「大丈夫?紀子さん」
「あ、はい………私は大丈夫です」
装甲車に揺られた中、倒れそうになった女性────望月紀子を隣にいたタスクが支える。何処か複雑そうな顔でタスクの隣に座るヤオや、紀子の側にいた栗林が不安そうな顔を隠さない。
「隊長………やっぱり私は反対です。この子は帝国で捕まって弱ってるんですよ。それなのに、今回の作戦に同行させるなんて────」
「不肖ながら、此の身も同じ意見です。今回の作戦、『
「俺だって同じ気持ちだ。けどなぁ、本人の意向もある訳だし…………何より連中の誘いを断れば、その緋室さんもどうなるか分からない以上、従うしかないさ」
ドラクル騎士団の一員を名乗るスパロウが語った、セレーティアなる人物からの要求────タスク・アイアスと望月紀子、この二人を連れてくれば帝国に攫われた日本人の一人
その話を聞かされた紀子は、食い気味に同行を求めた。友人でもある冷花が生きているのであれば見捨てたくない、そう叫ぶ彼女に自衛隊は大人しく連れていくしかなかった。
「おい、スパロウ。緋室さんは無事なんだろうな?」
「────さぁ」
「さぁ………って、お前………ッ!」
ロゥリィや栗林、タスクに睨まれたまま同席していたドラクル騎士団の男 スパロウは伊丹の問い掛けに、肩を竦める。殺気立つ一同の気迫を受けても顔をしかめない男は、平然と言葉を吐き出すだけであった。
「私はセレーティア様に言われた内容をそのまま伝えただけです。その緋室冷花という方が無事かは知りませんが、セレーティア様が言うんですから無事に決まってるでしょう」
「………そのセレーティアがウソをついてる可能性は?」
「────は?殺しますよ?」
万が一の可能性を考慮した伊丹の疑問に、スパロウの全身からトゲを刺すような殺気が漏れ出す。タスクやロゥリィが得物を構えていなければ、すぐにでも伊丹を殺さんと迫っていた程の殺気。
「我等が姫君たるセレーティア様を呼び捨てなど…………私以外の騎士団が聞けば、その場で斬り捨てられても可笑しくない所業…………! セレーティア様を呼び捨てにすることが許されているのは、セレーティア様と同じ『ヒドラ』の方々と、偉大なるハイルダイン様以外いない! 気を付けろ、■■■■■■!!」
「そこかよ!?………っていうか、今凄い悪口言われた気がしたんだが」
「ン────失礼、口調が汚くなりました」
明らかに日本語でも特地の言語でもない悪態。それに気付いたタスクだけが不思議そうに、冷静さを取り戻したスパロウに疑問を投げかけた。
「…………お前も、この世界の人間ではないのか?」
「────まさか、そういう貴方も?」
タスクの問いに、スパロウは心底驚いたように目を見開いた。しかし、すぐに落ち着いた様子を取り戻しながら、納得したように目を細める。
「成程、道理で貴方のような存在が現れるわけだ………私達と同じ、『異世界の迷い人』が」
「…………その件に関しても聞きたいことがあるが、一つだけ教えろ。何故、ハイルダインに従う。アイツの目的を、お前は知ってるのか」
「────だからこそ、ですよ。銀の英雄殿」
怪訝そうなタスクを前に、スパロウは顔色を変えない。何を当たり前な事を、とでも言わんばかりの堂々とした態度でスパロウは答える。
「我々は、龍を、『厄災』を滅ぼす。それこそがハイルダイン様の、我々の悲願。その完遂の為であれば、我々は命すら惜しくはない」
「…………奴が他人を改造してると知った上でも、そう言うのか?」
「我々を心配しているのですか?それこそ筋違いだ、私達は望んでハイルダイン様に従っている────そういう善意の押し付けは、止めていただきたい」
自信に満ちた拒絶、それが嘘偽りのないものだと理解したタスクは「ならいい」と静かに頷き、口を閉ざす。互いに睨み合う空気に居心地の悪さを感じた伊丹は、話を戻すことにした。
「その、セレーティア「は?」………様って人が、嘘言ってる可能性はないのか?アンタには悪いけど、敵対関係の相手の発言を鵜呑みにするのは難しいんだよ」
