ようこそ主要キャラのいない教室へ   作:ウィングゼロ

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8月『無人島試験』前編

 

 

青い空、眩しい太陽、そしてどこまでも広がる青い海

入学してから四ヶ月が過ぎ自分の学年は豪華客船に乗り夏休みを満喫していた。

 

原作でも思ったことだが学生のために豪華客船を貸し切りとは、いったいどれだけの市民の血税でやっているのか民衆にバレたら反乱待ったなしだと思う今日この頃、自分は船上のデッキに備えられた椅子に体を預け、美味しいジュースを片手に南国気分を満喫していた。

 

リーダーを始め仲のいいクラスメイトから船上にあるプールで遊ばないかと誘われたがやんわりと断った。

 

残念そうな顔をされたがこればっかりはしかたがない。

なんせこれから起こる試験のために無駄な労力は使いたくなかったから、この豪華客船の旅で起こる2つの特別試験……『無人島試験』と『十二干支試験』は言わば稼ぎ時といえる内容だからしっかり稼いでおかないといかない。

既に頭の中ではどう動くかの戦略は立てている。後はその時を今か今かと待っていると船に島を周回するアナウンスが鳴り響き、自分も動き出すことにする。

 

アナウンスに釣られてみんな島を眺めている中、一部一悶着しているようにも見える。大方プライド高い元Aクラスとどん底なCクラスかDクラスが揉めているだろう頼むから喧嘩沙汰にはしないでね。試験に影響されたくないから

自分が到着した時点ですっかり最前列で見れる場所は確保されているので遠目で見るしかないのだがこの時のために事前に双眼鏡を持参したので、それを使って島の地形を把握する。

 

デジカメとか理由があれば持ち込みOKとのことだったし、船上で見える風景をよく観察したいからと言って持ち込んだ。

そもそも無人島に持っていかなければいい話だから、この時点で双眼鏡を持っていても注意はされないので有効に使わせてもらう。

 

そうしてまたアナウンスが流れ、ジャージに着替えるため各々が割り振られた船室に向かい。しばらくしてから無人島に降り立った。

 

 

 

そうして無人島の浜辺で集められて、ここで特別試験の内容が発表され自分のクラスもだが他のクラスも動揺していた。

……試験内容は原作と変わりなしで違うとすれば坂柳が存在しないことから元Aクラスは300ポイントでスタートするということ

 

試験内容が言われ各クラスに別れ説明をされた後。誰がこの試験のリーダーになるかと話し合いになりそうになるが、クラスリーダーが取りあえず浜辺で日差しが暑いから腰を落ち着ける場所まで移動しようとのこと

こちらとしてもそれが好都合だから、ここからは自分が先導すると言って森の中へと入っていく。

因みに元Aクラスも同じなのか移動する雰囲気だったが、CクラスとDクラスはその場で話し合い……基揉め合っていた。頼むから騒動はおこさんでくれよ。

そうして自分先導に迷いのない足取りで辿り着いたのは洞窟。そう原作では葛城率いるAクラスが拠点として使っていた場所だ。

ここなら日差しから守ってくれるから熱中症対策として一番適しているといえる。

 

どうして迷うことなくここを見つけられたのかとクラスリーダーが訪ねると自分は簡単に葛城が言ったように無人島の周りを回っていたときに見つけたと言ってクラスメイト達に納得してもらった。

 

そしてここに拠点を構えることを満願一致で決まり次はこの試験でのリーダー決めだが……ここは自分が自薦した。

 

みんなから驚かれたがこうすることでこの試験を最大限の結果で終えることができるはずだから、なんとか全員を説得して早速動き出した。その結果、この試験で使える300ポイントで必要最低限の物を買い、最小限の出費で抑えつつ。拠点と周辺にあった認証装置7台に認証することができて出方は上々と呼べる結果になった。

認証装置については8時間ごとに更新しないといけないから寝静まる深夜も含め、その都度自分が向かって1日で大体24ポイント手に入る計算だ。更に範囲を広げれば更にポイントが手に入るだろう。

試験にたいして色々と考察しつつ1日目が終了し翌日の9時頃になって他のクラスの状況もわかってきた。

 

Bクラス(元Aクラス)

どうやら原作でのBクラスの場所に拠点を立てて着実に動き出しているもよう。

 

Cクラス(ヤンキークラス)

日陰のある拠点を確保したが、リーダー決めで一悶着あったもよう。今は時任という生徒が取り仕切っている。

 

Dクラス(不良品クラス)

開始してからも永遠と言い争っていたからか熱中症で5、6人ほど倒れたとか拠点という拠点もなく、まともに機能していない

 

B、CはともかくDは終わってるじゃねえか

 

 

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