイライラしてくるな。あ、後ろ。
「男なんてやはり私たち優「代表候補生さん後ろ」後ろがどうしたって!って、織斑先生!」
「何を言っているんだ貴様は!」
バシーン!
うわ痛そう。怪獣にも勝てるんじゃないかな?と思ったけど怪獣はすごい能力持っているんだった。
「時間だ。席に戻れ」
「は、はい・・・」
「すまないな、二人とも」
「いえいえ」
「大丈夫ですよ」
「すまない」
篠ノ之さんの口調に似てる気がする。似せてるのかな?
ーーーーー
ーーー
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「そういえばクラス代表を決めるのを忘れていたな」
授業中、織斑先生がそんなことを言い始めた。
「クラス代表って何ですか!」
「文字通りだ。他の高校と基本は同じだが、クラス代表戦に出ないと行けない。立候補者はいるか?」
シーン
誰も手を挙げないか。プレッシャーがすごいんだろうか。
「なら仕方ない。推薦するものはいるか?」
「なら織斑くんを!」
「私も!」
「えぇ、嘘だろ!?」
「じゃあ私は麻中くんを!」
「私は山中さん!」
突然自分達に話が来て驚いてしまう。
「織斑先生、拒否権は」
「ないぞ?」
なってこった。どうしようかな。
「納得いきませんわ!」
突然、教室にそんな声が響く。その声の元を見るとそこにはあの代表候補生さんがいた。
「どうした、オルコット?」
「どうしたもこうしたもありませんわ!」
そこからオルコットさんは日本のことを貶す様な発言をしていく。彼女は自分の言っている言葉の意味が分かっていないようだ。
「なら、一週間後代表決定戦を行う」
その一言を受け、オルコットさんは止まった。さらっと俺と暦さんも巻き込まれているんだよな。
ーーーーー
ーーー
ーー
放課後、教室で男子三人で話していた。
「嫌急に転校とかふざけてるんですかって話だよ。ようやく二年になったのに」
「俺もようやく仕事決まったのに学生からやり直しとかどんな罰ゲームだよって」
「ははは、はは」
訂正しよう、俺たち二人が一方的に愚痴ってるだけだった。
「そういやあの子とはどんな関係なの?篠ノ之さんだっけ?」
「ただの幼馴染ですよ」
「付き合ってたりしないの?」
「いやいや。別に付き合ってる人いますし」
「何だと!」
驚愕している声が聞こえたので振り返るとそこには織斑先生がいた。
「どうしたんですか?」
「どうしたもこうしたもない!あの一夏が付き合ってる?あの朴念仁で唐変木の一夏が!?」
「いやひどくない!?」
仲がいい兄弟だな。
「写真はあるのか?」
「あぁ、もちろん」
そうして俺たちに持ってたスマホを見せてくれる。そこに写ってたのは、
「「ちせ(ちゃん)!?」」
ガウマ隊の、かつて共に戦った仲間であり暦の従姉妹、飛鳥川ちせが光り輝いているような笑顔で映っていた。
「え?え?」
「?どういうことだ?」
織斑家のメンバーは理解できていないようだ。
まさか、あのちせちゃんが織斑くんと付き合ってるとはね。いやー篠ノ之さんも織斑くんのこと好きみたいだし、どうなるのかなー。
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ーー
「まさか山中さんが入ってくるなんて」
部屋でふとそんなことを思う。まさか初恋の人が自分の勤め先に、しかも生徒として入ってくるなんて。あれ以降会えてなかったのに。
「まぁいいか。山中さんに今度こそ思いを伝えるんだ」
そう思いながら私は部屋の電気を消し、明日も厳しい織斑先生としていることができるようにと思いを固め、眠りにつくのだった。
今回のご都合主義!
一、一夏の性格が少し変わってます!具体的には中学生になってから自分に向けられる好意に気づくことができるようになりました。
二、千冬の初恋の相手が暦に、そしてちょっとヤンデレ気味になりました。