「…………それはそうですね。ですが、心配は御無用。セレーティア様は麗しき姫君、策謀を働き他者を欺くような真似をするような御方ではありません。あの御方の御心は、あらゆるものへの慈悲と癒しに包まれているのですから。
あの御方の発言が嘘であるというのであれば、私は喜んでこの命を捧げましょう。セレーティア様と、ハイルダイン様に誓って」
心の底から心酔するように語るスパロウ。この様子からしても、虚偽が見られないことは明白だった。神の信徒としての経験が深いロゥリィやヤオから見ても、嘘の気配は感じないと思える程に。
「────さて、着いたようですね」
ふと何かに気付いたように動いたスパロウが、車から飛び降りる。おい、と声をかけようとした伊丹は同伴していた装甲車が停止していることに気付き、眼の前にそびえ立つ巨大な建造物を目にする。
「ようこそ、皆様。我等が主、セレーティア様の城へ」
真っ黒な城壁に囲われた城。それは要塞と呼べるほどに大きく堅牢であり、一種の国ではないかと思わせる程の重圧感を感じさせていた。
自衛隊の部隊が着いたのは、その城壁の入口前。障害物のない草原を背に、装甲車から降りた伊丹やタスク達を出迎えたのは、巨大な城だけであった。
「ッ!」
「どうした!? タスク!ロゥリィ!」
「…………居るわねぇ、大勢」
咄嗟に反応して獲物を身構えるタスクとロゥリィ。そんな二人の警戒心に反応するかのように、城壁から複数の人影が現れる。黒い装備に身を纏う兵士達、明らかに異質な雰囲気を伴う数人が此方を睥睨していた。
────一瞬にして、スパロウは城壁の上へと移動していた。彼は礼儀正しい姿勢で手を広げ、タスク達を見下ろし、告げる。
「我等ドラクル騎士団、貴方達を歓迎しましょう」
◇◆◇
「────貴様がタスク・アイアスだな?」
城壁の上に立つ人影の一つ────黒い戦装束に身を包む男が、低い声で問い掛ける。明らかな視線を感じ取ったタスクは装備した大剣を背中に仕舞い、答える。
「ああ、俺がタスク・アイアスだ。そう言うお前は?」
「────ドラクル騎士団総長 アルザーク。指定した日本人 望月紀子は何処だ」
「俺の後ろにいる、彼女だ」
「…………フム」
チラリ、とタスクの後ろに隠れる────というより、タスク庇っている────望月紀子を見下ろす。僅かな沈黙を貫くアルザークだったが、静かに口を開いた。
「………本人らしいな。良いだろう、お前達が探している日本人に会わせてやる」
「っ!?彼女はここにいるのか!?」
「如何にも。その為に、呼び出したのもある」
混乱に包まれる一同。だが、その空気は安堵に近しいものであった。スパロウの話では、場所しか分からないものかと思っていた。しかし、本人がいるというのであれば、何とか助け出せるかもしれない。
────ただ一人、怪訝そうな顔で考え込むタスクを他所に、自衛隊の面々は既にやる気に満ちていた。
「なら話は早いよな。さっさとその子と対面させて貰わないと────お?」
呑気な口ぶりというより、早く保護しようと思っているらしく率先して歩き出した伊丹。そんな彼を、ロゥリィが無理矢理引き止めた。襟首を掴まれ、足を止められた伊丹がバランスを崩した瞬間、
────彼の足元に、槍が突き刺さっていた。冷や汗を滲ませた伊丹は「………なんで?」と困惑し、それを投擲したであろうアルザークを見返した。
しかし、アルザークは平然とした態度で事実を突き返す。
「誤解を正そう。この城に入れるのは、タスク・アイアスと望月紀子の二名のみだ。それ以外の人間の立ち入りは許可しない。もし、この警告を無視して侵入した場合、我々は一切の容赦なく排除を実行するつもりだ」
「………二人だけで入れろって言うのか!?そんなの俺達が納得すると思ってんのか!?」
「貴様らの許可が必要か?これはセレーティア様のご意向、決定事項である────逆らうのであれば、此方も考えがある」
そう告げたアルザークが腰に備えた剣に手を添える。その動きに応じた数人、竜面の兵士達が武器を身構え、殺気を剥き出しにしていく。咄嗟に銃を構える自衛隊を見下ろしたアルザークは、冷徹な言葉を紡ぐ。
「必要なのは、二人だけだ。それ以外を殺す」
「………総長、不用意な殺戮をセレーティア様は喜びませんよ」
「必要な殺戮だ。セレーティア様の為にも、日本人だけは無傷で保護しなければならないからな。────決断の余地はない、セレーティア様がお待ちだ。早く引き渡せ………コイツらも私も、気は短くない」
殺気が増していく状況に、動き出したのはタスクであった。紀子を庇うように連れながら、両手を挙げてアルザーク達に呼び掛ける。
「分かった。大人しく従う、だから皆に手を出さないでくれ」
「タスク………!」
「ごめん………けど、今は従ってくれ。緋室さんの身柄も掛かっているんだ。大丈夫、紀子さんは俺が必ず守ってみせるから」
食い下がろうとした伊丹に、タスクが一瞬アイコンタクトを取る。理解した素振りを見せることなく悟った伊丹は、渋々と言った感じで納得したように見せた。
「………紀子さん、俺から離れないでくれ」
「は、はい………」
紀子を庇い、警戒しながらタスクは城塞の扉の中へと歩いていく。二人が入ったのを確認した瞬間、開かれていた扉は勢いよく閉ざされた。
「────さて、自衛隊諸君。貴様等には悪いが、ここから大人しく帰って貰おう」
「っ!何だと!?」
「待機するのであれば、草原の向こうの森にある街ですればいい。少なくとも、この草原から見える範囲での待機は許可しない。目的の二名は丁重に扱う、貴様等も賢明な判断を期待する」
「……………撤退するぞ」
大声で反発する自衛隊の一部を鎮め、伊丹達は不服と言わんばかりの態度を隠さず、背を向けて帰還を始めた。その様子に満足した兵士達であったが、ただ一人アルザークだけが疑り深く睨み続けていた。
◇◆◇
「────よし、予想通り。………作戦通り部隊を分けて、行動する」
「目標は三つ。一つは、監獄内部に存在する『工場』の破壊。二つ目はタスクや望月さんと合流、そして内部にいるであろう緋室さんの保護。三つ目────セレーティアとドラクル騎士団の制圧だ」
「部隊は五つに分ける。皆も其々に分かれて行動して貰う。無論、貴様もだぞ。伊丹二等陸尉………今更及び腰になっても駄目なものは駄目だ」
「分かれた部隊は其々、監獄内部への侵入を実行して貰う。無論、堅牢で厳重な警備の城壁を掻い潜るには囮が必要になる。全ての意識が、一つに集まる程の大きな陽動が」
「────頼めますかな、ロゥリィ殿」
◇◆◇
「なぁんで、私一人だけなのよぉ………」
ポツンと、呟くロゥリィはたった一人だけで城壁へと近付いていた。堂々と広がる草原を歩いていく彼女の存在に気づいた兵士達が動き出す。露骨な敵意とさっきを剥き出しにした竜面の兵士の数人が武器を持って降りてくる。
愚痴を零すロゥリィだったが、目の前に迫る兵士達を気にする素振りもなく、溜息を漏らす。
「まぁ、こういうのが私の役回りってのかしらねぇ」
「────おい、ガキ」
剣を片手に集まる兵士達。自分を囲む竜面の兵士に気付いたロゥリィは手にしたハルバードを肩に乗せ、笑顔で呼び掛ける。
「………あぁ、丁度イイとこに来たのね。扉、開けてくれるぅ?」
「ここはお前みたいなガキが来るような場所じゃないんだよ、さっさと消えな」
「へぇ、なら消してみたらどぉ?」
「……………よくいるんだよな。お前みたいに舐めたクソガキが、どうなるかもよく覚えてるもんだ────ッ!」
苛立ち混じりに、竜面の兵士 その一人が剣を振り上げる。その男の腕は、ロゥリィが振るったハルバードの一撃で消し飛んだ。ここで悲鳴を上げて悶え苦しむ光景を考えていたロゥリィであったが、現実は思ったものとは違っていた。
「────ッ!」
片腕を消し飛ばされた兵士が、もう片方の手に短刀を握る。痛みに苦しむ素振りすら見せず、的確にロゥリィの胸────心臓を抉るように、深く突き立てんと突き出す。しかし、ロゥリィはそれよりも早く、兵士の身体を真っ二つに斬り捨てた。
(………驚いたわねぇ。痛みを感じてるはずなのに、殺すことを優先してた。まさかコイツらも、ディーンってヤツと同じ『竜人』なのかしら?)
ロゥリィは目の前に並ぶ竜面の兵士達へ一切の容赦もなく、攻撃を繰り出していく────そんな彼女の推測は、おおよそ当たっていた。
『竜人』としては下位の存在。謂わば量産型と呼ぶべき者達、それこそが竜面の兵士達。目の前に群がる敵を前に、ロゥリィは純粋に感心するしかなかった。
彼等に宿る感情に、恐怖はない。あるのは自分の命を捨てでも相手を殺すという煮え滾る戦意。それはロゥリィ・マーキュリーに認めさせるには十分なものだった。
「────待て」
不意に、兵士達を呼ぶ声が響く。慌てて振り返った彼等は、自分達を呼んだ存在を理解して、身体を震わせた。
「あ、アルザーク総長!!」
「────城内に鼠が入り込んだ。お前達は他の騎士団に従い、奴等の相手をしろ────そこの亜神は俺が殺す」
有無を言わさぬアルザークの言葉に、兵士達は反論することなく走り出す。逃げ出した兵士達の背には、ロゥリィと戦った時にはなかった恐怖が滲んでいた。
「………随分と派手にやってくれたな、ロゥリィ・マーキュリー。陽動にしては、過剰すぎると思うが」
「ふぅん、もう気づいてたのねぇ」
「忠告はしてやった。それでも侵入したのだ、どうなるかは分かっているだろう。無論、貴様もだ」
アルザークはそう告げると、腰に備えた剣を抜いた。両手に付けた手袋を整え、アルザークは剣を振り上げる。
「我等『ドラクル騎士団』は、敵への容赦は一切しない。ハイルダインとセレーティア様の為に、すべての敵を皆殺す。
────『
直後、アルザークの全身から紫色のガスが噴き出す。霧のように包まれた紫の霧は、内側から切り裂かれたことで払われる。
────現れたのは、悪鬼のような異形。この場の自衛隊が一人でもいれば、それが落武者のようなものだと。重厚な鎧のような外装に身を包み、全身から紫色の怨念のようなガスを纏い、アルザークは刀剣を振るう。
「今一度、名乗ろう。我が名は『殺戮将』アルザーク、全ての龍を滅ぼす────ドラクル騎士団総長だ」
◇◆◇
「パパ、大丈夫?」
「いたた………まぁ、何とかな」
セレーティアの居城へと侵入したその先で、伊丹はテュカと二人っきりになっていた。元々は他の自衛官達と一緒であったが、仕掛けられていたトラップに巻き込まれたテュカを庇い、二人は一緒に行動していた部隊と離れ離れになってしまったのだ。
「それにしても………ここは?」
「分からない、けど………さっきまでの場所とは違う。まさか、ここが『監獄』?」
「────ほぉ、驚いた。まさかそれも知らずにここに来たのか?」
突然背後から響く声。
咄嗟に振り返ると、薄暗い部屋の片隅で一人の男が座っていた。布切れで全身を隠したその男は、伊丹とテュカを見るや否や、笑みを零す。
「ようこそ、お二人さん。この薄暗い監獄────そして、誰もが恐れる『竜の工場』へ」
「………『竜の工場』?何それ?」
「待て、それよりアンタは何者だ」
「オレは………そうだな、ミラとでも呼ぶがいい。この薄暗い監獄に封印…………いや、閉じ込められた────罪人、その一つさ」
男はそう言って、布を剥ぎ取った。不気味なほど薄暗い蒼い瞳を持つ白髪の男性。彼は自分自身を嘲笑うように、そうつぶやくのだった。
男、ミラに警戒していた伊丹は僅かに警戒を緩め、言葉を問い掛ける。彼が完全には敵でないと判断できたからだろう。
「………詳しく教えてくれるか?……ここは『監獄』の何処なんだ?」
「地上にあった城、アレは連中の居城。帝国の奴等が言う『監獄』は、その地下にあるのさ。ここはその第二階層…………安心するがいい、ここはオレが見つけた安全地帯。騎士団の連中には見つけられんさ」
つまり、今自分達は城の内部────その地下にいるということになる。静かに納得した伊丹の隣で、先の言葉が気にかかっていたであろうテュカが疑問を問う。
「アナタ、罪人って言ったよね………何をして捕らえられたの?」
「ククク………この監獄での罪人なぞ、言葉通りの意味ではないさ。帝国への反逆、或いは不穏因子として定められた者が、この『監獄』へと送られている。無論オレも、捕らえられる謂れはないと思うがね」
肩を竦め、そんな調子で語るミラ。嘘はついてないと思った伊丹はテュカとこれからどう動くべきか話し合おうとした、所でミラに声をかけられた。
「…………アンタ達は、『工場』を壊す気か?」
「どうして、そう思う?」
「錠も無しで『監獄』に来た人間なぞ、それ以外あるまい。この『監獄』の内情を知るのはオレだけだ。手を貸してやらんこともないぞ?」
「────何が目的だ?」
唐突にそんな事を言われ、警戒心を露わにする伊丹。しかし、ミラは臆する様子を見せず、淡々と告げた。
「決まっている。オレは自由になりたい」
「…………」
「俺にはやるべきことがある。その為には、この地下の監獄は退屈で、窮屈だ。オレは見る目だけはある、お前達と協力すれば、この監獄からの脱出も容易い………そう思ったのさ」
「………分かった。手は組むが、下手な真似をしたら後ろから撃つ」
「クク、賢明で何より。お互い、協力し合おうじゃないか」
そう言い、伊丹はミラと握手を交わした。その目は未だ全てを信用してないと言わんばかりに猜疑に満ちている。ミラはソレを見透かしたかのように、更に笑みを深めた。
「そうそう、『工場』を破壊するには最下層までいかねばならない」
「………?最下層に工場があるのか?」
「いいや、そこに『工場』を動かす核がある。それを破壊すれば、『工場』を完全に使い物に出来なくできる。だが、最下層に行くには警備が厳重な四階層………『工場』を抜けばならん。オレも多少は動くが、お前達にも動いてもらうぞ?」
敵陣を突破する、とミラの言わんとすることを理解した伊丹は心の底から溜め息を漏らす。いつものように、帰りたいなぁと面倒くさそうに全身から力を抜くのだった。
ドラクル騎士団
ハイルダインが殲滅力と強さで選び抜いた十人の
騎士団の全員が竜人であり、一般兵は大した能力はないが、再生力と耐久性が目立つ。その一般兵を統括する騎士が総長を含め、六人おり、六人全員がヒドラのように特殊な竜の力を持つ『竜人』である。
ハイルダインが選抜した組織であり、今現在はセレーティア直属の部隊として活動しているが、本来の役割は違うものであり、とある条件で集められた者の集まりだとされている。
………割とペースを上げないと話が進まん気がする(遠い目)